2/13の週に気になった未訳ジャーナリングRPG/ソロRPG/TRPG/LARP
ウェブ検索やらTLを眺めて、メモっておこうと思ったのをまとめております。これらの気になった作品群は、多分だけど日本語化されていないものです。あしからず。
● お知らせ
昨年開催しましたライブ・ジャーナリングRPG「Remember August」の参加者をまだまだ募集中。Twitterで宣伝をバンバンするとBANされるんじゃ無いかと思って（ギャグかな？）、自重中。でも募集はしてますぜ。
● 脱線しまして
以前メモっておいた、Wretched and Alone SRDを使ったジャーナリングRPGアプリ「Stork Raven Madge」をプレイ中。アプリ内でしっかりと日記を書く機能も付いているので、今回は手書きではなかったりもする。
[Week.0]
— 思考(Shikou)/Yumeno.Gosui (@Think_cod) January 24, 2023
私の名前は、白市.コウジーン。コウノトリに関する調査・研究するポスドクだ。
人生賭けているわけじゃないけど、フィールドワークのチャンスを逃したくなくて、飛びついたんだけど……。
無人島の国立公園で、人員は俺だけ！？ 返事する前に場所調べるんだった。
鳥、鳥、鳥ばっかり。 https://t.co/4n9SwUvkM0
Wretched and Alone SRDにしては、結構眺めに生存しているのでは？ 今18日（チュートリアル分を入れると、24日）が終了している。クリアしたら要望まとめるんだ。
● 今回の気になった一覧
■ 私は正気を保ちながら、連続殺人犯を追い詰める必要がある
「Seven Murders Til Midnight: a Solo RPG」は、言うなればマダミスジャーナリングRPG。そして、資金調達チャレンジ中
ゲーム世界時間の7日にわたって行われるのは、刑事・記者・市民……何かしらの役割となって精神的苦痛を伴いながら連続殺人犯を追い詰めること。
そのためには、連続殺人犯の動きを先読みしなければならないが……あなたの動きも予測されているかもしれない。
あなたのキャラクターの視点から、トランプによって決めたプロンプトに沿って犯罪現場、発見したもの、次の行動を予測した日記を書くことになる。
最後の現場に宅配便が来ないことを祈らないと（おぃ
説明文を読んで、速攻で支援した！！
■ 私は7匹の森の中に導かれる / ジャーナリングRPG
「You and Your Seven Animal Friends」でのあなたは、逃亡者。時間に取り残され、忘れ去られた森の中を逃げている。でも1人ではなくて7匹の森の仲間の導きを受けている。
辿り着いたのは、寂れたコテージ。
そこは安全で、しばらくの間ホームにすることにした。これからの掃除と改修・修復についてと以前の持ち主についての考察を日記に書き記すことにになる。
■ 我は女王の騎士であり、人民の騎士でもある / TRPG
「LONGSWORD」でのあなたたちは、数え切れないほどの時間を訓練し、女王の試練に立ち向かい、あなたの神、ラディアンスの目の前で誓いを立てた騎士。
このTRPGは様々な御伽噺に語り継がれるような、伝説の騎士を目指しながら王国を守ることになる。美徳と道徳が試されるクエストに乗り出し、恐ろしい獣、古い神々、闇の魔法に直面します。より偉大な存在に祝福された魔法の武器を見つけ、騎士の宮廷で味方を作ろう。
システム自体はD100ロールのシンプルな構造。すべてのロールが物語を進めてくれるようになっているらしい。
そういえば、キング・アーサー・ペンドラゴンTRPGの新版が今年発売されるんじゃなかったけ？ 騎士の物語に今から慣れておくのも良いかも？
■ なんで、私は子供の頃の記憶がないんだろう？ / ジャーナリングRPG
「Just A Little Time」でのあなたは、18歳の多感な青年。あなたの記憶からすっぽりと抜け落ちてしまった子供時代の記憶をさぐるため、一人ドライブに繰り出すことにした。スーツケース、充電器付きの携帯電話など記憶を取り戻すのに必要であろう沢山の物をガソリン満タンの車に詰め込んだ。
Wretched&AloneSRD使用のため、ゲームの進め方によってはダークな内容にもなるだろう。ジェンガを使わない代替ダイスロールシステムもあり
■ 足を洗っても、小さな棘のように未完の仕事がささる / ジャーナリングRPG
「The Redrawn Blade」でのは、かつて強力な組織の暗殺者だった者。資料室には、あなたが関わったすべての暗殺の詳細が、キャビネットや奇妙な焼却袋でいっぱいになっている。あなたがそこに訪れるのは、どうしても失敗したある仕事を見つめ直したいからだ。私のゴーストはささやく、この仕事を終わらせる必要があると。
このジャーナリングRPGはタロットデッキベース。
■ ADHDに関するある意味Edu-ジャーナリングRPG
