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面接本番で意識すべき3つのポイント

面接において、考えることやらなきゃいけないこと、たくさんあります。

自己PR、自己紹介、将来像、過去の経歴、弱点、志望動機、頑張ったこと、逆質問・・・

と、たくさんのことを考え用意する必要があるのです。

もちろん面接の前までには上記のことはしっかりと考えておくべきですし
伝える練習もしておくべきです。

ただ全部を丸暗記するのも難しく、
丸暗記したものを言うのであれば手紙を送ればいい話です。

さらに会話の中で予想しない質問が来ることもあります。

準備をどうするか も大事ですが、本番でどう取り組むか も大事になってきます。

そこで今回は、
面接の本番において気を付けるべき3つのポイントをお伝えします。


3つのポイント


①印象面:見た目・話し方・聞く姿勢

②回答の入り口:アンサーファースト

③回答の終わり方:ポジティブで会話を終える。(事実だけで終わらない)

この三つです。

シンプルなので、この3つをおさえて本番に臨むといいでしょう。

1つずつ解説します。

①印象面: 見た目・話し方・聞く姿勢

以前の記事でも伝えましたが、印象面はすごく大事です。

面接NG事例①反応がない
面接では企業さんが仕事を説明してくれる時間も多くあります。
その時にやってしまいがちなのが「反応がない」。
本人は真剣に聞いているつもりなんだけど反応が無く、
企業さんには「うちに興味が無くて、無反応なんだな。不採用。」と思われてします。
特にWEBの面接では空気感が伝わりづらいので、うなづき だけでなく、声に出した反応が超重要です。
面接NG事例②印象が悪い
・見た目が悪い
1つ目は身だしなみ(髪型、服装、顔)です。
髪型は眉毛と耳を出したほうが印象がよく、男性は整髪料をつけましょう。服装は特に男性でネクタイがしっかりと上までしまっているか。
顔は女性であればお化粧をしているか、濃すぎないか、男性であればひげをしっかり剃りましょう。
2つ目は表情です。
表情がくらい(うつむいている。笑顔が無い)と印象が悪いです。
一緒に働きたい人さがしなので<笑顔>は大きな武器になります。
・声が悪い
しっかり発声をしないとどんないいこと言っていても相手に伝わりません。

見た目:髪型・表情 チェックしましょう WEBの場合は光や映る角度も大事です。
話し方:ハキハキ話しましょう
聞く姿勢:無反応はやめましょう。声に出してのリアクション大事です。

ここに関してはWEB上の就職対策でいくらでも書いてあるので、
確認いただければと思います。

この印象面を突破しないと、話の内容も相手に届きません。


②回答の入り口 : アンサーファースト

上記の記事にもあるように、特に過去の経歴など突っ込まれたくないことを話す場合に質問に答えなかったり、経緯や言い訳を話してしまうことがあります。

面接NG事例④質問に答えない
「質問に答えない?? そんなことするはずがない」と思ったあなた。要注意です。
自覚無い人ほど良くやってしまうんです。
もちろん「1+1は?」や「好きな食べ物何?」くらいであれば皆答えられます。
2 とか パン とか。
しかし面接では、
ネガティブな質問や、WHY(なぜ)という質問が来るのです。
こうなると質問に答えられなくなることがあります。
ネガティブ、例えば過去の経歴の話しづらいところ(早期退職、中退、挫折)などは言い訳っぽくなり、質問に答えないことがあります。
例:
面接官「中退してるとのことですが何があったのですか??」
求職者「(うわ、あんまり言いたくないな~。サボっちゃったり、それで単位取れなくなったり、それ親に言えなかったり、バイトしてたり、友達がノートかしてくれなかったり、勉強にやるきでなかったり、、、何言えばいいのか?ちゃんとしないとーー!)えーっとですね。私が大学を中退したのは、、、もともと高3の時に受験してたんですよ。で、模試の結果が良くなくて、それで親に帯出されたんですよね(あれ、俺何話してるんだろう?)」
面接官「なるほど(何があったのか??っていう事実聞きたいのにこの人は何話してるんだ???一応もうちょい聞くか)」
求職者「(あーー、面接官の人、表情暗くなってきた、、)それで大学には入れたんですが、バイト先の先輩と仲良くなってですね~(パニック!)」
面接官「もう一度質問しますね??中退とのことですが何が、あったんですか??(全然、質問こたえないな~。コミュニケーションに難ありだな)」
求職者「(怒ってんじゃん!!きつい)あ、何があったかですよね。えーと、親にいろいろ相談したんですけど、、それで就職したほうが良いんじゃないかと思いまして、、、(これ答えでいいの???)」
面接官「はい。わかりました。次の質問行きますね(ちょっとこの人は厳しいな)」
、、、、
こんな感じのことが起こった覚えありませんか???
また、
WHY(なぜ)の質問には、
「~だからです」とか「~ためです。」と答えないと質問に回答になりません。
しかし、経緯や自分が話したいことに終始してしまい
結果<質問に答えていない>という現象が起きるのです。
的確に質問に答えられるようになるには訓練が必要ですが、
すぐできる訓練や解決法としては
「答え急がないこと」です。
すぐ答えられない質問が来たら、
「少し時間をもらっていいですか??」と
間を開けたほうが質問に答えないほうがよほどマシです。

