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地平線が恋に落ちてゆく夜に 星の生まれる音の方角へ | 写真と短歌その8

毎日ひとつ、短歌をつくっています。
今週の短歌をまとめてみました。


地平線が恋に落ちてゆく夜に 星の生まれる音の方角へ



「結局どんなに遠くに来ようとも同じ星の上 遠くなんかないの」



ある朝にまだ名もない波をみた ひとりぼっちで混ざりあいながら



海を往く生物にも祈りにも映る 特別な夜がここにある限り



やわらかな時が流れる場所に棲む 妖精みたいな大人で在りたい



明日もまたここでプリンを頬張って 愚痴でもこぼすそんな君でいい


町も人も変わっていく 偶然に手に触れた花 あるいは光




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