見出し画像

Wow Maoの冒険 ⑦初対面の相手と仲良くなるために。8歳児のひと工夫

娘と世界をまわる旅をするにあたって、まともな準備をしてこなかったし、今もまだ明日の宿探しをしているほど無計画なこの旅。

出発前に唯一、ちゃんと考えようと思ったのが「どうしたら旅先でお友だちが作れるか?」

どこへ行っても、言葉がつうじなくても、はじめて会った人と仲良くなるために、娘がどんなものを用意したか、ここでメモしておこうと思います。

①あやとり:紐一本でつかみはOK!

この春頃から、娘の中で一大ブームだった「あやとり」。学校でお友だちに教わっているらしく、ハシゴやらホウキやら蝶々やら、いろんなものを作れるように。自信作?はマジックで、仲良くなりたい人がいたらトコロかまわずこれを披露しています。

あやとりは場所を取らないし、二本ぐらいポケットに入れておけば相手に教えてあげることも可能。非常にオススメである。

②折り紙:ベタだけど楽しい

本当にベタではあるけどあなどれないのが、折り紙。ちょっとしたお礼に折り鶴などプレゼントすると、こちらが恐縮するほど喜んでもらえることも。

娘と同じぐらいのお年頃だと、「紙風船」が一番盛り上がる気がします。完成した紙風船を使って、床に落とさずに何回ラリーできるかやってみよう!などと提案すると大人でも楽しい。ということで、色とりどりの紙をスーツケースの底の方に多めに入れてあります。

③質問帳:ちびっこレポーターになれる?

バスや電車で、ときに数時間の移動があったり、観光スポットでも行列に並んだりすることもありります。そんなときのために娘と作っておいたのが「質問帳」。

大きめの単語帳に「今朝食べたものは?」「好きな景色が見られる場所を教えて」「ペットはいますか?」などなど質問を書いておき、会話の取っかかりに使っています。

これがあると、何となく会話が始めやすい様子。また、トランプみたいにして相手に質問カードを選んでもらい、ゲームっぽくすることもできます。

トルコで激烈に混んでいたアヤソフィアで、一緒に並んでいたムスリムのご家族。慣れてくるとその場で新しい質問もできるようになり「頭に巻いている布の中身はどうなっているの?」とヒジャブについて尋ねたりしていました(布を外した状態の自撮り写真を見せてもらった!)。

④お絵かきセット:どこでもスケッチ

特に長時間並んだり待ったりするときは、スケッチブックと色鉛筆を持って出かけます。

お絵かきや手紙を書いて渡したり、連絡先も交換しやすい。持ち運びサイズのお絵かきセットも、オススメの旅行グッズです。

こちらはバンコクで、私がマッサージを受けている間に描いた絵。担当してくれた方に渡したら、その場で店に飾ってくれた。娘大喜び。私もイタ気持ちよくて大喜び。

⑤チェキ:記念写真をそのままプレゼント

一緒に記念撮影をしたあとに、これさえあればその場でプリントしてお渡しできる!なんて便利!

娘は、私の会社の同僚からプレゼントしてもらった、進化版チェキ「instax mini LiPlay」をフル活用中。デジカメのようにデータ保存して、選りすぐりの一枚を選択してプリントできる「ハイブリットインスタントカメラ」です。

お料理を教えてくれた先生や、Airbnbの滞在先のホストに、連絡先や一言メッセージを書いて渡しています。

いつか娘が一人で旅する日がやってきたとき、誰にでも自分から話しかけることができれば、友だちが作りやすいはず。この旅行で、その一歩目の勇気が出しやすくなればいいな〜と思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?