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青森ヒバの古材を使う

青森ヒバは、防虫や虫除け等の効果があります。
そのため、野菜作りで 青森ヒバのオガクズなどを活用している人もいると思います。

私は青森ヒバの木材やチップを通販で手に入れています。
一般的に材木屋で販売されている青森ヒバは、
比較的新しいものです。 古くても、大体20年くらいだと思います。

しかしながら、 ヤフオクで手に入れた青森ヒバの木材は、
どうやら50年以上前に使用されていたものでした。

表面は、変色していたり、傷や汚れがあります。
(温泉の外湯の囲いなどにしようされている木材と似ています。

青森ひば独特の香りは少なめか、薄い板であれば、ほぼヒバの香りはしませんでした。

当初は買い物に失敗した、と思いました。

ヒバで香りがしないなら、意味がない、とさえ思いました。
なぜなら、虫除けや防カビ効果があるからこそ、ヒバを買うわけです。

 古材は、基本的に表面を削ったり、古い釘をとるような一手間が
必要です。
雰囲気合えば、そのまま使用もできるかもしれません。

しかし、ほぼ全ての古材は汚れています。
そのため、磨きます。

空研ぎペーパーという紙やすりを使って磨いてみました。

すると、うっすらと輝いてきました。

この輝き、ツヤは、真新しい木材とは違った感じです。
優しいような、うっとりするような、不思議な色艶です。

古材、古木、磨くことによってみられる、輝きにハマりました。

一見驕れが目立つ古い木材が、磨くことで輝く。

綺麗になるから、達成感も得られます。

最近は、木を磨く作業に没頭するようになりました。

適当なサイズにノコギリで切り、気を磨く。

そして、木を磨く。

紙やすりで磨くだけなので、全く難しくない
しかも、没頭できることで何か救われている気がします。

というのも、SNSやネットサーフィンをついしてしまい、
なんとなく疲れてしまうことがあります。

何かに没頭すると、意外にもき気分がいいものです。

木を磨く、ついでに心も磨いていることになる。

今日は、カードサイズの木片を作りました。

かみやすりで磨いて、すべすべです。

ポケットにこのカードサイズの木片をいれ、

時々触れる。

ツルツルして気持ちいい。

ポケットから取り出しては、ニヤニヤする。

こんな楽しみも意外にあるもんだな、と思いました。



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