見出し画像

NIJIROCK~201901 伝説の始まり~

伝説の一夜

2019年8月2日、加賀美ハヤト三枝明那雨森小夜轟京子緑仙ジョー・力一夢追翔の七名によって、邦ロックリレー配信が敢行された。

即ち、伝説の一夜の幕開けにして、現在も時たま行われる歌リレー配信の元祖ともなった配信である。

そしてその年の冬、2度目のリレー配信を最後にこのメンバーでの邦ロックリレーは終ぞ行われてこなかったのである。

あれから2年…。

そしてあれから2年もの月日が流れた来る2021年10月30日、横浜にあの熱狂が帰ってくるのである。

場所はぴあ・アリーナ・MM

しかも、今回はなんと2名のライバー(雨森小夜、轟京子(敬称略))の3Dお披露目ともなれば、ファンが歓喜していることは想像に難くない。

NIJIROCK NEXT BEATをより楽しむために…。

さて、前置きが長くなったが今年のNIJIROCK NEXT BEATをより一緒に楽しむために、先に過去の配信を見ることを強くオススメする。だが、これを見ている方々は日々の推しを追いかけるだけで精一杯だという方が多いだろう。私自身もにじさんじ箱推しであるために、その気持ちは痛いほどわかる。そこで、私がぜひとも聞いてほしい1曲をそれぞれのライバーから紹介する。もちろん、タイムスタンプもきっちり明記するし、アーカイブのURLも貼るからそこは安心してほしい。またコメント欄には、有志がセットリストやタイムスタンプを書いてくれているので、そこも要チェックだ。

「にじさんじのロックスター」加賀美ハヤト

トップバッターはこの方。にじさんじ所属バーチャルライバー兼加賀美インダストリアル代表取締役、加賀美ハヤト氏だ。彼はロックの造詣に深く、「にじさんじのロックスター」と言っても差し支えはないだろう。そんな彼が約24分間、お得意のシャウトも交えつつ本気で歌う姿はカッコイイの一言に尽きる。
そして紹介したい曲はBEAT CRUSADERSより「HIT IN THE USA」covered by加賀美ハヤト&雨森小夜(16:05~)。意外な2人によるデュエットであるが、2人の歌声が絶妙にマッチしておりファンであれば必聴の1曲である。MV版が雨森小夜氏のチャンネルに上がっているのでそちらもぜひチェックを。

「歌えるショタコン」三枝明那

お次は、三枝明那である(でたわね)。今回の配信では、普段の元気な配信からは想像がつかないようなきれいな歌声を披露してくれる。配信にも工夫が施されており、我々がライブハウスの観客席から見ているようなそんな感覚になるような配信となっている。
そして紹介したい曲は、andymori「1984」(21:11~)。彼の透明感のある高音が心地よく響く1曲となっている。ファンになるきっかけとなるような曲であると思うので、ぜひ聞いていただきたい。

「可愛い声と異次元の感性」雨森小夜

サムネイルを開けるといきなり飛び込んでくるのは「刑務所慰問ライブ」。この独特な感性の持ち主こそが、雨森小夜である。配信頻度は高くなく、なかなか知る機会はないが今回をぜひその機会としてほしい。
紹介したい曲はマキシマム ザ ホルモンで「シミ」(16:38~)。シャウトで加賀美ハヤトが参加しているこの曲は、先ほど紹介した「HIT IN THE USA」とはまた違った魅力がある。言葉では言い表せない絶妙な塩梅であるので、ぜひ聞いてみてほしい。

「ロックなデザイナー」轟京子

ちょりーっす!ということで、折り返し地点、轟京子だ。知的なギャルと言っている彼女だが、セットリストもギャルらしく有名な曲が多い。何よりその張りのある元気な声に惹かれる方は多いのではないだろうか。
紹介する曲は感覚ピエロで「拝啓、いつかの君へ」(1:15~)。最初にこの曲を持ってくることに独特のセンスを感じる。流石はデザイナーだ。この後も選曲で感情のジェットコースターに乗れるので時間がある方は全編視聴を、ぜひ。

「変幻自在の歌声」緑仙

にじさんじの中で最も音楽活動に邁進しているライバーのうちの1人と言っても過言ではないだろう。それが緑仙だ。この時はまだ高校生なのだが、大人顔負けの歌声を披露してくれた。
紹介する曲は、SHISHAMOで「君と夏フェス」(21:53~)。緑仙にしては珍しい女性バンドのカバーだ。女性らしい曲を歌うのは珍しく、カッコイイではなく、可愛いという感想が出てくる。歌ってくれてありがとう。

「人間楽器」ジョー・力一

次は、ジョー・力一だ。彼もまた、見かけに似合わず力強い歌声の持ち主で、数少ない歌ってみたからその実力がうかがい知れる。今回の配信では、一部の曲を自分の声で行うという器用なこともやってのけた。
紹介する曲は、エレファントカシマシで「俺たちの明日」(21:07~)。彼の力強い高音が楽しめるとともに、「さあ、頑張ろうぜ」と応援してもらえる神選曲である。

「バーチャルアーティスト」夢追翔

この日のオオトリは夢追翔だ。彼もまた、「バーチャルシンガーソングライター」として、音楽活動に力を入れている人物だ。2組のバンドに絞って、かつ有名なラインナップでそろえてくるのは、最後はみんなのわかる曲で楽しみたいという彼の配慮だと思う。
紹介する曲は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONで「遥か彼方」(18:24~)。彼の綺麗で力強いMixボイスに惚れこむ人は多いだろう。また、彼が歩んできた道とこれからの果てのない道のりを表しているように思う。



そして夢の時間は終わった。誰もがそう思っていた。

夢の続き

リレー配信にアンコールはないと誰もが思っていた。だが、我々は忘れていたのだ。

にじさんじは、推したちは、息をするようにオタクをコロスということを。



この日の締めくくりとして、緑仙のチャンネルにあげられた歌ってみた動画。感想などはもはや不要だろう。もしかすると、にじロックはしらないけど、この歌ってみたは見たことがある!という方も多いんじゃないだろうか。


さて、以上で第一回のにじロックは終わった。だが、まだ冬の部02がある。その感想と紹介は次回、また見に来てくれるとうれしい。

この記事が参加している募集

私の推しキャラ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?