おいしいおしょうゆ
ひとり暮らしは調味料の減るスピードが限りなく遅い。
こないだ、鹿児島県長島町でお土産で購入したお醬油を使い切って
醤油を切らしている。
ここに移住する前、一か月程度時間があったわたしは
「ボラバイト」という名で
3週間弱住み込みで農業の仕事を体験させてもらった。
2月に行ったけれど、冬にも関わらず晴れた日はからっとしていてとても温厚だった。
これが「南国」か、とおもった。
しばらくペーパードライバーだったわたしだけれど、お世話になった農家さんに、「やすみの日、くるま使っていいよ」と言われ運転し、ひさしぶりにくるまを運転する楽しさを感じた。
赤土のじゃがいもの収穫と選別の仕事。
朝6時には起きて仕事は7時-17時くらいまでだったとおもう。
雨の日は仕事は休み。
選別は、マスクをしていても鼻に土が入ってくる。
何ヘクタールかわすれたけど、膨大な土地の畑のじゃがいもを
ひとりひとり感覚をあけながらしゃがみこみ、
ひたすらに拾っていく。風が強い日も。生理の日も。
ブーゲンビリアの花がきれいだった。
鰤が最高においしかった。
たまに入る温泉が最高だった。
どんな醤油を買おうかな、とおもいながら過ごしているこの頃。
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