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はじめの一歩が難しい、言い換えれば一歩出せばこっちのもの

何事も新しいことを始めたり、何かに挑戦したり、新しいコミュニティに入ることは勇気がいること。

私は元々人見知りなことと俗にいうHSPなので、
初めてのコミュニティや人に触れることにとてもエネルギーが必要で、学生時代や社会人なりたての頃は、自分の特徴を理解しきれないのでいつも疲れていた気がする。

今では自分のキャパを理解してきたので、新しい人との交流がある日の前後は休養がとれるようにスケジュール調整をして、とんとんぐらい。
私はこの休養期間を『引きこもりモード』と呼んでる。

『引きこもりモード』のイメージ図


しかし、そうなると新たな代償が生まれてくる。
最近新しいことを始めたり、新しい人との出会いがぐっっと減った。
心は安定しているけれど、安定しすぎて「これでいいのかな…」と思う始末。
(自分から避けてたのにね、本当に自分勝手というかないものねだりだなーと思う)

さてさて、
ここ数年の生活形態が変わった上で、オンラインコミュニティも整理して、コミュニティあまり属さない人間になったわけだが、
最近入ったコミュニティがひとつある。

活動を強要されることもなく、
気を遣って声をかけられることもなく、
かといって突き放されることもなく、
とてもちょうどいい距離感でいさせてくれるコミュニティ。

そのコミュニティが不定期で運営する集まりがあり、これは行きたいな…と思うイベントで、幸い平日休みの私にも行ける曜日もあった。
しかし、ここでも私の『引きこもりモード』がonになる。
休みの日と被っても「わざわざ出かけるほどでもないし…」とか「家にいてあの本読みたいし(実際読んでない)」とか、
何かしら自分の中で行かない理由を探しては欠席をすることも多々…。

そんなやりとりを数十回と繰り返したある日。
いい加減こんなウジウジせずに行きたいなと思うことができた。
その目的地に近いところでの予定を前後に数件入れて、『引きこもりモード』への退路を塞ぐ。


当日がやってきた。
退路を塞いだのにも関わらず、心地の良い家に帰りたがる自分に「何のために予定を組んできたの、今日行くためでしょ」と鞭を打って目的地へ向かう。

とうとう目的地に到着したが、さらに入り口から会場に向かうまでの道のりで「やっぱり引き返そうかな、今ならまだ帰れるし」と思いながら、心地よい家に(中略)会場への階段を登る。

会場に入る直前にコミュニティの方にお会いしたのだが、その瞬間にあれだけウジウジしていた自分がどこかに飛んでいき、この空間を楽しもうとわくわくする自分がでてきた


我ながら分かりやすく単純な性格だと思った。
それと同時にはじめの一歩を踏み出すことは
本当にエネルギーもいるし難しい
けれど、
一歩、たった一歩踏み出してしまったらもうなにも怖くないということを改めて知った。

一歩出すぞ…えいっやーーーーーー!!

人間という生き物としてこの地球で生きていると
毎日が選択の連続で何をどう選ぶのも自由。
自由だからこそ、新しいことへのはじめの一歩を踏み出すことは難しいけれど、踏み出してしまえばあとは『成るようになる』

この日のおかげで、このコミュニティの集まりには、今までよりも少し、ほんの少し出席することに対して前向きになれる気がした。

そのとても難しい、高く大きな
はじめの一歩さえ踏み出してしまえば

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