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もう全て許すよ

先日、まゆが企画してくれた遺書企画に参加して、それから少しずつだけど、いろんなことが動かされているなぁって感じている。

遺書書いてみたいって思ったのは、何となくで生きているのがイヤだったから。油断するとすぐ安定したところに居続けたくなるけど、
心のどこかではガチガチに固まった考えや自分を壊したい、暴れたい叫びたいっていう獣もいる。

それとあと一年で大学終わって、
周りは就活やインターンを頑張っている中で、
自分はどうしたいのか、一回立ち止まって今何が胸の中にあるのか知りたかったから。


別に明日死ぬわけじゃないけど、
もし明日はないってなったら自分は何を思うのだろうか。

その時は家族全員に向けて書いた。

で、しばらく経ってふつふつと、まだ伝えたいことがある、やっぱり一人一人に想い伝えたいって思って、今日また筆をとった。

母と父に向けて。

(こういうことを公にすることへめちゃくちゃ恐怖があるけど、怖いからこそ書きたい。)

私が小さい時は、母と父は言い争いやけんかがたくさんあって、それを見ている私は辛かったし悲しかった。

でもそんなこと言っちゃ、絶対傷つくこと分かっていたから平気な顔して、泣くまいと強がってきた。
その傷があることを胸の奥に固くしまい込んで、見えなくしていた。

で、この遺書にはそんなこわくて言えなかったこと全部ありったけ書こうって決めてね。だって遺書だもん、何でもかけるさ。
もう全部書いた。

ほんとは悲しかった。寂しかった。
もっとそばにいて欲しかった。
もっと甘えたかった。

ってずーーーっと言えなかったこと、
このこと知ったら悲しむって分かっているけど、
自分がその傷を癒やしたかったから、書いた。

書いてて、涙がボロボロ出てきて、
あ〜〜〜ほんとはこんなに悲しかったんだ、
こんなに抱え込んでいたのかって。

あるだけ、書いたら、
勝手に「私はもう全て許すよ」って言葉が出てきて。
それは親に対してというより、自分に対して。

自分がその傷や寂しさによって満たされなかったもの、頑なに強がって閉ざして素直になれなかったものへの許しだったのかもな。
ほんとは最初から許されていたんだと思う。
ただそれによって、ちゃんと癒せずに自分が自分を苦しめていたんだってことが少しずつわかってきた。

やーーーっと膿出せたね、癒せたねって、
とーーーっても軽くなった。

昔に負った、小さくうずついていた傷が、
今の今まで尾を引いていたこと。それによって勝手に拗ねたり、人を信じられなかったりしていたのか〜って知れた。

ちゃんとその痛みを味わって、味わい尽くしたら、するするといろんなものが取れていくんだ。

痛みも嘆きも全部味わっていこうっ。
言いたいこと、その時に現れたものはその時に伝えようっ。勇気がいることだけどやっぱり言いたい。言えないまま死ぬなんて、死んでも死にきれねぇ。

ほんとは私ね、、って。

あなたも伝えて欲しい、ほんとの気持ち。
私は知りたいって思うよ。

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