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朝日記【1日目】

日記は寝る前に「1日の振り返り」として書くことが多いが、これは朝起きたときに書く「1日のはじまり」の新鮮な気持ちを綴る『朝日記』とする。

なお、これは人に見せるのを前提としたものというより、備忘録に近いものなので、特に挨拶やオチや気づきもない。
朝起きて思ったことをまま綴るだけの日記。
だから、なるべくバックスペースを押さずに、気持ちのまま書き進めていきます。

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「頑張りたいときに限ってうまくいかない」

最近気持ちが沈みがちで「今日は頑張るぞ!」って気分だったのに、Wi-Fiがご臨終して自宅のPCがつながらない。
私は今自宅でのPC仕事が1日の大半を占めているので、かなりの痛手です。
スマホのテザリングでなんとかこの日記を書いています。

こんなふうに「やるぞ!」って思ったときに限って、いつもはならないトラブルが起きたりする。
「神様の試練」なんていう言葉が私は好きではないので、あまり使いたくありませんが、悔しくてもやっぱりそんなようなことを感じてしまいます。

「あなたは、この試練(トラブル)を乗り越えてまで“これ”をやり切る覚悟がありますか?」

と。

試されるのは大嫌いなので、こういうときは潔く撤退するか、見えない何かが用意したその試練をぶち壊す勢いで押し通る。
もしかしたら私が忘れた「熱さ」を思い出させようとしてくれてるのかもしれない。
なんて都合よく解釈するのが、人生を今よりちょっぴり楽しくするコツだとも思う。

学ぼう、稼ごう、うまくやろう、注目をあびよう、遊ぼう、ダラダラしよう、塞ぎ込もう、自暴自棄になろう、どんな動機も、振り切らないと得られないものがある。
やり切ってこそ、自分が欲しかったものが手に入る。
そうじゃないと、人生に試練がある意味がわからない。
欲しいものが手に入らない人生なんてつまらないじゃないか。

子どものころ感じたあの素直な欲求は、大人になっても持ち続けていい。
(というか「大人なんて存在しない」とすら私は思っている)
泥だらけになって遊んで、家に帰って手を洗い、家族で食卓を囲みながら他愛もない話をする。
テレビにああでもない、こうでもないって言いながらお風呂の順番を待って、キレイさっぱり流してふかふかの布団で寝る。

「明日はなにをしようかな」

今日の後悔ではなく明日の欲求について考えながら眠りにつく。
やり切ったからこそ、今日のことではなく明日のことに目が向けられるんだ。

やり切った1日の最後に飲む酒はうまいだろう。沁みるだろう。
空っぽになったタンクに注がれるからこそありがたく、清々しさを感じるってもんなんだ。

私のタンクは今満タン。というか使わな過ぎて溢れている。
さらっと書いてるけど、これって結構ヤバいんやで。
注いでも注いでも、溢れるだけだからね。
清々しさも、ありがたみも、よくわからなくなってくるんだよ。
自覚があるのでここは打開していこう。

うまくいかなくてもいいから、今日はちゃんとやり切れますように。

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