無邪気に狭い浴槽に浸かっている

ポエミーな音楽が好きだぜ。
ポエミーでダークでリリックでプログレッシブな音楽が好きだぜ。

Spotifyでは毎週月曜日におすすめの曲を詰め合わせたプレイリストを提供してくれる。これが結構ツボをついていて、じわじわとお気に入りの曲が増えている。アメリカ民謡研究会もこれで知った。ただ最近はすこし雑把で尾びれマークを押すことのほうが多い。使い始めの頃はもっとバラエティに富んでいた気がするのだけど……。間違った機械学習が進んでいるのだろうか。

それにしても音楽というのはどうしてこうも愛を叫ぶのだろうか。偉大なアーティストたちはもれなくジャンルを問わず愛を叫んで、求めている。国を選ばず、人を選ばず、老若男女が愛を求めている。愛を求め続けているのは、誰も愛なるものを、形而上のそれを知らないからでは。知らないから音楽という形にしているのかも。とにかく形になればそれは存在するわけだから安心できる。もしかしたら、愛とか勇気とかそういうのは存在しなくて、僕らがそう思っているものとか、そうであってほしいという思いや願いが愛とか勇気に繋がるのかも。信じたいものと聴きたいものだけ聞いていこう。


寿命が伸びます