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ふうわり揺蕩う風になる。わたしが一番「撮りたくなる、撮られたくなる」ワンピース。

instagramやXではちょこちょこっと報告をしていたのですが、
2023年から二拠点生活を送るタイ・チェンマイの写真家が作る
「撮りたくなる・撮られたくなるワンピース」、生まれました。

ブランド名は「Paasky(パースキュ)」。燕を意味する言葉です。
2024年7月12日~21日の期間限定でこそっと発売を予定してます。


Paasky
ビビットカラーからフォーマルなものまでの4色展開。
「こんなに布贅沢に使うの?」と驚かれてしまうくらい裾にはたっぷりの布。
そして首元はざっくりと開けて、ラインが美しく見えるように。
ふうわり裾が広がる、歩くと蝶のようにふわふわ弾む。
海外の方からは一番評判の良いブルードレス。
左右には大きなポケット。

写真家と物書きを生業としているわたしが「何故突然、服を?」と思う方もいるかもしれません。
今回制作したワンピースはどちらかというと「ファッションブランドが立ち上げたくて」ではなく「撮影の時にこんな服を着たい・着て欲しい」の思いが強かったので、名前も「撮りたくなる・撮られたくなるワンピース」にしました。

なので今後Paaskyには、洋服以外にも私が欲しいもの・使いたいものが並んでゆくことでしょう。できれば今後も全部大好きなチェンマイで制作をしたい。

企画から制作までゆっくり1年ほどの時間をかけ、全て現地チェンマイで

この広がり方が好きだ

ということで、第1弾はチェンマイでワンピースをつくることにしました。
「作ることにしました」と書いても、私の頭の中にあるのは最終の理想だけ。実際に制作を進めるには、現地の方々とのやりとりが必須となります。

タイ語ができず、英語もちょろっと日常会話ができる程度の私。
間に入ってくれたのは、現地でちいさな雑貨屋を営んでいるまきこさんでした。

現地でのサンプル制作や英語でのやりとり交渉など
ブランドタグ。横幅を狭くしすぎて縫い子さん泣かせに

「これはこの時期までに決めたほうがいい」「こういうアイディアはどうか」と間でサクサクと進めてくださったまきこさん。
タイ人の旦那さんにも沢山助けられ、着々と制作は進んでいきました。

出来上がっていくワンピースもさながら、とにかく大好きな土地でものづくりができること。そしてそれが「誰かに頼まれたもの」ではなく「自分が欲しいものを作っている」という実感がたまらなく嬉しく。
この経験まるごと宝物になりました。

試着と撮影会をかねて、タイの街を歩くあるく

去年の中旬頃には試作品の赤ワンピースが上がってきたので、試着を兼ねて
現地で知り合った青髪のノマドワーカー、ふみちゃんにモデルをお願いしタイの街を歩いてみることに。

モデルのふみちゃんと私。テンションがあがってます。(Photo by Sogen)
動画を撮ってくれているSogenさん。後ろ姿も歩き姿も裾がふわふわ揺れる、揺れる。
この壁可愛かった。
座った時のたぷっとした裾もいいね。近すぎるIgnat。

実際に街を歩いてもらうと、目を引く真っ赤なワンピース。
どこで撮影しても絵になるし、回るとふわっと広がる裾が写真に豊かな表情を出してくれる。

着てくれたふみちゃんにも感想を聞きながわ、脇や首元の開き部分、長時間着ていた着心地などを聞きながら最終調整をしました。

一緒に同行してくれた仲間。左からPaaskyのロゴデザイナーそうげんさん・フォトグラファー仲間のIgnatと彼女のJulia・モデルのふみちゃん・革ブランドのクリエイターYoyo。
身長160cmのふみちゃんが着ると、足首まで見える感じ。


「一番ちょうど良い」を目指したワンピースが完成しました

そして2024年6月。いろんな人に意見を聞いたり、調整したり、助けてもらいながら。ついにPaaskyとして初めてのプロダクト「撮りたくなる・撮られたくなるワンピース」が完成しました。

誰が着ても可愛い。美しい。
「ねえ写真撮って良い?」「ねえ写真撮ってほしい」と思わず声がかけたくなるような、かけてしまいたくなるようなワンピース。
こだわりは両端の裾がちょっと長めに作られていること。
くるりと回転すると、円形にふわっと広がります。
写真を撮る時はやんちゃに、自分らしく、思い切って動いてみてほしい。

もちろん羽織と合わせても良いし、長袖を着れば多分秋口も着れます。
日本でも海外でもお家でも、たくさんたくさん着て欲しい。

写真家がつくるチェンマイ生まれのワンピース、完成しました。

2024年7月12日(金)20:00~7月21日(日)23:59まで販売します

今回在庫をそんなに持っていないことや(第1弾なので…)
「どの色がみんな好きなんだろう!」と迷ったこともあり、各色の数量は極めて少なめです。
もしお手元に迎えたい方はぜひ、販売期間中にオンラインサイトよりお求めくださいませ。

※ 着用時のモデルのサイズなども参考に書いてあります。
お届け時期は7月22日~7月31日になりますので、ご了承ください。

また今回、私のわがままでワンピースに合わせた刺繍のフリンジピアス・イヤリングをブランド「3sedai」に設えてもらいました。
こちらもワンピースと一緒に予約可能です。(もちろんアクセサリー単品のご予約もできます)

甘めのお花デザインと、くすみカラーのコントラストが大人っぽさと可愛らしさ、両方を演出してくれます。
すべて3sedaiの手作り品。
チェンマイらしさあふれるフリンジを、日本でも付けられるデザインで。
イヤリングとピアスはそれぞれオーダー時に選べます。


プロダクトを通じてチェンマイの空気を少しでもお裾分けできたら

約1年かけて制作を進めてきたPaaskyのプロダクトですが、今後も様々なクリエイターや作家さんたちと手を取り合いながら、色々なものをのんびりと、自分らしいスピードでお届けしていけたらと思います。

暖かく見守ってくだされば、幸いです。



Special Thankyou!
amrita / Dew / sanctus(product line)
HOXAI | デザイン事務所ホクサイ(logo / photo / movie)
・Tomomi Isa(model)
・Fumi(model)
・Yuriko Moriyama(model)
・やなぎ(support)
・やまさん(support)


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