面接において、考えることやらなきゃいけないこと、たくさんあります。
自己PR、自己紹介、将来像、過去の経歴、弱点、志望動機、頑張ったこと、逆質問・・・
と、たくさんのことを考え用意する必要があるのです。
もちろん面接の前までには上記のことはしっかりと考えておくべきですし
伝える練習もしておくべきです。
ただ全部を丸暗記するのも難しく、
丸暗記したものを言うのであれば手紙を送ればいい話です。
さらに会話の中で予想しない質問が来ることもあります。
準備をどうするか も大事ですが、本番でどう取り組むか も大事になってきます。
そこで今回は、
面接の本番において気を付けるべき3つのポイントをお伝えします。
3つのポイント
①印象面:見た目・話し方・聞く姿勢
②回答の入り口:アンサーファースト
③回答の終わり方:ポジティブで会話を終える。(事実だけで終わらない)
この三つです。
シンプルなので、この3つをおさえて本番に臨むといいでしょう。
1つずつ解説します。
①印象面: 見た目・話し方・聞く姿勢
以前の記事でも伝えましたが、印象面はすごく大事です。
見た目:髪型・表情 チェックしましょう WEBの場合は光や映る角度も大事です。
話し方:ハキハキ話しましょう
聞く姿勢:無反応はやめましょう。声に出してのリアクション大事です。
ここに関してはWEB上の就職対策でいくらでも書いてあるので、
確認いただければと思います。
この印象面を突破しないと、話の内容も相手に届きません。
②回答の入り口 : アンサーファースト
上記の記事にもあるように、特に過去の経歴など突っ込まれたくないことを話す場合に質問に答えなかったり、経緯や言い訳を話してしまうことがあります。
すぐ答えられない質問もあると思います。
こちらの記事にあるように、質問に答えずに会話が暴走してしまうことってあります。
このように、見切り発車で回答しはじめて暴走するのではなく、
一呼吸おいて回答することをお勧めします。
③回答の終わり方 : ポジティブで会話を終える。(事実だけで終わらない)
この③は特に若手や未経験の就職において特に重要なポイントです。
面接で困るのは何を話せばよいか?もあるのですが、
話をどう終わらせればよいか??
ここに困る方も多く見受けられます。
短か過ぎても淡泊ですし、長すぎても嫌がられます。
特に話の着地点が分からなく、話をダラダラしてしまう若い方は多く見受けられます。
たとえると、スキージャンプで着地が分からず、そのままどっかにいってしまう・・・ そんな感じです。
着地点として有効なのが「ポジティブで会話を終える」です。
この意識を少しでも持つだけで、話を切りよく終わらせることもできますし、アピールにもつながります。
事例を見ていきましょう。
悪い事例
<質問>なぜ大学を辞めたのですか??
<回答>勉強についていけず、単位を落としてしまい辞めてしまいました。今思うともったいないことをしてしまったなと思っています。
<質問>あなたの弱点や課題を教えてください。
<回答>私の課題は物事をネガティブに捉えてしまい行動が遅くなってしまうところです。
上記はしっかりと質問に答えているのでわかりやすいのですが、
非常にもったいないです。もう一言ほしいです。
深く掘ってくれる面接官であればいろいろ聞いてくれるのですが、
聞かない面接官だと、このまま会話が終わり、印象があまりよくないです。
ネガティブだけで話が終わってしまっています。
ポジティブで会話を終えるとはどういうことか??
いくつか手法を伝えます。
【ポジティブで会話を終えるとは】
①未来(意気込み)を伝える
例:経歴 アルバイトで学んだこと 自己PR
②学びを伝える
例:経歴について 過去の体験(失敗 頑張ったこと)
③現在の変化、努力を伝える
例:失敗談 弱点 等 ネガティブな話
以上です。
例えば・・・
<質問>なぜ大学を辞めたのですか??
<回答>勉強についていけず、単位を落としてしまい辞めてしまいました。今思うともったいないことをしてしまったなと思っています。
ここにプラスして 学びや 未来への意気込みを伝えます。
→この経験から<自分の選択したことが自分の未来や周りに大きな影響を与えること>を学びました。
後悔がありますので、これから仕事で挽回し、親を安心させ、そして世の中に貢献できる社会人になります。
<質問>あなたの弱点や課題を教えてください。
<回答>私の課題は物事をネガティブに捉えてしまい行動が遅くなってしまうところです。
ここにプラスして 現在の変化、努力を伝えます。
→こんな自分を変えるために、行動が止まってしまった時にはネガティブなとらえ方はポジティブに見るとどうか??と考え、
それでも行動できなければ、友人や先輩の意見を聞き違う考えを入れることで自分自身を奮い立たせ行動するように改善してきております。
このようなイメージです。
特にネガティブな話の時ほどポジティブで会話を終える。
この意識が大切です。
まとめ
・面接本番では3つのポイントを意識する
・①印象面 : 見た目・話し方・聞く姿勢
・②回答の入り口 : アンサーファースト
・③回答の終わり方 : ポジティブで会話を終える。(事実だけで終わらない)
・ポジティブで会話を終える=未来(意気込み) 学び 現在の変化、努力を伝える ことである
今回伝えたいこと以上です。
最初にも伝えたように、本番に向けての事前準備も大切です。
事前準備したうえで今回の学びを活かしましょう。