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1/23の週に気になった未訳ジャーナリングRPG/ソロRPG/TRPG/LARP

米光一成さんの企画で、noteで普段まとめているジャーナリングRPGについてワーっと好きな事を喋るとなると早口になるオタクのごとく雑談してきました。いやー、テンパったテンパった。
とはいえ、年に1回ぐらいしか長時間喋る機会がないので喋るスキルはさっぱり成長していなかったりもします。
音声ログのジャーナリングRPGをやるか、喋るコンテンツに軽率に参加するか……えぇ?


■ お前まさか……この賭けを引き下がるっていうのか? / LARP

「The Pigeon Wager」は、3人用LARP。舞台は1927年、とある鳩レースの結果を心待ちにする3人の物語。1人はクラブの幹部。2人はライバルギャング。この3人は愚かな賭けをし、それぞれがプライドが高すぎるためにもはや引き下がれない。このレースの結果が造船所の支配権を得るものを決めてくれるのだが? キャラクター達の過去も関係する大騒動に発展するのだった。

概要からして、楽しそう(ww

■ これは異種族間の甘い一夜の物語 / LARP

「Spellbound」は、10-30人向けのチャンバーLARP(1つの部屋で行われる短時間LARP)。舞台はまだ産業が発達してない超常の者達が夜のヴェールに隠された時代、人々が歩き回る大地の下に地底人が生きていた。夜の宴のときに地底人は人間達との交流を求めていた。

このLARPでは、人間陣営と地底人陣営に分かれて遊ぶことになります。音楽に合わせたジェスチャーとボディランゲージによる非言語の対話で異種族間で一夜の交流を演じます。一夜の間に築かれる関係性、そして朝を迎えた時人間側が地底人と共に地下へ赴くか、家へ帰るかの選択に迫られることになる。

■ アナログゲームの安全性に関するZin / その他

「Playing Kindly」は、2019年に開催されたSafetyJamの募集案件に沿って作成したけどエントリーはしなかったzin(大雑把に言って同人誌)。アナログゲーム(TRPG、LARPなど色々含む)のゲーム中やコミュニティで発生する慎重に判断しなければいけない問題に対する「安全性」をテーマにしたモノになっている。一覧だったり、エッセイだったり、メカニックなどが収録されている。

この「安全性」に関しては、私も今年考えている部分がある。これまでの「安全性ツール」は概ね、問題が起こった際のゲーム中断・退室をゲーム側から保証する内容だった。そこから一歩踏み込んで「気持ちよくゲームに復帰・再開するには」という項目まであって、安全性ツールなのでは?と思うところがある。……とゲーム制作講座の受け売りなんですが……。

■ 近日中に資金調達チャレンジが始まるLARP

Kickstarter に身体を動かしたいゲーマーと物語を語りたいダンサー向けのLARPゲーム「Strictly Between Us」が近日登場予定とのこと。普通、役割が逆なのでは?と思うが、その逆転現象にちょっと興味が湧いた。詳細が出てくるのを正座しながら待つとしよう

https://www.kickstarter.com/projects/eliseitz/strictly-between-us


■ ジャーナリングRPGがGoogleアプリになっているぞ! 

「Stork Raven Madge」 は、Wretched and Alone SRDを利用したサバイバル系ソロジャーナリングRPG。このゲームでのあなたは、バルト海の島への調査旅行中に本土との接触手段が絶たれてしまった。救助がくるまでサバイバル生活をしつつ、研究プロジェクトを完了しなければいけない。ゲームギミックからプロンプト、画面スクショをみる限りはジャーナリング機能まで入っているらしい。ちょっと力技で遊んでみようかな?