「Soft Focuses」は、もし自分がADHDだったら日常をどう感じるか？というのを体験するためのジャーナリングRPGでありTRPGモジュール（システム問わず）。そのため、ADHDになった架空のキャラ（10種類のステータスを内包）作成し、この「もう一人の自分」が経験したであろう一日の瞬間を再現していくことになる。イベントや行動の成否、体調の変調はトランプによるプロンプト生成ではなくダイスロールで行うことになる。内容を読む限り、これまでで一番精神的安全性が必要となってくると思う。
2ndエディションはもっと広範囲の症状に対してのケア・診断ツールとしての機能も拡張するべく資金調達チャレンジ中。Ver1の体験版は無料配布中。
■ 崩壊した世界を興味津々で旅したいのは、ハリネズミ！？ / ジャーナリングRPG
「Hedgehogs & Hot Air Balloons」のあなたはハリネズミで、人間が滅亡し金属獣が闊歩する世界のことにとても興味津々。外を見て周りたいあなたは妙案を思いついた
「じゃぁ、空を飛んで観察するよ！」
トランプのプロントに身を任せて日記と地図を作成するジャーナリングRPGが資金調達チャレンジ中。
プロンプトは、風向き、天候、移動距離、どのような風景の上を飛ぶかを決める『飛行』と何を決めるかを決定する『探検』の2つの山札で構成されている。その結果によっては一緒に旅をしてくれる新しい友達ができたり、世界の秘密を見ることができるだろう。
また、季節ごとに幕が分かれていて冬が来る前にどこか安全な場所を見つけて冬眠する必要がある。
何かハリネズミモチーフって多い気がするのは気のせい？ 無論蹴りました。
■ さぁ、崩壊後の世界を歩き回って家を改築しよう / ジャーナリングLARP
「Dome Sweet Home」でのあなたは、ポストアポカリプスな世界を生きる人間。今の拠点はちょっと生活しにくいので、腰を据えるためにも改築するぞ！ というわけで発見と旅の様子を日記に、家の改築具合（間取り）や手に入れた道具は絵に描いて記録していく。
そして、LARPだけあってトランプによって設定されたお題を見つけるべく、現実世界をお散歩するのだ。絵を描くことはオプションに近いが、最終日には必ず絵を描くことになる。
絵を描くことを推奨するジャーナリングRPGが、だんだん増えてきたような？
■ この迷える死者を冥府へ導くのが、私の使命 / ソロRPG
「Firelights」の世界は、何世代にもわたって死者がアンデットに成り果てて苦しめられてきた。それは、世界のヴェールの奥にある冥府へと導く「Firelights」という役目を負った者達が潰えてしまったため。でも、今ようやく生まれたのだ。
それが、このゲームでのあなた。
生命を失った生物の群れの中を進み、土地の古い道標に点火し、死者を再び冥府へと導かなければならない。必要なのは6面ダイス2個、カード1組、ノート1冊。カードによって作られたプロンプトに取り組み、危険を回避し、土地を探索し地図を作り、危険なボスと戦うことになる。
なるほど、ゼルダ系のゲームから発想を得たようだ。参考作品にもののけ姫がある……。なお、ゲームと同時にSRDも発表されている。
■ あなたは、真実を保たなければならない / ジャーナリングRPG
「Root & Knot」のあなたは、旅人。ある日突然妖精に身体を蝕まれ始めた者。体は歪み、姿が変わっていく、そのうち妖精に意識を乗っ取られるかもしれない。自分という真実を保ちながら妖精を逃れる為に、妖精の領域を横断しなければ。これは、自分の状態と旅の様子を書き記すことになるが、妖精はそれすらも改竄していくことだろう。
必要なのは10面体サイコロ3つと、トランプ1組。
■ 仮面舞踏会の本番は、真夜中を過ぎてからさ / LARP
「The Always Waltz」は、陰謀と謎をテーマにしたゲームです。ナポレオン時代を舞台にした陰謀と謎をテーマにしたホラー/ロマンスLARP。ロココ調やビクトリア調のコスチュームがこのゲームにふさわしい。
今夜、あなたとあなたの仲間は仮面舞踏会に出席し、そこでアーサー・ナイチンゲール氏の最新の発明を見学することになっている。ナイチンゲール氏は今世紀最も賢い発明家の一人と噂されており、彼がどんな驚異の可能性を見せてくれるのか、皆は興奮に包まれている。
だが、君たちはこの会場に来る前の事が……何故か思い出しにくくなっている。まぁ、仮面舞踏会ですから……仮面の下がどうなっているかなんて……おっと。
このゲームは15人のプレイヤーと2人のファシリテーター向けにデザインされており、プレイ時間は約3時間。物語に水を差さない簡単なルール、ミステリアスな気分を盛り上げるメカニックを持ち合わせてる。
今週はこんな感じ。タロットを使ったゲームJamが1つ締め切られたので、そのうちざっくり眺めてこようと思います。
よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。