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恥ずかしいでは済まされない〜痔で入院しました⑤〜

入院を自分のメールで振り返るシリーズ⑤。
そろそろ終わりが近くなってきました。写真は入院6日目のお昼の写真。術後初のデザート付き。メインはパスタでした。甘いもの、超嬉しくて味わって食べました。入院中にしてはアクティブに過ごした1日。回復してきている、そして飽きてきた…ということ。

“おつかれさまでした

こちらはいつ退院なのかわからないけど
明日の午後だと期待したい
注:とにかく退院したかったのか…でも次の日の午前は手術日なのでそんなに簡単にはいかなかった。

やっとシャワーさせてもらえた😭
明日手術の人が隣に来たよ
もう一日休み延ばすかな
明日の様子で考えます”

シャワーしたいと訴えていたおかげで最初に浴びさせてもらえました。入院前日以来風呂なしだったので5日ぶり。汗拭きシートもなくなりそろそろ限界でした。肛門外科、病院によってはお風呂が充実しているようですが、思うように入浴はできないと思います…汗拭きシートや水なしシャンプーは多めの持参を。

そして、この日に退院するつもりで退院予定日+2日で休みを申請していたため、休みの延長せざるを得ないなとこの時点で決めました。

それと、足りないものを調達。入院用品を全部取り揃えた隣の薬局に電話して紙パンツと除菌シートを買いました。紙パンツは頻繁に取り替えたので枚数が足りませんでした。この段階ではナプキン的なガーゼを当てていても血液混じりの液で紙パンツまで汚れてしまう状態。普通の下着だと洗わないといけなくなります。退院した日まで紙パンツで過ごしていましたが、便利でした。
除菌シートはアルコール入りのもの。手も洗いつつシートも使いつつ、の生活でした。

薬局の人が玄関先まで来てくれて助かりました。コロナの影響で病棟には患者とスタッフ以外は入れません。家族もです。
動けない状態なら看護師さんが受け取ってくれるようです。私は動けたので喜んで取りに行きました。

そしてこの日の午後、翌日の手術日に手術の人が次々と入院してきて、隣のベッドにも人が入りました。ちょっと不安でしたが、話してみたら社交的な方だったので安心しました。

“お隣さん、入院計画書にこう書いてあるけどそうは聞いてないんですけど…と先生に聞いてみたら、先生のご機嫌を損ねちゃったみたいで…と不安そう
私も5個取るなんて聞いてなかったからと話しました
注:直腸粘膜脱も聞いてないですw

そういうもんなのよ笑

説明はしてるっぽいが
本人がよくわかってないみたい
説明と同意は大事だけど
さて、消灯なので寝ます
明日退院したい
おやすみなさい💤”

かつて流行った「インフォームド・コンセント」問題。痔はがんなどと違って別に手術しなくても問題ないと思えばやらなくていいんです。説明はあった方がいいでしょうけど、ここの先生はあまり話好きじゃなさそうなので、私はもう全てお任せします、という昔のスタイルでいました。
私、質問するのも苦手だし…でも気になる人は気になるでしょうね。Googleの口コミにもそういう態度が嫌というのがあったな。

問題は専門医が少なくて、この地域でそれなりの腕で入院手術してくれるのがここくらい、ということかもしれません。

この日は乾いた晴天で、夕方市内で2件火事があり、消防車が頻繁に近くを通っていました。それを見ようと私はちょこちょこと動き回っていて隣の人は驚いたようです。
しかし、この日も退院許可は出ませんでした。相方さんからも、やっと初シャワーだったならまだ無理じゃない?と言われました。

問題はテープかぶれだけになったので、そろそろかなあ、と思いながら寝ました。

つづく(次回最終回)


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