■ 日記ではなくスケッチするジャーナリングRPG

「Exclusion Zone Botanist」でのあなたは、立ち入り禁止区域を調査する植物学者。森の奥を散策しながら、新しい植物や珍しい植物を発見したら名前と一緒に植物をスケッチ(水彩絵具なども使った着色もしよう)していこう。ただし、この黒い森は腐敗の再生の速度がものすごく早く、長居すればその波にあなたは飲み込まれてしまうだろう。

ゲーム自体は三つ折りパンフ形式の1ページRPG。ルールにゲームマップまで収録されているらしい。HPやTRPGのような行動判定はないそうだ。
このプレイ時間1時間っていうのはスケッチ時間も込みなのだろうか?
気になるので、後で読んでみよう

■ 熱帯雨林を普通に調査するだけでは終われない / ジャーナリングRPG

「The (Un)Naturalist 」でのあなたは、科学者。とある熱帯雨林を調査し、その結果を記録することになっている。だが、調査遠征が日にちを重ねるに常て様々な理由(自然的・人為的)により、不可解な現象や出来事、生物と遭遇していくことになる。まさに未知の世界が広がっているようだ。

概要は単純だけど、とても興味深い。

■ このレシピには魂と記憶……どっちが込められているの? / ジャーナリングRPG

「My Mother's Kitchen」は料理のレシピ本が関わるジャーナリングRPG。
あなたは、家族の料理本を書き残した。その中に知っているすべてを書き記したことで、あなたの魂(記憶?)もレシピの中にやどっていて次の世代へと受け継がれていく。記憶を集め、その力を使って、癒すか、傷つけるか、前に進むか。最終的にあなたの願いを叶え、あなたを自由にするのは誰なのか?

タロットカードシステムで、過去を思い出すために未来を変えましょう。

最初にこのゲームのツイートを見つけた時、料理本に魂が封印されたのか?と思ったけど、一般的に言えば思い出が込められているだけなのでは??
と思ったけど、プレビュー版の概要を読む限り封印されてる?

どっち!!!???? 読めってことですね、はい。

■ 私は意思ある魔法の剣 / ジャーナリングRPG

「Go Alone」でのあなたは、意思ある魔法の剣。何世紀も前に、栄光と力を求めるあまり誤った探究をした。その結果は、世にも恐ろしい結果を導き出した目撃者であり当事者となった。あなたを使われる期間よりも、世界の暗闇で孤独に過ごす時間が長くなる。

ついに、あなたは一人の英雄の手に取られた。そこであなたは、何か挑戦しなければいけない事があったことを思い出す。でも、この英雄に自分を振るう事をやめるよう説得もしたい!! 果たしてどちらを優先すべきなのか?

このジャーナリングRPGでのあなたは剣なので、音声ログでのプレイが推奨されている。Wretched&AloneSRDゲームのためジェンガも必要。

■ え、なんで一人で閉じ込められてるの!? / ジャーナリングRPG

「Mountaintop Isolation」でのあなたは、高校時代の友人たちと週末のスキーキャビンへ招待された。夜明け前に山奥の山小屋に到着したが、あなたが一番乗りだったらしい。数少ない薪で灯した暖炉の前で眠りに付くが、起きたら外は猛吹雪。携帯電話の電波も圏外、山小屋の固定電話も使えない!?

これは、吹雪で孤立した山小屋の中で過ごす様子を記録するジャーナリングRPG。サバイバルというよりは、内面を掘り下げるホラー要素の方が高いらしい。

■ さぁ、マンドレイクを観察しよう! / ジャーナリングLARP

「Mandrake Sanctuary」でのあなたは、マンドレイク世話人。魔法のような植物はすべからずマンドレイクに分類されているが、この100年ぐらいは巨大なマンドレイクはお目見えしてないらしい(せいぜいコーギーぐらいの大きさ)。あなたは水と光と肥料を与えながら、マンドレイクに目的を持たせていくことになる。

このマンドレイクの成長を観察して日記に記録していくわけだが、これは現実でプレイヤーでの行動(筋トレしたり、リラックスしたり、創作活動したり、友人と楽しく遊んだり〜)がマンドレイクの活性化に繋がっているそうだ。なるほど、文章を書く以外の体験が盛り込まれているのでLARPにカテゴライズされるのね。しかし……コーギーサイズのマンドレイク?


今回はこんな感じに。タロットを使ったジャーナリングRPGの紹介は別記事ででん

よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。