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吃音で苦しんだ私が、森田療法でほぼ良くなったので、今、吃音で苦しんでいる人に伝えたい!

私は、以前吃音で苦しんでいました。

後輩が簡単に電話に出られるのに自分はそれが出来ず、自分を責めました。

どうしてこんなに苦しいんだろうかと、生きることは苦しいこと、と思いながら、それでも会社には休まずに行っていました。

かっこ悪い自分を許すことが出来ず、どうしても吃音を治したくて本屋さんで心理学の本を少しずつ買うようになりました。

最初に買ったのは「自律神経訓練法」。

右手は重たくなる、重たくなると唱えた後、右手が温かるなるとゆっくり暗示に掛けていきます。

次は、左手を同じようにして足も片足づつ暗示に掛けていきます。 

何となくリラックス出来ているような気もしてきます。

当時は朝起きて寝るまで、ほとんど吃音のことを考えていたので、自律神経訓練法は、朝起きが時間と寝る前、それに当時は営業の仕事をやっていました。

当時は営業の仕事をやっていたので、営業から会社に帰る途中に人が誰も来ないような場末の喫茶店に入って、それをやっていました。

2週間ほどやってから、思い切って電話を取りました。

吃りまくりました。

目の前は真っ暗です。しかもそれを人に知られたくない。

そこで次は、題名は忘れましたが、イメージ法みたいな、とにかく自分が偉くなって全てイメージ通りに出来ると暗示を掛けるような本も読みました。

これも失敗。

次は「森田療法」に関する本

森田という人の名前が付いているので、最初は怪しいだろうなと感じ、当時の私としては半信半疑「ワラをもすがる気持ち」でその本を手に取りました。

しかし、数年後に森田療法のおかげで自分の吃音が治ることを体験するとは、全く思いませんでした。

最近、ツイッターを見ると吃音で苦しんでいる人の投稿をよく見ます。

私は、森田療法で吃音が治ったので、全ての人が治るとは思いませんが、吃音の人が、森田療法で治る確率は高いと思い、少しでも役に立てればとnoteに書くことを決めました。



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