見出し画像

遠隔講義について

 水曜日になり今週も折り返しを過ぎましたね.今日は遠隔講義についていろいろ話したいと思います.

 筆者は人生ではじめて遠隔講義を体験しているのですが,率直に言うととてもいいものだと思います

 まず挙げられる点は,気楽に受けられるということです.大学で講義があるとどうしても人の目を気にした服装に着替えていかなければいけませんが,遠隔講義ではその必要がなく,部屋着でもいいし,大胆に裸で受けてもいいわけです.稀に顔を見せる講義もあるので全てとはいきませんが.

 次に,当然のことなのですが通学時間を割く必要がないという点です.筆者は寝ることが大好きなので,直前まで寝ていながらでも,PCを立ち上げて参加することが可能であるということは非常に魅力的です.これは筆者がただ怠けているから,魅力に感じているということはもちろんなのですが,例えば実家から通学されている方のことを考えると,通学に1時間程度かけている人はたびたびいます.そういった人々からすると,学校に出向かなくていいということは非常にうれしく思えると思います.

 さらに,個人的に一番の利点だと思うことは,講義を見直すことができるという点です.講義中に分かったつもりでも,課題を進めているとわからない部分が出てきたり,そもそも理解できなかったりした際に,講義を録画しておくことで,何度でも見返して,理解を深めることができます.大学院の授業は基本英語なので,どこもそうかは存じ上げませんが,リスニングの苦手な筆者にとっては非常にうれしく思います. 一部の大学では普段から,講義をすべて録画してオンデマンド化されているところもあるらしいですが...

 もちろん困ることもあります.

 新入生にとっては特に重要なのですが,人と知り合うことができないという点です.学校で講義をしていれば同じ講義を受けている人同士で仲良くなったりできますが,それができないので,新入生はいつまでたっても知り合いができないことも考えられます.

 加えて,しょうがないことなのですが,学生も先生方も不慣れなことが多い点が挙げられます.授業を進めている中で,画面共有が切れていることに気づかない先生もおられますし,生活音を垂れ流している学生もまれにいます.そのたびに少しずつ講義時間を割かれてしまうことは残念に思います.しかしこれは時間が経つにつれて解消されていくでしょう.

 これを機にオンラインでもオフラインでも講義をに出席できる環境が整備されていけば非常にうれしく思います.