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フランス産小麦粉 シャントゥール


てごねでパンを作るようになって、早2年。

フランスで食べたバゲットになかなか日本で出会えず、自分で作ることにしました。

参考は本場フランス、
コルドンブルーの本とその動画。

結果分かったことは、日本で一般的に紹介されている作り方、材料そのものが全く違ってました。

砂糖もシロップも使っていません。
小麦粉、酵母、塩、水。
シンプルな材料です。

コルドンブルーでは、トラディション フランセーズという、フランス産の小麦粉を使用しています。

ただ、この小麦粉、ベタベタして使いにくいし、値段がすごく高い。

フランスの小麦粉は、純小麦粉です。隠しでクロレラや麹を入れません。(日本のフランスパン用小麦粉は、たいていが何か入っているようです。特徴は作りやすく、仕上がりはきれいです。
フランスパンらしいほどほどの空洞があきますね。)

しかし、味は完全アウトです。
(フランス滞在経験者であればわかると思います。
まぁまぁおいしいけど、
フランスパンではない、という味わいです。)


トラディション フランセーズはちょっとお高い、難しくて自信無くす、と何度か思いました。

でも仕上がりと味は文句なしです。

そんな中、フランス産小麦で他のものもあるかと思って探したら、結構ありました。

手に入るものは全て試しました。
どれも特徴があって興味深いです。

その中でかなり良いなーと思ったものを紹介します。

それは、

フランス シャンパーニュ地方産の小麦粉

シャントゥール

です。

黄色っぽく、しっとりしています。
生地は日本のものほどではないですが、まぁ、扱いやすいです。

仕上がりは、外がわがパリッと系、
小麦の風味もあります。

ただなんと言っても、手で触れて気持ちがいい。

なんとなく優雅な気分で作れます。(楽しく作れると思います。)

シャンパーニュといえば、シャンパンのところです。

良い粉は製粉会社のお力も大きなわけです。

他にも驚くほどの小麦粉はありました。

素人が入れない、
製粉の世界を垣間見たのも、複数の小麦粉を使ってからのことです。

シャントゥール、

きれいな仕上がりと風味が他を寄せ付けません。

リピート購入は何回もしています。

おいしいフランスパン、バゲットを作りたい。

あるいは似たようなハード系のパンを作りたい。でもなかなかできない。

そんな時は今までの常識を捨てるのもありかもしれません。

コルドンブルーから学び(良い本が出てます)、

良い粉を探すのがポイントかもしれません。

シャントゥール、
最高です。

風味がとても良いですね。
触れてとても気持ちが良い粉をです。
家庭用なのでサイズはミニサイズです。
小麦の味がしっかりします。
扱いやすいです♪

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