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思い付きで買った10.1インチの小さなパソコンとわたし

新しいパソコンを買った。初めて聞くメーカーのもので、どこの国のものなのかすらわからない。その上、容量も4GBしかない。大きいスマホのようでいて、10.1インチしかない小さな私のパソコン。

このパソコンを選んで買った理由は何でもない。ただの思い付き。通信販売のページで見つけてからおよそ10分で私は購入を決めた。

そんな思い付きで行動するなんて慎重さに欠けている。思い付きだなんて情報の1つもないということだろう?バカすぎる。

今まで思い付きでしてきたことを私以外の人間に話すと大体そう返ってくる。

慎重さがないという意見については同意しかない。しかし、情報が全くないという意見には私は賛成できない。思い付くということは元々その情報や確信がないと出来ないことだと思うからだ。

例えば、小説を書こうと考える。この時点でこの小説を書きたい人は小説というものがこの世に存在していて、小説は書くものだという情報を知っているのだ。そして、自分には小説が書けるという確信を持っているのだ。

この確信を私は自信だと考えている。

この自信をそのまま行動に繋げるか繋げないかで思い付きができるかできないかが変わってくる。また、その行動へ移すまでの時間で慎重であるか、慎重でないかが決まってくるのだ。

つまり考えようによっては、私は自信がありまくりのフッ軽な自己肯定感の高い人間だ。

なんてことを書きながら、私も2年前までは自信をすぐに否定で消してしまっていた。結果、何もできず新しいことにすら挑戦することがなかった。もちろん、新しい出会いもなければ発見も産まれない。

しかし思い付きのまま行動してみると、今まで知らなかった世界や人々が見えるようになった。様々な価値観、考え方を吸収する事は自信をかき消す否定よりももっともっと楽しかった。

私は思い付きで行動することが好きだ。

いま、私は新しいパソコンでこの文章を書いている。昨日たった10分で買うことを決めた大きいスマホのような、10.1インチしかない小さな私の新しいパソコン。

手の小さな私にはちょうどいい大きさのキーボードが特にお気に入りだ。

しかし、Google Chromeを入れてくれないことと、Twitterの表示がよくわからない日本語になることは少しだけ困る。

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