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4/11週で気になった未訳ジャーナリングRPG/ソロRPG/TRPG/LARP

毎週月曜日にウェブ検索やらTLを眺めて、メモっておこうと思ったのをツイートしてぽいぽい放り込んでいたのをまとめていこうと思います。
ただ、これらのまとめは日本語化されていないものです。あしからず。
日本の情報はすでに先駆者様がいらっしゃるので、そちらをご参考いただけますとこれ幸い。きっと、Twitterで探せる(ザ・横着


【あの独特な雰囲気のパペットファンタジー映画&ドラマ】

ダーククリスタルの公式TRPGの電書版が登場しました。独自のキャラを作成し、映画やドラマになったあの世界設定を旅する事ができるアドベンチャーを含めた約300ページのボリューム! 物理書籍版としてはすでに発売済みだったのですが、いよいよ電子書籍になりました。

2019年ぐらいだったか、映画の前日談となるドラマが放送されるということでトークショーと設定や美術・キャラクターパペットの展示会が行われた博物館で飾られていたパペットたちが動き出し、しゃべって参加者を物語の中に誘うLARPイベントなども行われたんすよねぇ。ドラマ打ち切りはちょっと残念でしたな。

【国内外問わず、制作が盛んな1ページTRPG】

もろもろな事情があったり、元々は「時間的拘束が長いゲームの1つであるTRPGを簡単かつカジュアルに遊びたい」という野望があったり、気軽にゲームデザイナーになれるということで盛り上がっている1ページTRPG。これからゲームを作りたい人向けの50のTIPSというより、50作品をまとめたアンソロジー本の宣伝記事(笑

グループSNE様が一度コンテストを開いた気がしますが、継続されてるんですかね?

【改変摂政時代の人気は謎】

手紙LARPが主な主戦場としていると言っても過言ではない、改変摂政時代(今の時代に合わせて倫理観やムードなどを遊びやすいものに修正した摂政時代)。なかなかシステムが優秀と評価されているTRPG(LARPモード付き)も出ておりましたが、新たなTRPG「Dandies & Dandyzettes」が資金調達チャレンジ中。その時代のドラマや社会の複雑さ、時代のファッションと英語の詳細、および英語の求愛、ダンス、決闘、喪の文化的慣習など資料集としても価値もあり。手紙LARPの資料に使えるのでは???

https://www.kickstarter.com/projects/2046232477/dandies-and-dandyzettes?ref=project_tweet

【サイバーパンクREDのサプリメントで】

サイバーパンクRED(TRPG)は大元となる2.0.2.0と良きも悪きも話題になったコンシューマー版2077の間に何が起こったかを体験するためのサイバーパンクジャンルのTRPG。REDを購入したら、2077が体験できるのか?といえばNo。しかも、サプリメント(追加ルール)としての2077も計画の中には入っていない。などなど、これからの展望が語られている記事。まずは2045年→2060年までのタイムラインを進めることが優先事項らしい。時間軸は大事

【エイリアンの次はブレードランナーのTRPG化】

5月からキックスターターでクラウドファンディングが始まる「ブレードランナーTRPG」は映画無印と映画2049の間である2037が舞台となり、2049の重要な陰謀の始まりを目撃するでしょう。

エイリアンはマザーシップRPG(誰もが脱出できない漂流する宇宙船・車両の中で起こるホラーサバイバル)というジャンルとして、2021年の割と早い段階から注目を集めていました。さて、ブレードランナーはどうなるかな???

【異議あり!!なアレにインスパイアされたTRPG】

逆転裁判からインスピレーションを得たTRPG「Justicar」が資金調達チャレンジ中。法廷シチュエーションのさまざまな作品(シリアスなモノからコメディまで幅広く)を再現して遊び倒せるらしいぞ!

【LARPに理解のある親は素晴らしい / その他】

見出しに思わずうん? と首を傾げたら、サッカーのサマーキャンプよりLARPキャンプに息子を連れて行く!という3コマ漫画がUPされて話題になっていた。著者は6K以上のFacebook・Twitchフォロワーがいるストリーマー。学習要素やらコンバットスポーツ(スポーツチャンバラ)も網羅して、本当に授業の一環として導入していることもあるなか、伝統的な習い事に放り込むだけで良いの? っていうのはありますよねねね? 日本でも緩やか進行している……はず。

【兎用心棒TRPGがライセンス切れ】

NetflixでこのTRPGに触発されたアニメシリーズがまもなく登場するらしいのに……肝心の原作がライセンス切れにより更新も販売も終了(電子書籍ではもう買えない)。物理版の在庫が終わったら完全終了らしい。せっかくアニメ化されたのにねぇ。

【ホラーじゃない1920年代LARP】

バビロン・ベルリンや華麗なるギャツビーのようなホラーに頼らない1920年代の群像劇・没入型LARPを目指すMax200人参加可能(全員固有設定有り)イベント「EXPLORIALarp」が発足。海外のLARPイベントのトレイラーは本当に目の保養。このトレイラー、実際のイベント会場&プレイ雰囲気が確認できるものなんですよ。

