不憫なる(?)沼オチ記録

半ジャニヲタ(人生の半分以上ジャニヲタ)の私にとって、辛いことの方が多かった2023年。
そんな2023年も終盤の10月、転げ落ちていることを自覚するほどの沼オチを初めて経験した。このなんとも言い表せない興奮の備忘録としてnoteを書いてみる。

全ては2022年12月、TikTokをインストールしたところから始まる(壮大過ぎ)。半ジャニヲタの大部分で担当してきた自担が、映画とドラマの宣伝のためTikTokに出ることになった。
それまでTikTokは一般人が踊っている動画を観るアプリだと思っていたので、意識的に遠ざけて暮らしてきた。ところが自担がやると分かった途端、秒速でインストールからアカウント作成を完了させた私。手のひら返しもいい所だと頭では分かっているものの、指が勝手に操作していた。
それからというもの、完全にTikTokが生活の一部として定着した。少し時間があればおすすめ欄をスワイプ。ひたすらスワイプ。

そんなTikTokのある生活が当たり前になっていた2023年10月半ば。偶然流れてきた、とあるファンが作った動画にいいねした。
おにぎりの具材を被らないように指定すると食べることが出来るというYouTubeの企画動画を、ファスト映画風に編集したものだった。
この時は出演しているグループの名前と、メンバー数人の顔と名前が一致している程度の認識で、単純に「おもしれーファンがいるな」くらいのいいねだった。

そのいいねをきっかけに、おすすめにジュニアが頻繁に流れてくるようになった。大抵の動画は次々とスワイプして流し見ていたのだが、ひとつだけ異様に記憶に残るものがあった。
それこそが沼オチのはじまり。コチラです。

自分が楽器をやった経験もなければ、バンドの知識もベースの知識も全く無いのだが、とにかく惹かれた。めちゃくちゃ惹かれた。かっこよすぎる。(語彙力)

タグの名前を見て驚愕した。「矢花黎」「7MEN侍」。
「え?7 MEN 侍ってあの??SAMURAIしかやらない7 MEN侍??」
これが最初の印象。失礼すぎる。
後でわかったことだが、私の7 MEN 侍の認識は2018年~19年あたりで止まっていた。少クラでひたすらSAMURAIをやっていた頃のイメージしかなかった。申し訳ない。

この動画をみつけた時は「矢花黎」と言われても、うっすら顔が出てくるような出てこないような、そんな程度の認識だった。
夜ふかしでインタビュー受けてた人、ペンラがネギのグループの人、活きのいい矢花、名前ボードが黒塗り白抜き、そんなバズっていたものを見かけただけの状態。

気がつくと、検索窓に「矢花黎」と入れていた。指が勝手に。そこからは怒涛の転がり落ち展開。
ベースを弾いている動画と、普通にお喋りしている動画。ギャップがエベレストとマリアナ海溝。ほんとうに怖かった。

TikTokの外で検索したら終わりになると感じたので(私が)、避けていたISLAND TV。
駄目だと思いながらついに手を出してしまったのは忘れもしない、11月3日金曜日祝日。丸1日家に籠って# woofer887を全部みた。まさに寝食を忘れてひたすらみた。完全に溺れた。
初めはハマってたまるかという気持ちもあったが、途中でムダな抵抗だと気づき全てを受け入れた。そもそも抗えるわけがなかった。TikTokでみつけてしまった時点で既に抜け出せないところに来てしまっていた。
1つ動画を見る事に溺れていく感覚。ある種の快感さえ感じた。

これまでも「沼にハマった」とか、「沼に溺れた」とか、言葉として軽率に使っていたが、それらは全く沼オチでは無かった。
この11月3日の感覚こそが沼オチだ。胸を張って言える。

沼オチを自覚したのは良いが、2023年10月~11月、複雑すぎる時期ど真ん中だった。半ジャニヲタとか言っているが、この沼オチは"ジャニ"では無い"何か"の時期の話だ。
応援すると決めたからにはお金を落としたいと思うのがヲタクの性な訳だが、なんと、落とす先がないという大問題。
近年は公式オンラインショップで簡単に写真やアクスタを購入することができて当たり前だったが、この時既に、公式ショップが完全に終了していた。
公式で落とせる場はただ一つ、情報局加入だけだった。

アレもこれも発売されて、現場があって、ヒーヒー言いながらジャニヲタをしてきた私が、お願いだから貢がせてだなんて、そんなことを願うとは夢にも思わなかった。

もうひとつ、矢花黎への沼オチ記録として漏らしてはならないものがある。
ISLAND TVのサ終だ。
仕事から帰ってきたらISLAND TVで矢花くんを摂取する、そんな夜時間がルーティン化してきた11月24日。突然の年内でのサ終発表。
古い動画から順番に全部観て、好きな動画はお気に入りに追加して、この先のロックの日とベースの日はどんな動画をあげてくれるのかなとワクワクしていたところに、突然のサ終通知。ショックが大きすぎた。
わずか3週間で、好きになったきっかけのコンテンツが失われる現実に直面。

■好きになってからアップされたISLAND TV一覧

  • # ベースの日 2023

  • ISLAND TV ありがとうございました!

急展開すぎる。そんな悲しいことあるんだこの世の中。
8870歩譲ってサ終してもいいので、これまでの# woofer887作品はインターネットの世界に残して欲しかった。
私みたいにISLAND TVがきっかけで矢花黎にハマる人、今後出てくることはないんだと思うと本当に大損失。

ごく出は永遠の新規と言う言葉があるように、何をきっかけで好きになったのかを「○○出」と表す。私は「TikTokの# woofer887出」といえるだろう。
出会うきっかけこそTikTokだったが、完全に転がり落ちたのはISLAND TV。
ISLAND TVが無い世界線では、# woofer887が生まれることはなかったし、TikTokでベース動画がアップされることもなかった。当然、私が矢花黎を好きになることもなかっただろう。
この現実世界でだって、わずか2ヶ月TikTokでみつけることが遅ければ、ここまでの沼オチも、応援しようと思うこともなかった。

"ジャニ"ではない"何か"の時期ど真ん中で盛大に沼オチし、公式でお金を落とす場もなく、有能コンテンツはサ終。毎年恒例のカウコンもない。ジュニア担に欠かせない少クラは終了。
とんでもないタイミングで好きになってしまった、つくづく感じる。不憫すぎるが、不憫なのは担タレということで甘んじて受け入れた。ヲタクは都合のいい生き物なので。

正直、7 MEN 侍は一生通ることのないグループだと思っていた。何か話題(いい事も悪いことも)になっていても、「ふーん、7 MEN 侍だしどうでもいいや」くらいにしか思わず、気持ちが乱されることもなかった。過去の私をぶん殴りたい。
こんなに応援したい、ついていきたいグループになるとは思わなかった。人生何があるか本当にわからない。
もっと前からすきになっていればよかった、そう思わないこともないが、このタイミングで沼オチしたのにも意味がある(?)
通過ではなく、一生しがみついていきたい。

2023年。良い意味でも悪い意味でも、この先忘れることのない濃すぎる年となった。
2024年。矢花黎と7 MEN 侍がもっともっと幸せになるように全力で応援したい。声を大にして好きだと叫びたい!!!!!!


年末だし書いてみようと手を出したnote。
想像以上の長さになってしまったが、これも担タレということで。
それでは。良いお年を!

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