【日記】斜め上をいく愛情

月曜から高熱で寝込んでいるわけなのですけれども、今日の午後中、おばあちゃんが階段の下から
「〇〇ちゃーん、大丈夫?おばあちゃん、もう行くけれど、お昼作ったからねー食べてねー」
私は、おばあちゃんという存在の有り難みを痛感しながら、カスカスな声で「はーい」と返事を絞り出した。

12:00をまわって目が覚めたので、台所にお昼ご飯とやらを見に行った。おうどん?お粥?味噌おにぎり?なんて、病人食いしん坊モードで。

そうしたら!!
手作りのカツ丼がきれいにお皿に盛られてたのですよ!!!カツ丼が!!!お出汁じんわり、卵ぷるぷる、お肉じゅわぁ。ご丁寧に自家製の紅生姜とお野菜も添えて。

いや、とっっても美味しそうだけれど、嬉しいけれど、でも、高熱で4日も寝込んで顔色青白ーい病人にカツ丼!?!?!?ってなったよね。

そういえば、亡くなったおじいちゃんも、私がインフルエンザで学校を休んだとき、大抵3日目か4日目くらいになると「快気祝いじゃー」ってハーゲンダッツ買ってきてくれてたっけ。私、病み上がりでひと口しか食べられないのにさ…

溢れんばかりの愛情を斜め上に突っ走らせちゃうところが似ていて、やっぱり夫婦なんだなぁって、クスッと笑いながら、でもしみじみと感心なんかもしちゃって。カツ丼を完食いたしました。ごちそうさま。

さて、病に勝つ!明日はお仕事行けるかな?


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おまけのはなし
寝込みに急な愛情増し増しカツ丼はやっぱり重くて、、布団で目を閉じて耐えてます、、
体調は相変わらずだけれど、心は温かい、そんな昼下がりでした。

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