すぐ答えられない質問もあると思います。

こちらの記事にあるように、質問に答えずに会話が暴走してしまうことってあります。

質問に答えて話しているが、どんどん連想ゲーム式に違う話になって
意味わからない話をしてしまったり、そもそも質問を忘れてしまい、さらに話が長くなって、よくわからず終わる。。。
こんな風に会話の暴走って普段の中でもあるんですが、緊張している面接でもよくあることなんです。

例:
面接官「それでは経歴について聞きたいのですが、前職を1年で辞めた理由を教えてもらえますか?」
求職者「(うわーこたえづらい質問来たよ!!)はい、私は前職は携帯販売の仕事をしておりまして、新卒で入社し○○市の現場に配属されました。
他にも内定をとった会社もあったのですが社長の人柄に引かれ入社しまして~。それで、半年は研修期間中で頑張って同期と切磋琢磨して仕事をしていました。
(なんか長く話しちゃってるな。何が言いたいんだろ)。最初は同期と一緒に研修を受けていたのですが、配属されて同期とバラバラになってしまってですね。。
その中でも仕事を覚えるために努力をしてきたつもりです。」
面接官「・・・・(理由答えてくれないな。一応もうちょい待つか)」
求職者「もともと人を喜ばせたい、という気持ちがあり就職活動の時から営業や販売職で仕事を探していまして、親にもむいているから頑張りな、と言われ、、
友達の中でも、話せるほうだったので頑張れる自信がありました。(んー??質問何だっけ?取りあえず話さないと!)
それで自分に向いていないなと感じた瞬間があり、また、自己分析をしたところ営業職の方が向いているのではと考えるようになり、
将来のことを考えて退職することになりました。」
面接官「(ん??いきなり話が飛んだな)というと、、、営業職をやりたくて辞められたと、、、??」
求職者「いやそれ以外にも(うわ、、疑ってる感じ。印象よくないぞ。)半年間研修続けたのちに、配属先が○○市になりそこでは2年上の先輩に最初指導をうけました。
1年先輩の方もいましたが、その方より2年先輩の方と仲良くなり、その方の指導のもと仕事を覚えていきました。最前線でお客様と接するのですが、携帯のキャリアのルールがすぐに変わり、
現場におりてくるのも遅かったため、説明と実際が違い、クレームになることもありました。。。」
面接官「・・・(営業やりたくて辞めた話は??クレームが嫌で辞めたのかな??いきなり先輩の話もでるし意味わからんな。)」
・・・
このように、ちょっと極論ではありますが、
面接という緊張する現場では会話の暴走は結構あります。
むしろ今回の例はマシな方です笑
残念なのは面接官はこの会話の暴走に対してフィードバックしてくれません。面接官にはフィードバックして修正する義務もありませんし、教えるのもめんどくさいので。嫌われても嫌ですしね。
そのため、何も言わずにお見送りにするのです。

