
【ジャーナリングRPG】Bookmark Tarot Tutor Day.11
前回の話の続きをしよう。余談である栞ゲームの1カテゴリーだと思われる「ストーリーテリングゲーム」について説明したはず。次はこれ
栞ゲーム:シンプルゲーム
ストーリーテリングゲームと同じく、本の中の“文章”ではなく“単語”に焦点を当てたものだが、物語を考えることをプレイヤーに求めているわけではない。純粋なレクレーションのギミックとして本を活用している。
例えば、「Book Bingo」。これは、“最後まで本を読んだ後に、栞に書いてある作家名の部分を消してビンゴを揃えよう”というゲームと“読書中に栞に挟んだページが栞に書いてあったら、その部分を消してビンゴを揃えよう”という2つのゲームが入っている。
例えば、「Bookmark Bingo」。ビンゴなのは上の作品と同じだが、こちらは思い浮かぶ単語5つをそれぞれの枠の中に書く。読書中に栞を挟んだ際に→が指すページに対象の単語があったら消していき、5つ消せたら勝利!という内容。
このBookmark BIngoのギミックは見開き1ページの中から俳句や短歌を作れ……的なゲームにハックできそうだよね。はっ、これでJam参加できるのでは!?
はい、本題に入ります。

140字小説Ver
パレードを練り歩く者達が、骸骨兵士に成り果てて迫る。何故、これが聖女の力の一端なんだ?
怒りと魔力が混ざった炎を撒き散らす中、人の腕を生やした獣が襲ってくるのを視界に捉える。怒りで我を忘れる前に、視界を埋め尽くす花びらの波が炎を霧散してくれた。
驚きと嬉しさが、怒りを塗り潰していく。
では、また後ほど。