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Wow Maoの冒険③上海って進んでるなあと思ったこと

上海には過去にも出張で行ったことがあり、そのときも「テクノロジーが暮らしに溶け込むスピードが早いなあ」と思っていたけど、行くたびに便利になっている気がする。

そのひとつが、アリババが展開する高級スーパー「フーマー」。

「フーマー」おそるべし

NewsPicksでも何度かフィーチャーしていたので、水城路駅に直結するモールでトレードマークのカバを見つけてすぐ行ってみた。

フーマーについてビービットさんのブログ記事が詳しかったのでこちらもぜひ。https://trillionsmiles.com/future/hema/

スーパーというより「ECの超進化版」というのが正しいのか。注文が入ると、すぐに店舗内スタッフが商品を買い物袋に入れて、天井のラックをつたって運ばれていく。テキパキとその作業が進む様子は、ちょっとしたエンタテインメントだった。そこから配達員がバイクを飛ばして、3km圏内なら30分以内に届けてくれるそうだ。

もちろんリアルなスーパーとしても、スムーズにお買い物ができる。

特に生鮮食品に力を入れている印象で、カットフルーツ売り場で娘が買ったマンゴーはほどよく熟れて、まさに食べごろだった。

〜マオのお買い物〜  カットマンゴー  30元(約470円)

「DiDi」もおそるべし

もうひとつ今回使って、遅ればせながらその便利さに唸ったのがモビリティサービスのDiDi。

日本にも最近、タクシー配車サービスとしての利用がスタートしたのでニュースになっていましたね。https://didimobility.co.jp

JapanTaxiもUberもLyftも使ったことがあるけれど、ユーザーの不安をこれでもかと解消してくるところが、とてもあっぱれだなーと。

・予約がとても簡単にできる。そしてルート探索と金額予測もかなり精度が高い印象を受けた。

・トラブルの際にワンタップで警察や、事前に登録した「緊急連絡先」に通知できる。

・(一番びっくりしたのが) 「オーディオレコーディング」。運転中の車内の会話を、ドライバーには知らさずに自動録音できる。ユーザー心理的に「こういう機能があるなら、ドライバーもおかしなことはしてこないだろう」と妙に安心感が高まった笑。

それから、どういう設定になっているか分からないけど、迎車ポイントに向かっているドライバーとのチャットがちゃんと自動翻訳されるのも便利。実際にこれで運転手とのすれ違いを防ぐことができた。

テクノロジーだろうが人力だろうが、使えるものを駆使して、徹底的にユーザーの不安を取り除いて利便性を追求しているのがすごい。その最先端の実験場が、上海なのかもしれないと思う滞在でした。

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