でも、ホラーでもスチームパンクでもない“歴史スリラー”。クトゥルフに頼らない大型イベントという点でも興味がそそられます。

【リージェンシー・手紙LARPが2021年までの展開を公開】

摂政時代を舞台にした手紙LARP「P.O.Box 730 Hopkinton MA 01748」が2021年に展開されていたストーリーが公開された。1つは称号と土地の相続問題に巻き込まれるもの、もう1つは失われた2人のゴシックロマンスの行く末と謎を追うもの。

新作ストーリーは9月から始まるようで、今は公開されたストーリーの再演がされているらしい。また、テストプレイやベータ版からのシナリオフックもすべて販売されている。もう少し隅々までサイトを見たいところ。

【PS5のキャプチャですか? いいえLARPです】

中世を舞台にした自らの一族が何を残せるかが試されるストラテジーゲーム「Crusader Kings III」が好きすぎてLARPにした「BLOODYTIMES LARP」が開催された。歴史再現とは違うチェコの王を選出する濃い陰謀劇レポート!!

【自分自身は何者だ? / ジャーナリングRPG】

「Yourself」は、自分が取り替え子(チェンジリング)であることを自覚したキャラとなり、過去・現在・未来への希望を通して“自分自身が誰なのか”を理解すべく、5つのシーンをこなすソロジャーナリングRPG。ゲーム的には音声log推奨みたい。

【私は取り憑かないと生きていけない / ジャーナリングRPG】

「HAUNT」は、生者に取り憑かないと前へ進めず消滅してしまう幽霊となって、取り憑くことで自身の心象世界がどう変化して、孤立、恐怖、断絶について考えることが目標となったジャーナリングRPG。Wretched & AloneSRDとのことなので、「勝利」を体験することは稀でしょう。幽霊という状態がどう変化するのではなく、記憶の変化(忘却など)に関する独自ルールがあるそうです。

【PCは"森”そのものなソロRPG。αテスト開始】

「IamtheForest」は、地図作成とストーリーテリングに焦点を当てたソロRPG。文明に奪われた土地を取り戻そうとする脅迫概念に満たされた“森”を演じることになります。α版とのことでデバッカーを募集中。
自分がロールするキャラクターが人外というのは割と見かけますが、まさか自然そのものとは……。設定が興味深い!!

【BoWじゃない見下ろしビューのゼルダシリーズインスパイア】

「FORGOTTEN BALLAD」はゼルダの伝説シリーズ(Switchの新作ではなく、昔のファミコン版などの見下ろしビューの方)にインスパイアされたミニマルなTRPG。4ステップでキャラが作成でき、兄弟になりつつある敵に対抗する遺物や歌が封じられたダンジョンを簡単に作成できるようになっている。さぁ、旅立って世界を目撃しよう。基本ルール以外にもサプリメントが2つ展開中

【魔法が戻っても平和じゃない / TRPG】

「Underhills」は半世紀前に魔法が復活、3度の魔法戦争を経た1950年代のとあるホテルが舞台で、あなた達はそこの従業員。退屈な夜はなく、部屋に死体があったり、死体が戻ってきたり、大事なモノが消失したりetc。お客様を邪魔しちゃダメ。そんなノワールTRPG。設定が超好みだと思ったら24XXシリーズのモジュールでした。多分、これだけでも遊べるはず

【改訂された救助犬TRPG】

「RESCUE DOGS, FOUR LEGGED HEROES」は、救助犬キャラとなって前線で時間と戦いながら、あなたを必要としている人たちを助けるTRPGです。救助を成功させるには、あなたの度胸と嗅覚だけが頼りです。 とはいえ、実際のプレイでは嗅覚ではなくダイスロールですけどね。

【勝利ではなく、死へ向かうだけ】

「Falling Kingdom」は、強大な堕落の力に脅かされた王国の最後の騎士を演じ、国が崩壊しても困難を乗り越えて祖国のために戦う様の物語を作るソロRPG(GMレス)。最後にあなたを待っている大きな勝利はありません、歌は聞かれません。闘争、腐敗、裏切り、そして死だけがあります。

【PCは元素精霊!? / ジャーナリングRPG】

あなたの存在は神秘的な元素精霊の1つで、人間たちが理解してくれるように何かを残すことを記録するジャーナリングRPG「Whom Mortals Seldom See」。孤独、憧れ、自己探究などのテーマも盛り込まれている。

【パニックになるな、パニックになるな、パニックになるな……】

SCP-5005、Lamplightの内容をベースに謎の集落で目を覚ました3人のPCは闇に呑まれてしまう前に脱出しなければならない非戦闘3人専用ワンショットRPG「SCP-BenTank」。だが、あなたたちは何も思い出せない。どこに帰ればいいの!?

【な、なんだこの広大な森は!?】

「Mycorhizes」は2人専用TRPGで、SMSやSNSを菌根ネットワーク(森そのもの)として見立てて媒介にして互いにコミュニケーションを取りながら森の中を彷徨います。あれ、キノコが電波で交流するみたいなタイムリーなニュースがありませんでしたっけ?


今回は、ここまで。

よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。