見出し画像

いい人なんだけど、何故か彼女といると疲れるワケ

決して悪い人ではなくて、一見気遣いのできる優しい人。社交的でもあり一見、謙虚な人。

私はわりと社交的だし、まずまず常識的な感覚を持ってると思う。この常識的なはあくまで主観で自分軸なので他人から見た私は果たしてどうなのかはわからないけど、病院という組織においてそんなに悪目立ちもせず、患者さんとも日々上手くやっている。ついでにいうと年の功で(キャリアが長いので)、治療も割とうまい。

細かいところにこだわらず(たまにはこだわった方がいいのか⁉️)、柔軟性もあるから多少イレギュラーなことがあっても『まぁまぁまぁ』とその場で対応できる。

他人の長所に目を向けるようにしているので誰とでも比較的ストレスを感じずにうまく付き合っていける方だとは思うが、そんな私にも苦手な人はいる。最初に断っておくが、私はその苦手な人、Mさんのことが決して嫌いなわけではない。むしろ数少ない同期なのでMさんとは仲良くしたいのだ。

Mさんは私に自身のプライベートなことも話すので、私のことは嫌いではないんだろう。何かあると『ゴロじろうさん!ゴロじろうさん!』と話しかけてくる。

私とMさんは同期だ。同期とはいえ入職時期が同じだっただけで、その時私は17年目(ベテランといわれるキャリア)、Mさんは1年目(新人)。歳も下だ。

いろいろとMさんの出来ない時期を見てきたけど(新人だから仕方ない)、自分の仕事に対して一生懸命やってきてたし(私は仕事熱心な人はスキ)、ゴロじろうさん!とあれこれ話しかけてきてくれるしで、彼女のことを嫌いになるはずがない。

でも、何故かMさんのことがずっと苦手だった。
だからなるべく距離を取りたかった。関わるたびにイラッとさせられるから。柔軟性がなくカクカクしてるのに辟易させられるから。

今までは別のチームだったから距離を取ることが出来たけど、異動で彼女と一緒のチームになることに。

『よろしくお願いしまーす❗️』

今までより距離がグッと近くなったぞー。

今日は一緒に担当する患者さんのことであれこれやり取りしたのだけど、私が何故Mさんが苦手なのか初めて言語化できた。
一言でいうと彼女はコントロールしたがる。自分の意見ややり方を押し付ける。自分が守る規則やルールを他人にも守らせたがる。

どこの組織でも業務が円滑に進むよう様々なルールが存在する。それはもちろん理解してるし、ルールに沿って活動している。でも、少しぐらいアソビやフォローがあってもいいと思うのよね。

私は自分がしたことについて(治療やその他について)あれこれ言われたくないんだよ。

彼女はたぶん間違ったことは言ってない。
『そういうルールなんですよ。ゴロじろうさん、やったことないんですか❓』

知らんがな😥

ルールなので、彼女が言ったように今日入院してきた人の入浴のあれこれについて私が設定した。

『病棟のどこそこに◯◯がありますから、そこに患者さんの名前を書くんです‼️』

その病棟のどこそこには◯◯は、なかった。
病棟スタッフに聞くと『そういうのはOTさんに言えばやっといてくれるよ』と返事される。

『いや、そのOTにやれって言われてるんですよ…🤣』


そして入浴時間を設定し、その時間空いてる人を担当者にした。まぁまぁちゃんと仕事をしたと思われたその直後に

『ゴロじろうさん、すみません。人的都合により午前中しかダメなんです』

ー午前中に設定したよ(最初にそういうの言っといてくれないと😩)

『ゴロじろうさんが設定した担当者は妊婦で気分悪くなるかもしれないし、転倒リスクがあるから担当ダメです』

ー空いてるもう一人は新人だから、その仕事できないんじゃないの⁉️

と思いつつ、設定後もダメ出しするなら最初からサクッとあなたが設定すればいいんじゃないの⁉️

あぁぁ😱

Mさんがもちろん悪いわけではないし、彼女は自身のルールとか正義に基づいて私に確認したり作業を促してくるだけ。担当者が不適切と判断したのも妊婦である彼女の体調を思ってるからこそ。

悪気は全くない。しかも親切心から言ってる。

それはよーっくわかる。

わかるだけになんかしんどいな〜😔

自身の器の小ささを自覚しつつ、私が悪いのかと思わされる時点でMさん苦手意識が私の中で広がっていく。

自分の正義に私を従わせようとしないで!

と叫ばずにいられない。


苦手な人との付き合い方はいろいろあると思うけど、ストレスを軽減させるには近寄らないのが一番。
今まではある程度距離が取れたけど、今後はその距離が取りづらい。

今後どう距離を取っていくか、
いかにストレスなく仕事していくか。

他人は変えられない。


変えられるのは自分と未来だけ。

どういう距離感で付き合っていくか、それが私自身が楽に過ごせるかに繋がる。

自分の立ち位置や在り方を見直す機会にしていこう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?