どうしたらよいのか??
この「答えづらい経歴の捉え方、答え方」は後日記事にあげますが、
会話の暴走に対しての解決策は、
・気づいたら自分で止めて聞いてみる
ことが有効です。
おそらく会話の暴走時って自分が気づいていることが多いです。
なので気づいたら会話を止めて
「これで答えあってますか?」や「もう一回質問教えてもらっていいですか?」と聞くとよいです。
「失礼じゃないですか??」という意見もあると思いますが、
会話を暴走されて5分くらい無意味な時間を使われるよりは、ここで軌道修正できるので、止められた方が全然マシです。(もちろん全部の会話を止めたらしつこいな、とは思いますよ)
自分で会話の暴走に気づける方が見どころあります。
自覚無く暴走されると「自覚がないんだな、仕事でも話聞かなそう」と悪い印象。

このように、見切り発車で回答しはじめて暴走するのではなく、
一呼吸おいて回答することをお勧めします。


③回答の終わり方 : ポジティブで会話を終える。(事実だけで終わらない)


この③は特に若手や未経験の就職において特に重要なポイントです。

面接で困るのは何を話せばよいか?もあるのですが、
話をどう終わらせればよいか??

ここに困る方も多く見受けられます。

短か過ぎても淡泊ですし、長すぎても嫌がられます。

特に話の着地点が分からなく、話をダラダラしてしまう若い方は多く見受けられます。

たとえると、スキージャンプで着地が分からず、そのままどっかにいってしまう・・・ そんな感じです。

着地点として有効なのが「ポジティブで会話を終える」です。

この意識を少しでも持つだけで、話を切りよく終わらせることもできますし、アピールにもつながります。

事例を見ていきましょう。

悪い事例

<質問>なぜ大学を辞めたのですか??
<回答>勉強についていけず、単位を落としてしまい辞めてしまいました。今思うともったいないことをしてしまったなと思っています。

<質問>あなたの弱点や課題を教えてください。
<回答>私の課題は物事をネガティブに捉えてしまい行動が遅くなってしまうところです。

上記はしっかりと質問に答えているのでわかりやすいのですが、
非常にもったいないです。もう一言ほしいです。

深く掘ってくれる面接官であればいろいろ聞いてくれるのですが、
聞かない面接官だと、このまま会話が終わり、印象があまりよくないです。
ネガティブだけで話が終わってしまっています。

ポジティブで会話を終えるとはどういうことか??
いくつか手法を伝えます。

【ポジティブで会話を終えるとは】

①未来(意気込み)を伝える
例:経歴 アルバイトで学んだこと 自己PR

②学びを伝える
例:経歴について 過去の体験(失敗 頑張ったこと)

③現在の変化、努力を伝える
例:失敗談 弱点 等 ネガティブな話

以上です。

例えば・・・

<質問>なぜ大学を辞めたのですか??
<回答>勉強についていけず、単位を落としてしまい辞めてしまいました。今思うともったいないことをしてしまったなと思っています。

ここにプラスして 学びや 未来への意気込みを伝えます。

→この経験から<自分の選択したことが自分の未来や周りに大きな影響を与えること>を学びました。
後悔がありますので、これから仕事で挽回し、親を安心させ、そして世の中に貢献できる社会人になります。

<質問>あなたの弱点や課題を教えてください。
<回答>私の課題は物事をネガティブに捉えてしまい行動が遅くなってしまうところです。

ここにプラスして 現在の変化、努力を伝えます。

→こんな自分を変えるために、行動が止まってしまった時にはネガティブなとらえ方はポジティブに見るとどうか??と考え、
それでも行動できなければ、友人や先輩の意見を聞き違う考えを入れることで自分自身を奮い立たせ行動するように改善してきております。

このようなイメージです。

特にネガティブな話の時ほどポジティブで会話を終える。
この意識が大切です。

まとめ

・面接本番では3つのポイントを意識する

・①印象面 : 見た目・話し方・聞く姿勢

・②回答の入り口 : アンサーファースト

・③回答の終わり方 : ポジティブで会話を終える。(事実だけで終わらない)

・ポジティブで会話を終える=未来(意気込み) 学び 現在の変化、努力を伝える ことである

今回伝えたいこと以上です。

最初にも伝えたように、本番に向けての事前準備も大切です。

事前準備したうえで今回の学びを活かしましょう。

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