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オンラインでもここまでできる!と実感したイベント「CMX Global Connect」

日本時間の4月29日(水)深夜0~6時にかけて、世界中のコミュニティマネージャーが集結するカンファレンス「CMX」初のオンラインイベントに参加しました。

想像を超えた楽しさに、思わず6時間ぶっ通しで参加してしまった。この感動を忘れないうちに残しておこうと思い、ここにメモしておきます。(眠すぎて文章が雑でスミマセン)

楽しかったポイント1:スピーカーがみんな実践者

「コミュニティ・プロフェショナルのためのバーチャルカンファレンス」と銘打った今回のCMX Global Connect。

新型コロナ危機を受けて、コミュニティづくりの活動もままならない人々に、少しでも役立つ機会を用意しようと、わずか5週間で準備してくれたそう。しかも参加費は無料。

その趣旨に賛同したスピーカーが集まってくれたのでしょう。オンラインイベントのオーガナイザーやスタートアップのコミュニティマネージャーなど、最前線で活躍している人が、経験や知見を共有してくれました。

・David Siegel(Meetup CEO)
・Anil Dash(GLITCH CEO)
・Sarah Franklin(Salesforce EVP & GM Platform)
・Erica Kuhl(元Salesforceの名物Communityスペシャリスト)
・Wadia Ait Hamza(世界経済フォーラム Head of Global Shapers)
・Lauren Hagerty(PowerToFly Director of Marketing & Community)
スピーカーの全リストはこちら

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スピーカーもMCもスタッフも、全員がリモート参加。おうちの様子も垣間見えたり、リアルイベントとは違った味わい深さがありました。

楽しかったポイント2:Hopinめっちゃ便利

もともとCMXでは、リアルなカンファレンスを年に1~2回開催しており、世界中から参加者を集めてきました。

その特徴は、みんなが参加感をフルに味わえる構成。スピーカーセッションだけでなく、小規模ワークショップやランチタイムの交流タイムなどなど、参加者同士が仲良くなれる工夫が盛りだくさんなところにあります。

そのオンライン化のために選ばれたのが「Hopin」。チェックインから参加者のプロフィール閲覧、セッションやネットワーキング、スポンサーの紹介ブースまで、シームレスに体験できるイベントツールでした。

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ライブ配信が閲覧できる「Stage」をメイン会場に、中小規模のセッションはサブ会場「Sessions」で進行。参加者同士をマッチングしてビデオ通話が楽しめる「Networking」や、スポンサーのビデオが視聴できる「Expo」があり、会場間を”はしご”できます。また、配信を観ながら参加者みんなでチャットもでき、盛り上がりの演出も抜群。
私が確認できた限りでは、同時接続者のカウンターが1,300名までいってたけど、ほぼトラブルなく観れました。すごい。

楽しかったポイント3:ライブデモも充実

今回私が参加したいと思った理由のひとつが「オンラインイベントやコミュニティ運営のツールについてもっと知りたい」。そこで、サブ会場で行われた各種ツールのライブデモにも、どんどん参加しました。

Hopinも素晴らしいけど、こんなに色々あるのか!と驚くほど、様々なツールのデモをまとめて体験でき、ありがたかったです。

日本でもお馴染み?のカンファレンスツール「Remo」
良識ある議論を可能にするフォーラムツール「Discourse」
オンラインコミュニティプラットフォーム「HigherLogic」
顧客エンゲージメントプラットフォーム「Kronos」
参加者マッチング&ビデオ通話ツール「Icebreaker」
ゲームやクイズも楽しめるバーチャルミーティングツール「Toasty」
などなど計14サービスのデモがありました

個人的に面白かったのは、Toasty。最初に質問が出題され、選択した回答に応じて参加者はグループに分かれます。そこからZoomのブレイクアウトルームのように、小グループでビデオ通話&チャットができる、というもの。

その際、みんなの会話が弾むよう、クイズが用意されているのがユニークなところ。「あなたの性格を一言で表すと?」とか「一番好きな曲は?」など、クイズがファシリテーターの代わりを担ってくれて、10分ほどで打ち解けた雰囲気になりました。

Toastyのデモビデオ。ちなみに、グループ分けは現在は自動で行われますが、主催者が手動で行うこともできるよう、機能追加する予定とのこと。

楽しかったポイント4:飽きさせない工夫が満載!

Zoomなどの会議に参加して、途中で集中が途切れてしまうことってありますよね。参加者が1000人規模ともなると、正直リアルなイベントでも途中でダレてしまうことも…。
そうならないようにするコツは「インタラクティブにする」こと。CMXの今回のイベントも、スピーカーの話を聞くだけに留まらない”参加“がたくさん用意されていて勉強になりました。

①チャットで質問&リアクション

スピーカーの発表を聞きながら、みんなチャットで感想や質問をガンガン書き込んでました。
見習いたいと思ったのは、ボランティアを事前に募って、全セッションにチャットのファシリテーターを配置していたところ。スピーカーが登場したときに拍手(👏)を促したり、質問を呼びかけたりと、活性化の役割を果たしてくれていました。

②みんなでストレッチ!ダンス!
開演から2時間ぐらいしたところで休憩があり、そこで「自席でできるストレッチ」のミニセッションを用意。体を動かして良いリフレッシュになりました。

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そして全セッション終了後のアフターパーティには、DJが登場!
みんなで踊ってイベントを締めくくったのでした。

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③自撮りでモザイク集合写真
参加者に「今の様子を自撮りして!」と呼び掛け、それをTwitterやInstagramにアップすると……

こんな風にモザイクアートにしてまとめてくれるというもの。
これ、いつか使ってみたいな~!

CMXのイベントで毎回恒例だった集合写真も、こんな形で実現でき、みんなバラバラの場所にいても、ひとつになれるんだな…としみじみ。

世界を見渡せば、いろんなツールがあり、各国のコミュニティマネージャーはロックダウンを乗り越えてみんなをつなごうと頑張っている。オンラインイベント、そしてコミュニティには、無限に可能性があると心から実感できたイベントでした。

次回のCMXのイベントに参加してみたい方は、こちらのサイトでメルマガ登録しておくと案内がきます。また、日本のコミュニティマネージャーさんの集まりとして「CMX Connect Tokyo」としてもイベントを不定期開催していますので、ぜひご参加ください。


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