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アジアが熱い at フィリピン

休みが取れれば必ずどこか遠出し、日本から離れ違う文化に触れるのがとても楽しくて好きで、よくアジア各国を旅しています。そんな中、仕事でもベトナムに行くことが最近増えてき、色々なことを感じるのでみなさんにシェアしたいと思います。

上の写真はタイのカオサン通り。
タイのバンコクはカルチャーが溢れ出て、行けばタイのみなぎるカルチャーを感じることができます。コヒー、ファッション、アート、音楽などなどさまざまものがここから発信されています。日本にいてもタイの勢いを感じることがしばしばあますよね。

フィリピン セブ島

みなさんフィリピンはどうですか?私もあまりフィリピンにサブカルのようなコミュニティがあるとかあまり考えたことがなかったです。2018年12月ごろフィリピンのセブ島に1週間滞在し英語留学していました。毎日学校に通うだけの生活をし、朝から夜の7時くらいまで勉強していたし、宿題もあるのでなかなか外に遊びに行けなかったんです。そんな私に学校の友達がせっかく来たのに街も楽しまないともったいないよと言って、私を外に出してくれました^^みんな優しかったな。

街を歩くと、路上生活している人、ストリートチルドレンがたくさんいました。でもたまにすれ違う人で、金のネックレスや指輪をつけたような大金持ちの人や、上から下までブランドもので身を固める人も。GUCCHI!みたいな。

いた時期がクリスマスだったので中心部の広場では毎日イベントをしていました。クリスマスマーケット的なものだと思います。そんな公園の真ん中にはちょっと怖いイエス様の人形が飾られていうたり、街中クリスマス一色。セブの人はみんなキリスト教で信仰が深く、土日は教会に行ってお祈りしています。

そんな中、街をフラフラしていると、私の横をBMXの集団が横切りました。私はそれを見て驚きました。スケートボードやダンスではなくBMXですよ!写真に収めることはできなかったですが、この街に隠されたカルチャーをその時ひしひしと感じました。
BMXって今は知ってる人多いけど、ストリートカルチャーにおいては、スケートボードなどに比べたらまだ規模は小さい。まずBMXを扱うお店なんて日本でもそんなにないのに。そんな集団がここセブにいる!しかもその集団はかなり若かったし、格好もストリートファッション。敏感な人がいるってことだと確信しました。(下の写真は参考画像です。)

そんな感動を味わい日本に帰ってきて、もっといろいろなことを知りたくなりました。こんなことはたぶんセブだけではないと思って。
そんな時知り合いから「このイベントはアジアの面白い人が集まるから、ベトナムの事業やってるし参考になるかも」っと教えてもらったイベントのことを思い出しました。

第3回メディアアート国際シンポジウム
インターネット以降の文化形成 創作、発信、ネットワーク―

このトークの第3部の『アジアのカルチャーシーンをつくるには』は今の自分にかなりシンクロしそうな感じがしました。合わせて昔夢中で読んだSTUDIO VOICEの方も出てるし、興味津々。

あまり調べずに行きましたが、そこで出演されてたのがフィリピン マニラでwebマガジンPURVEYR設立者・編集長のマーヴィン・コナナンさん。サイトと、今はスペースもあるそうです。

PURVEYR

このサイトを見てもらえばわかりますが、ファッションア、アート、音楽などいろいろな記事がいろいろ書かれています。
また文章だけでなく、カッコ良いちゃんと編集された映像も合わせて書かれていて、全体的なクオリティの高さを感じます。
このサイトの収益はもちろん広告費。adidasなど有名ブランドとのコラボもされています。マーヴィンさんがここでおしゃっていたのが、自分たちのクリエイティブを崩さないように、映像を制作したりデザインしているということ。クライアントの要望もあるが、なるべく自分たちらしさ、PURVEYRのブランドらしさを出す、崩さないということが大切だと。そこでクライアントが合わなかったらそれで終了だねって。マーヴィンさんの真の強さを感じ、クライアントもそんな彼らを信じてお願いいしている様子がなんか見えてきました。

PURVEYRの今があるのが、立ち上げ当初、周知させるたくさんのイベントを打ったそうです。そこでもクオリティを崩さず、たくさんの人を呼び、たくさんの人に、スペース、サイト、人を知ってもらったそうです。
そんな力強いパワーを目の前で見て、マニラに行ってみたくなりました。もちろんPURVEYRにも行ってみたい。

てか、そもそもなんでこんなに洗練されてるの?って思ったんですが、やはり英語かと思っています。フィリピンの人は英語も喋れるしそのため、アメリカやヨーロッパの情報は手に入りやすいって話もあるみたい。ほんとにフィリピンの音楽のクオリティは高い。 

(このトークでモデレーターをしていた元WIRED編集長の若林恵さんの歯に衣着せぬ言い回しは、とてもわかりやすく私の頭にスススっと入ってきました。彼の目線はとても面白かった。)

このトークのを見た後、すぐこの本を買いました!

STUDIO VOICE

『FLOOD OF SOUNDS FROM ASIA いまアジアから生まれる音楽』隅から隅まで読みました。いろいろな各国の音楽製作者を取り上げられていました。フィリピンのアーティストもたくさん紹介されていました。
その中の一部を紹介させてください!すんごいイケてるんです。てか格好良すぎ。

Jason Dhakal

好き〜。


Jess Connelly

今フィリピンのインディーシーンで需要な人物。

Eyedress

繊細でちょっと乱暴的ででもなんだ憎めない。

RURU

結構好みな音楽^^

音楽いけてませんか?
私は好きです、とても。今の日本の音楽シーンも熱いなのかもしれませんが、アジアの動きの速さに私は興味シンシンです^^

この雑誌にはもちろんフィリピンだけでなく、中国、インドネシア、韓国、インドなどなどさまざまな国の面白い人たちが取り上げられています。アジアに興味がある方はぜひ読んで見てください。

かなりの分厚い情報が書いてあるのに、なんと580円!
たぶんですが、国際交流基金とこのプロジェクトをされているのでこんなに安いんだと思います。ほんとだったら1500円以上はするでしょう。こうやって助成金制度で、アジア全体を盛り上げているってことなんですね。なんだか、日本がおいてかれやしてないかそわそわしますけどね。

といった感じで「アジアが熱い」一部を書かせていただきました。
まだいろいろあって、書ききれないのですが、今回はフィリピンのことを、また次回はベトナムのお話もできたらと思います。



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