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7/ 29週に気になった未訳ジャーナリングRPG(ソロジャーナル)/ソロRPG/TRPG etc

ウェブ検索やらTLを眺めて、メモっておこうと思ったのをまとめております。これらの気になった作品群は、多分だけど日本語化されていないものです。あしからず。


● お知らせ

昨年から参加しているWeb小説企画「#文披31題」というInktoberのような企画の一環で、今回もジャーナリングRPGを遊びました。
今回は、ジャーナリングRPGの金字塔と言っても過言ではないコレ。

なかなか面白い設定に、仕上がった気がします。



● 今回に気になる一覧

■ 恋人たちに、4つの運命を提示しよう / 2人用ジャーナリングRPG

「The Lovers」でのあなた達は、運命によって引き裂かれた恋人。提示された4つの運命のうち1つを目指すことになる世界観にとらわれないジャーナリングRPG。タロットを引いて秘密の通信を含めるイベントを決めていき、望む運命へ到着しよう。

タロットデッキは共用しても、それぞれで用意しても良し。

■ この本の本の持ち主は…… / ジャーナリングRPG

「Userd Books」でのあなたは、古本屋の従業員。新たに買い取った古本の詰まった箱を整理していると、特に興味深い本が見つかる。それは、前の持ち主が残したエフェメラでいっぱいの書籍だ。これは、その書籍のかつての所有者と、その後どうなるかの物語を記録するジャーナリングRPG。

ゲームは2D6の出目と、タロットカードを利用する。カード自体にプロンプトが割り振られているわけではなく、リーディング能力が必須らしい。おおぅ、かなり割り切ってる。

■ この腕に刻んだものは、私の力と人生そのもの / ソロRPG

「Two-Hand Path」でのあなたは、超常現象を駆使した戦争によって荒廃した世界を旅する魔術師。グールがはびこるスーパーマーケットや地下鉄のトンネルなど、崩壊後の都市の呪われた遺跡を探索するソロRPG。

D4〜D20までのダイスセットを利用するのだが、キャラシーは「腕」のイラストのみ。数値管理ではなく、「腕」に指輪、ブレスレット、タトゥ、傷跡を描き足しながら強化・増えていく呪文、能力、旅の道のりが表現されていく。プリセットとして、5つのダンジョンが収録されているが、リプレイ性はかなり高いものとなっている。

このドローイングスタイルは好き。もしくは、物理版が欲しくなる(w

■ 誰も信じられない世界で、生き延びる / ジャーナリングRPG

「Unknown journal」でのあなたは、崩壊した文明の生存者。謎の生命体が世界を支配しており、人間の体を乗っ取ってしまうため、人間とモンスターの区別がつきにくくなっています。誰が人間で、誰が実は怪物なのかわからないのだ。資源を探し、モンスターと遭遇し、信頼できる仲間を探し出そうとするジャーナリングRPG。

三つ折りパンフ式なので、軽量ルール。6面体サイコロ1個が必要。
ダウンロード時に2ドル以上寄付すると、専用日記テンプレートがもらえる。

■ 私は、ある日突然……声が受信できるようになりました / ジャーナリングRPG

「The Conduit」は、キャラクターであるあなた自身がある日突然テレパシーを受け取る能力を持ってしまったことから始まる。オカルトとスピリチャルが交差したような内容(UFOが楽園へ連れて行ってくれるだとか、神はエイリアンだとか、色々)を1ヶ月の間受信することとなり、そこで学んだことを手書きで書き残していく(あとは雑誌などでコラージュしたりもする)。それは日記であり、予言書であり、黙示録となって、1ヶ月後にはアーティファクトとして手元に残ることだろう。

2022年に遊んで以降、一般販売を心待ちにしていた作品がついにリリースされたのである。
個人的には卓を設けたいところだか……約1ヶ月という長期間なのが一番のネックである。私のプレイログは↓

■ ちょっと、期待したいプロジェクト / ジャーナリングRPG(backerkit)

「A Construct's Nature」でのあなたは、機械生命体。世界は荒廃しているが、驚くほど魔法が溢れている。この光輝く世界を旅しながら、他者と繋がり、己の目的を見出すジャーナリングRPG。信頼度・フラグ管理をきっちりする必要があり、マルチエンディングが用意されている。

この作品は通常のテキストverの他に、プレイ支援(複数人で遊びたい、様々な理由により読むのが苦手)仕様として音声コンテンツ版も用意されている。 このテキストを公開した時点で、資金調達チャレンジは残り7日。

■ 私たちは、これからワイルドウェストで生きていくのだ / ジャーナリングRPG

「Tarnation」でのあなたは、移民者。1872年冬、広大な荒野の切れ目のない大地、現実の折り重なる部分にひっそりとたたずみ、不気味で不可解な法則に支配されているワイルドウェストへの道が開かれた。
これは、 "ヘルメス領土 "と名付けられた奇妙で危険な大陸を探索し、そこで遭遇した不思議な生き物や予期せぬ現象について記録するエピソード形式のジャーナリングRPG(プロンプトというよりシナリオがあるらしい)。

6 面ダイス 3 つを使用して物語の状況を生成および解決するための柔軟な設計パターン、象徴的な時間経過と未解決の要素を使用して、説得力のある物語の流れを作成するためのルールが採用されている。

現在はこのゲームの他に、2本のアドベンチャーモジュールが公開されている。

↓アドベンチャー

■ わー、自分に手の幽霊が憑依した!? / TRPG(Kickstarter)

「A Show of Hands」は不気味な移動サーカスを駆け回り、サーカス内で起こった犯罪を解決する“手だけの幽霊”を順番にプレイするGMレスTRPG。

手だけの幽霊が使用キャラだけあって、キャラシーはあるものの……推奨されているのはプレイヤー自身の“手”。直接ペンで書き込んでいくわけだ。
しかも行動判定も指相撲やじゃんけんなど、しっかりと手を使うものがラインナップされているらしい。

一応知覚はできるらしいけど、サーカス団員の身体を借りるのかしら?

GMレスらしいので、ジャーナリングRPGとしても遊べるかも?
現在、Kickstarterにて資金調達チャレンジ中。

https://www.kickstarter.com/projects/1769353621/a-show-of-hands-tabletop-rpg


今回はこんな感じで。


よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。