9/19の週に気になった未訳ジャーナリングRPG/ソロRPG/TRPG/LARP
今週もやってまいりました。毎週月曜日にウェブ検索やらTLを眺めて、メモっておこうと思ったのをまとめております。これらの気になった作品群は、日本語化されていないものです。あしからず。
■ 摩訶不思議なパレードが起こすのは、奇跡? / TRPG
「Procession」は毎年、エドマンド・バレーの市民は、幻想的で怪しげな存在であるプロセシオンが町を通過するのを目撃した際に起こる奇跡を発見し、エドマンド・バレーをどう変えていったのかを物語を創り上げるRPG。 Takuma Okada氏のジャーナリングRPGのシステムからインスパイアを受けているため、ソロプレイであるジャーナリングRPGも可能。
■ 子供時代の大冒険を地図に残したでしょ? / ジャーナリングRPG
「Childhood Maps」は、あなたが子供の頃に歩き回った空間をもう一度訪ねてみることからスタートするジャーナリングRPG。あなたが手にしているその紙には、子供の時の大冒険の地図が描かれている。それを大人になったあなた自身がなぞり、地図に(日記じゃないよ)書き込みを増やしていく。新しい発見や思い出すことがあるかも?
■ なるほど、なろう系RPG / ソロRPG。
と、ツイートにあった「Misfit」は、ダンジョンハックのソロRPG。あなたはさまよえる追放者であり、「心が弱い」「価値がない」と誰からも見下されている。伝統や文化、権力者までもがあなたを馬鹿にしているのを目の当たりにできる。
ある日、あなたは異世界のダンジョンの入口で目を覚ました。自分が誰なのか、どこから来たのか、なぜこのダンジョンにいるのか、全く覚えていない。最初の部屋にあったアイテムを手に取ることで記憶が徐々に戻ってくる。ダンジョンにある3つのアイテムが必要であり、宿敵マッドキャップが待ち構えていると。
あなたは自分の人生と記憶と向き合い、宿敵に立ち向かうのだ。
うん、これはなろう系。
■ ワールドビルディングではなく、クリーチャービルディング / ソロRPGなど
「Exquisite Biome」は、TRPGとしてもソロジャーナリングRPGとしても遊ぶ事が可能。自然界の共生をテーマにした本作は、未知(もしくは架空)の生態系を複数設定し、それらが自然の中でどう進化していくかを観察していくことになる。時にはその生態系の頂点がシナリオのボスになったり、純粋な生物学者の話になるかもしれない。
こういうのは、ちょっと珍しいかも。
■ さぁ、砂の惑星を冒険しよう! / ソロ可TRPG
「GLIDE」はお馴染み「デューン」の世界にインスパイアされた、ソロ可能のSFジャンルTRPG。
あなた達はシーカーという遊牧民、商人、生態学者、希望に満ちた人々の集団となり、砂の惑星再建を共通の目標に集まる。数々の冒険で名声を得た先に、惑星を美しい惑星へ戻す手立てに辿り着けるだろうか?
少ない能力値とD6を使った判定ルールは、とてもライトにゲームを回せそうな印象がある。ソロプレイは可能であるもののジャーナリングRPGではないためプロンプトは用意されてない感じ。でも、世界観を盛り上げる重要なイベントに関しては色々と用意されているようなので、ワールドビルディングとして遊ぶにはちょうど良いのではないだろうか?
ちょっと、興味あり。ポチるかも
■ ファンタジー版高速配達人見参!! / ソロRPG
「Flying Courier」はトランプではなく、タロットカードベースのソロRPG。あなたは、大陸を横断して郵便物を配達するクーリエ。あなたの特殊な輸送手段(空を飛ぶ)は、従来の輸送手段では不可能なスピードと慎重さを提供する。郵便物が安全に届くことが最重要。
プレイにはタロットデッキとコイン、そしてジャーナリングRPGのように日記に書き記しても良い。ルールは1ページで完結し、クーリエとしてのシナリオを作るためのインスピレーションを与えてくれ、クーリエが巻き込まれるような政治的混乱を暗示するプロンプトも紛れている。
■ 戦争後の平和と自由の後ろに平等があるとでも? / LARP
Welcome Guestsをはじめ、1クセも2クセもあるLARPを発表するBullyPulpitGamesが出した今度のLARP「Terps」は、戦争後のとある国が舞台。この惑星にのさばる『テロリスト』を鎮圧した連合軍が訪れたので、あなたは戦時通訳として志願した。純粋に故郷の復興を手伝いたいからではなく、報酬である移住チケットを求めてのことだ。
しかし、鎮圧された彼らは本当に『テロリスト』なのか? そのチケットは『本物』なのか? 私たちは2〜3時間のプレイの中で、「平和と自由」について悩むことになるだろう。
今回は、これぐらいー。
よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。