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#2 精神疾患者殺人鬼は裁かれるべきか

病むって何だろう

私が最近よく見るYouTube チャンネル「あるごめとりい」

極悪犯罪や心霊現象、未解決事件などの事例を取り上げて考察するチャンネルだ。犯罪心理学の何かに繋がるのでは、と思い見始めた。「サイコパス」という内容の動画も多数挙げられていて、私は見るたびにぞくぞくしている。

視聴していく中で、動画でもたびたび登場する「精神疾患殺人鬼」について気になった。

「精神疾患を持つ殺人犯はどのように裁かれるのか」


【刑法第39条】
1 心神喪失者の行為は、罰しない。
2 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。

刑法では、心神喪失者の刑罰は罰しないと規定されている。
また、減刑の処置もなされている。

この内容に関して、考えは様々だと思う。

「軽すぎるのではないか」

あるいは

「妥当なのではないか」

と。





違う観点から見てみよう。

極悪犯罪者への極刑と言えば、死刑を想像するかもしれない。
また、無期懲役も考えられるだろう。

「死」という言葉には何とも言い難い、重い意味を持っていると思う。
しかし、「無期懲役のほうが辛い」という声も聞いたことはないだろうか。

死刑宣告をされた受刑者は、残りの人生を精一杯生きようとする傾向があるらしい。
一方、無期懲役を宣告された受刑者は、いくら頑張って生きていても檻の中だ。(ここでは、執行猶予を考慮しない場合)



死刑よりも無期懲役のほうが辛い?

無期懲役囚のほうが、幸福度の低下が顕著である?







多少脱線したが、精神疾患犯罪鬼の話に戻ろう。

刑罰は妥当であるだろうか。

立場によって変わる被告人への情。
被害者側→「そうなのか。でも快くは許せない。」
加害者側→「自分が望んで行った殺しではない。」



もしかしたら、精神疾患殺人鬼の刑罰は、AI(自動運転)の責任追及と似ているのではないか。

もしかしたら、「死」よりも重いものは存在するのではないか。




普通に生活しているだけだと、
あまり考えたことのないこと。
目を背けてきたこと。





あなたのトモダチが、同僚が、家族が加害者になってしまったらどうしますか?
あなたのトモダチが、同僚が、家族が被害者になってしまったらあなたはどうしますか?




あなたが加害者になったらどうしますか?















あなたはどう考えますか?



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