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恥ずかしいでは済まされない〜痔で入院しました⑥(終)〜

自分の送信メールで振り返る入院シリーズ最終回。

書いている今日は術後2ヶ月と1日。きのう通院して手術した先生から「もう問題ない。心配なことがあったら来てね」というお言葉をいただきました。無事、卒業です。そしてその足で4回目のコロナのワクチンを受けました。副反応で動けないので書いています。

さて、退院が決まった日、退院日の話、現在の話で締めくくりたいと思います。最終回の写真は、退院して仕事復帰した日、夕方の通院後に食べたラーメンです。

“明日の午前中退院になりました
今週はあさってまで休んで出勤しようと思っています

明日の朝までご飯をここで食べて退院
先生「退院したい?」って聞くので思わず笑ったよ
きれいに治ってきているらしくご満悦でした

よく休んだ気がする
3食自分で用意不要って
ありがたいね

明日タクシーで帰るって看護師さんに言ったら驚かれてしまった
入院患者専用駐車場、つくってほしい”

退院前日のメールはこれだけでした。
午前中は隣の人が手術で、いろいろ聞かれたので答えていました。この日は手術の人が多く、1時間くらい待たされていました。

午後、診察に呼ばれ、退院してもいいよ、と言われました。お風呂お風呂言っていたので、先生はこれで風呂に入れるね、と笑っていました。

この日が入院から7日目、8日目の朝、退院となりました。同室の2人とは仲良くしていただき、退院後も通院で会って話をしました。退院後のケアについて話せてありがたかったです。

8日目の午前中診察を受けて、お礼を言ってアプリでタクシーを呼び、自宅に帰りました。
平日の昼間ですから。そんなもんです。
帰ってまず、自宅の汚さに唖然としました…
病棟っていつもきれいなんだなあ。
次の日まで休みを取っていたので、退院した日は念願のお風呂に入って爆睡しました。
退院翌日も通院するように言われていて、この後も頻繁に通いました。遠方の人はもう少し長く入院することが多いと聞きました。ここは田舎。専門医もいないので何かあったら対応できる医師がいないからです。
通院の間隔は毎日→1日おき→週1→2週間後となっていきます。退院して2週間くらいの時、出血が少しひどくなり、何事かと思ったら糸が出てきました。これが直腸粘膜脱の手術の糸だったようです。
その後、創を治りやすくする処置を2回やりました。これが痛くて痛くて鎮痛剤を飲みましたが、この処置のあとは、明らかに治りが早くなりました。

退院後の服薬はヘモナーゼという痔の薬、マグミット(軟便剤)、痛ければ痛み止め、そして外用薬として排便後と夜寝る前の軟膏から時間とともに減っていきます。

痛み止めは退院して1週間ほどで不要になりました。ヘモナーゼは約1ヶ月で不要、軟膏も排便後のみで良くなり、今は軟便剤だけを少量飲んでいます。
食事は炭水化物多め。香辛料は控えめに。カレーを食べたのは2ヶ月後くらい。

創から液が出なくなるまでに1ヶ月はかかるので、何を当てるのか試行錯誤が必要です。生理用ナプキンを取っ替え引っ替え使って合うもの探し出しました。男性は大変かもしれません。
私はかぶれが出てしまい、寝る前に軟膏とデリケアを塗る日々。そして私は閉経前なので月経ともお付き合いしないといけません。月経前は痛みや出血が少し悪化しました。
それでも、規則正しい生活をして無理をしなければ、着実に治っていくのがわかって気が楽でした。メンタル疾患だとこうはいかないので。

手術の創、私は完治まで2ヶ月でした。個人差があると思いますが、だいたい2ヶ月経つと落ち着く人が多いようです。

この後は何か思いついたら記事にしたいと思います。

今不調を抱えている方は、できれば↓から検索して専門医に診てもらってください。今は恥ずかしくないようにしてくれる病院が多数あります。
私のようにいきなり手術になることは8割以上ないので、行ってくださいね。

https://www.coloproctology.gr.jp/modules/senmoni/

長らくお付き合い、ありがとうございました。

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