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小説より 運命の麗しき皇妃たち・皇帝に愛された妃~薔薇のような美貌の皇妃 エーメとジョゼフーヌ~~【フランス皇帝ナポレオンとオスマン帝国の帝の妻】


小説の一部です

小説の一部より
パリの屋敷の洒落た部屋 時々、サロンなどの集まりも模様される
屋敷の向こう側の通りでは馬車が行き交っていた

「デユ・バリー夫人さま」「うふふ 何かしら?」

「殖民地の島から来たあの夫人、元ボアルネ子爵夫人に
 かなり興味を示されてますね」
「ええ、そう ジョゼフィーヌという若い貴婦人」
少し下がり気味の大きな青い瞳 人の良さそうな瞳を流し目で微笑する夫人
「最近、貴婦人たちの集まりで チラリと会えたけど
不思議な感覚を覚えたの 今は大変そうだけど必ず大きな人物になるわ」
続けて、ゆっくりと話し出すデユ・バリー夫人

「不思議なの 王妃か何かに見えた あのヴェルサイユの支配者達のようだった」
彼女のその言葉にそれなりに身なりの整った男が問い返す
「国王の公式な愛妾まで上り詰められた貴婦人に認められるとは?」

「・・元々は私生児のシングルマザーの子で預けられ、それからお針子
沢山の恋人たちに仏蘭西社交界のマナーを教わり 
それから結婚を条件にデユ・バリー伯爵が私に」

「彼の妻 デユ・バリー夫人として 
彼の為に彼の友人たちの接待の相手を命じられて」

「平民で庶子の貧しい子 それがベルサイユ宮殿へ
あの年齢は高かったけど 優しいルイ14世様の愛妾に」

「ちょっとお爺ちゃんだかったけど 優しい人で沢山の贅沢をさせてくれた」

「ハプスブルグ家のお姫様たちが私を嫌うのは当然でしょうね」

「恨んでないですか?」「どうだか・・さてね あの王妃様も」

・・・

続きはカクヨムかpixivファンボックスにあります 

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