じぶんと玉ねぎを知る
こんにちは。はたけなかです。
先日、友人から淡路島産の新玉葱をもらいました。
淡路の玉ねぎは“超”甘いっ!!
玉ねぎサラダにしていただきました。
今回は、東洋医学からみた「玉ねぎ」の話をお伝えしていきます。
巷では『○○は~に良い!!』みという話が
入れ替わり立ち代わりコンスタントに流れておりますが
生きている年月、
育った環境、
体質、
住んでいる地域等
1人1人違うわけですから
自分の体質にも注目した方がよいのかなと感じます。
例えが極端ですが
「植物に水は大事」とはいえ
朝顔には毎日たっぷり水をやるし
サボテンには土が乾いたら水やりをする。
さて、今回お伝えする「玉ねぎ」。
血液をサラサラにする
コレステロール値を下げるとか
血糖値を下げるなどの
働きがあるのはご存知かと思います。
東洋医学的効能としては
・温中理気:胃腸を温め、気の巡りを改善
・消食:消化を促進
・利水消腫:利尿作用で、むくみを解消
・解毒駆虫:毒素を解消し、寄生虫を駆除
・通陽:気を巡らせ、身体を温める
という働きがあります。
なので、以下の体質の方には合います↓
・気血両虚:疲れやすい、少しの運動で息がきれる、胃下垂、クヨクヨしやすい、めまい等
・陽虚:全身の冷え、冷えると病気が悪化、午後になると体調が悪くなる、舌が真っ白、むくみやすい、やる気がない、あまりしゃべらない
・気滞うっ血:繊細で神経質、気持ちが不安定、イライラ、食欲不振、肌や爪が荒れる、生理不順、生理痛
・妊婦さん:お腹が大きくなっているため、気血がめぐりにくい。むくみ、高血圧になる場合もある。
玉ねぎは辛味で身体を温め、気を巡らす作用があります。
特に生は軽く発汗させる作用があります。
身体に余分な熱がこもりやすいので、
・肝陽亢進:過度のストレス、怒りすぎ、顔が赤い、いつもイライラ、高血圧、頭痛、寝付きが悪い
・陰虚:汗のかき過ぎ、大出血、長期的睡眠不足、微熱が続く、手足のほてり、よく喋る、皮膚がカサカサ、眠りが浅い、ネガティブ思考
もともと熱っぽい↑のタイプの方は、控えめに。
何でもそうですが
「過ぎたるは及ばざるがごとし」
玉ねぎが合う方でも食べ過ぎは注意です。
今が旬の「新玉ねぎ」
美味しく食べて健康に。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
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