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4/ 29週に気になった未訳ジャーナリングRPG(ソロジャーナル)/ソロRPG/TRPG etc

ウェブ検索やらTLを眺めて、メモっておこうと思ったのをまとめております。これらの気になった作品群は、多分だけど日本語化されていないものです。あしからず。


● お知らせ

まさかの、この短い間に3回も作業がままならない程に体調が崩れる事態に。これまでにない事態に唖然としています。4月まるまる棒に振った気分ですよ……orz

2024年は無いかなーと油断していたところですが……。
米光一成さん主催のゲームつくり道場で、今年もオタク気質な早口トークでジャーナリングRPG(ソロジャーナルRPG)について語らせてもいます。
日程は、5/12の16時〜。

これまでは座学っぽい私説考察ネタでしたが、今回のメインテーマは「ハック」と「SRD」。ジャーナリングRPGが1つのカテゴリーとして認知されるまでに、どんな作品がリスペクトされ、SRDが生まれたのか? 大雑把に解説し、ゲームをプチ体験していただき、実際に制作してみよう!というチャレンジ回。

参加するには、noteの「米光一成の表現道場」マガジンをご購入いただく必要があります。



● 今回の気になる一覧

■ この物語の中で生きている自分こそ、舵取りをすべき! / ソロRPG

「Death of the Author」でのあなたは、物語の中のいちキャラクター。何を当たり前な事を……と思うだろうが、作者の思惑とは裏腹に、自分の物語を自分でコントロールしたがっているのがあなたなのだ。

タロットデッキを使った5幕構成の物語の中、デッキから引き当てたプロンプトに従うか、修正するか、あるいは逆らうかを選択していくことになる。

記憶喪失者の記憶の物語を作るジャーナリングRPG「Anamnesis」のハック作品。

■ 私は湖に日の入りの様子を見に来ただけなんだけど…… / ジャーナリングRPG

「Before The First Sunbeam」でのあなたは、湖の側で日の入りの様子を眺めようとしていた。その風景を見ることはできたが、同時に湖の中から白髪の妖精が現れる。その妖精は、あなたに物語を聞かせてくれとねだるのだった。物語を聞かせなくても、妖精は帰ってしまうだけで害はない。ただ、あなたの語る物語が気に入ると、もっと多くの物語を聞きたいために名前を教えてくれるらしい。これは、妖精とのひとときを記録するジャーナリングRPG。

■ いつもと変わらない夜のはずだった…… / ジャーナリングRPG

「Stellanati: First Contact」でのあなたは、テキサス州アナベルというのんびりとした町の住人。今日も静かに夜が深まる……と思いきや、雷鳴のような大きな破裂音と閃光に静寂が破られた。あなたが外へ出てみると、負傷した謎の生物(エイリアン)と、宇宙船の残骸を発見した。
どうにか治療できないかと連れ帰ってきた際、どうしても帰りたい故郷の世界の幻影を見せられた。ど、どうしろと!!!??

未知との遭遇と誰かを癒す事についてのジャーナリングRPG。基幹システムが「Wretched&Alone SRD」のため、この旅は困難なものになるだろう。

■ ドラゴンの卵探しの次は、深海探検コンペディション? / ジャーナリングRPG(backerkit)

Dragon Dowser(独自デザイントランプを使ったドラゴンの卵探しのジャーナリングRPG)のデザイナーの次回作は、深海探査コンペディションに挑むダイバーになる1〜2人用のジャーナリングRPG「BOW」。今回も独自デザイントランプ付き。まもなく資金調達チャレンジ開始予定。

プロンプトの定時にはトランプが使われ、カードデッキの各スートは、日記用のプロンプトだけでなく、コンペディション相手のライバルについても表している。2人用は、このライバル側になって1つのカードで得られる情報をシェアする形になるらしい。

■ 中国作品のあの舞台で遊べるどん!! / ジャーナリングRPG

「Rivers and Lakes」でのあなたは、江湖(武侠、仙霞、公安などの中国作品ジャンルの世界観)で生きている英雄。あなたは困難で重苦しい歴史を歩みながら多くの感情の浮き沈みを経験し、自伝として記録するジャーナリングRPG。

基幹システムは「Thousand Year Old Vampire」。あなたは江湖にどんな伝説を残すことになるだろうか?

■ オーロラは神秘的。でも、その真下には?? / ソロRPG

「Whispers in the Wilderness: Arctic Legends」でのあなたは、探検家。アラスカのオーロラの下に隠された秘密を解き明かすため、険しいアラスカの荒野を旅することになる。古代のエイリアンの謎から、とらえどころのない未確認生物や蔓延する陰謀まで、危険な地形を旅し、謎めいた存在に立ち向かい、長い間秘密のベールに包まれていた謎を解き明かしていくことになるソロRPG。謎を解くだけではなく、サバイバルや戦闘向けスキルチェックも網羅されており、普通のTRPGとしても遊べるようだ。

■ リミナルスペースホラー……だっけ?無限増殖ショッピングモール / TRPG

「GREEN DAWN MALL」でのあなたたちは、ティーンエイジャーな友人グループ。あなた達は無限ループするショッピングモールに囚われたと同時に気づいてしまった。友人が1人行方不明なのだ。ど、何処に行った!?

これは、探索や交流奇妙な世界観の体験を重視するTRPG。最大4D6を振り、5or6の出目が出たら判定成功というよく見かけるルール。様々なデータと共にマルチエンディングが提示されている。ややキャンペーン向き?だけど、ローグライク(次々とキャラを投入する)風にも遊べるらしい。
現代世界風なのもよき。

■ 私は、盗まれてしまった宝石 / ソロRPG

「The Bartleby」でのあなたは、宝石泥棒に盗まれた宝石(!?) あなたは普通の宝石ではなく、職人技で丁寧に作られた貴重な装飾品が持つ魔法を持っている。成金趣味かつ悪趣味な美術館から盗み出された時点から、冒険が始まるソロRPG。

赤外線や熱視力ではなく、"富の視覚 "で見る無慈悲なAIセキュリティシステムである"OASIS"に打ち勝つためには、あなた自身の魔法と美術館に鎮座している他の装飾品の助けを借りる必要がある。これがガラスケースの外に出る最後のチャンスなのだ。概要からはルールの傾向は読み取れないが、設定は結構ストライク。

https://www.drivethrurpg.com/en/product/473449/the-bartleby?affiliate_id=1345124&utm_source=substack&utm_medium=email

■ 悪魔と契約した俺たちは、無事に逃げ切ることができるのか? / TRPG

「LAST TRAIN TO BREMEN」でのあなたたちは、売れないミュージシャン。そして、今から13年前に悪魔と契約を交わした。一体何を求めたのか??

今あなた達は、この悪魔との取引をキャンセルできないかと死に物狂いで考えている。そして、悪魔が決して手出しできない場所へ向かう列車の貨物室に忍び込んだ。これは絶望的な挑戦にチャレンジするTRPG。最悪、1人だけ生き残るだけでも良い。

ライアーズダイスのような出目を読み合うダイスゲームシステム(6面体13個使用)をベースに秘密、緊張、裏切り、裏切りの物語を創り上げよう。



今回はこんな感じで。

おまけをして。「キャラクターとして日記を書くってどういうこと?」ということをデザイナー自身の作品PRも兼ねたブログ記事。
こういうことを徐々に書けば?という指針が書いてあり、機械翻訳でもわりと精度の高い訳を出してくれるので一読の価値はあり。

「ほーん」と思っていただければ。








よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。