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6/27週で気になった未訳ジャーナリングRPG/ソロRPG/TRPG/LARP

ノマチ・イネムリ

毎週月曜日にウェブ検索やらTLを眺めて、メモっておこうと思ったのをまとめております。これらの気になった作品群は、日本語化されていないものです。あしからず。

■ LARPが現実世界にどのような影響をもたらすか?

LARPが他の没入体験と違う点……それはゲームセッションを開始するかなり前から(数ヶ月とか)キャラクターを作り込むため、キャラクターが受けた感情のうねりや経験がプレイヤーに影響を与える『出血』という現象が起こりやすいということです。少し前(あれ、前回?)も書きましたが、日本ではあまり理解が得られない現象と捉えられている事が多いですけどね。

今回は、シドニー大学のTomvanLaer准教授とMonash大学のDavideOrazi博士が『出血』は4つのレベル(種類?)に分類ができるという研究結果を発表したようだ。そんな記事。

■ 言い例えるとするなら、スラム街LARP?

新しいティザームービーが公開されたTollgund-LARPは、プレイヤーの大半はTollgundという都市のスラム街で暮らす者としてゲームに参加する。もちろん、吟遊詩人や芸術者、トーレダーや職人など手に職を持つ者として、中心部で生活することも可能だ。そして、平和なのは……中心部だけ。森でもしドラムが聴こえてきたら……。

■ サイバーパンクLARPの会場の様子が撮影されたぜ

「Greylight 2142 Larp」というドイツのデュイスブルクで行われたサイバーパンクLARPに初めて参加したLARPゲーマー(初海外遠征)が会場の様子の撮影を試みたようだ。本人曰く、他のLARPゲーマーを撮影するのも慣れてないので撮影したのはプレイ中ではなく会場ばかりとのこと。確かに、GOproに投資を考えたくなりますな。映像を見た感じ、ナイトシティ(サイバーパンク2022LARP)に似ている感じはするものの、会場設営の気合いの入り用は凄いっすね。

■ 再現とLARPは何が違うのか?

「だって中世ファンタジーなんでしょ?」と思う人はいるかもしれない。が、学問とゲームぐらいに意味合いがキッチリ違う。再現は実験考古学の1ジャンルで、ボタンの一つをとっても細部にまで拘って、歴史的なシーンを可能な限り「正確に再現をする」研究行為なのである。LARPはゲームなので、歴史的なシーンを基盤としてフィクションやロールプレイが混ざってくるのだ。どうも、ルネッサンスフェスティバルという歴史再現イベントが行われて以降、この「再現」をメインにしたイベントがチラホラお目見えし始めているらしい。今回のイベントはローマ帝国の崩壊の直前からルネッサンスの頂点で終わる年代順にシーンを再現し、弓術から料理、十字軍についてやその時代の日常生活についてを10月に再現するらしい。

■ パジャマパーティー、Fuuuuuu! / LARP

このLARP「Slumber Party」はファンタジーでもホラーでもない、現代モノの最大9名までで遊べる。現代物青春ネタLARP。青春時代を思い出すも良し、新たに作り出すにも良し。パジャマパーティーという名前だが、男性キャラが混ざっていても何も問題なし!
ゲームは、作成フェイズ(キャラや人間関係を作成し、秘密のミッションも作成する)、パーティーフェイズ(楽しい時間を!)、アフターパーティーフェイズ(思い出を振り返り、過去に別れを告げよう)という3つのフェイズで出来ている。

■ ヴィクトリアンエイジではなく、ガスライトファンタジーTRPG

ヴィクトリア朝時代のゲームを最近では「ガスライト○○」と表現するのが当たり前のようだ。「WHAT LIES BENEATH THE DARKNESS」は、ソロプレイ可能のガスライトファンタジーTRPG。あなたはどこかの超常生物(吸血鬼やらワーウルフなど)の派閥に属し、自分の派閥の支配を強めつつ人間とのバランスをとるため……という難しい戦いへ身を投じることとなる。
ルールブックは40ページ。「PUSH」という1D6を振って4以下なら弱成功だが+1D6することも可能、出目(累計も含む)が6までなら強成功、累計7以上なら失敗という基幹システムのSRDが採用されているらしい。なかなか個性的な行動判定だこと。

■ 久しぶりのセカンド・ゲスシステム(SRD)

D20を使ったソロジャーナリングRPG(概ねホラージャンル用)のSRDである「セカンドゲス・システム」を使った2人用ジャーナリングRPG「The Time Traveler's Life」。キャラクターはタイムトラベラーとその重要な相手に別れ、半連動プロンプト(どちらもプレイブックは1ページ)によってキャラごとに異なる順序でイベントを体験しながら、恐怖ではなく「不確実性」を管理・探究することになるようだ。

■ 我が信念の証は……斧 / ジャーナリングRPG

あなたの教区には大きな悪がつきまとっている。それは、形、姿、顔を自在に変えるため、その悪なる存在について警告しても誰も信じない。
あなたは時々判断を誤るかもしれないが、疑念を抱いてはいけない。正義の仕事である明確なビジョン……そして信念の証である斧を信じるのだ!!

というのが、このジャーナリングRPG「Axe Wielding Pries」。あなたは教区に巣食う巨悪を秘密裏に狩り、その過程で起こる啓示、フラッシュバック、暴力を記録することになる。どうも、狂気みたいなパラメーターがあるらしく、場合によっては「あれ、これ私の中の頭の中だけの妄想!?」となってしまうらしい。

■ 残った人生で何を……ん??? / ジャーナリングRPG

「So You Bought a Tavern..」は、自分の人生の中で一区切りが付いた者。残りの人生を何に費やすか? と悩みながら散歩をしていると売出し中の古い居酒屋を見つけた。これだ!! ということで、居酒屋の新しい店主となって5人の特別なお客に関する日記を書くことになる。

トランプではなく、D12を3回振るタイプみたいっすね

■ オリジナルカードを使うジャーナリングRPGが一般販売開始

「Why the F*** Did They Keep This?」は、愛する人が残した物の箱を整理する、個人的で、内省的で、不遜で、風変わりなソロジャーナリングRPG。レコードや古いTシャツの箱、梱包材や新聞、小物や古い写真など……このまま残すべきか、それとも捨ててしまうべきか? 常にバランスを取りながら、その行方を見守ることになる。

ゲームに使われるのは6面体サイコロとこのゲーム専用の18枚のカード。
以前、資金調達チャレンジをしていると紹介した作品がいよいよ販売開始。

■ これは、長く時間をかけて復讐される物語 / TRPG

「The Slow Knife」は、モンテクリスト伯のような物語を参考に考え出されたナラティブ系TRPG。Knife氏が囚われの身から上流社会へと上り詰め、復讐を開始するというストーリーを4幕を使って語り創っていく。キャラクターたちは、Knife氏ではなく復讐される側となる。やられ役!?

ロールプレイに不慣れでも、語ることが苦手でも大丈夫。カードデッキと、ボードを使ってのウェビングによって視覚的に設定情報を構築して物語創作を助けてくれる。


今回は、こんな感じ。

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ノマチ・イネムリ

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