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12月になると

年末になるにつれて気持ちが明るくなってくる。
12月になると、焦っても、焦らなくても、一年が終わっていく。お休みが視野に入ってきて、あと何日とカウントダウンを無意識でしている。
冬休みは、色々と楽しいことが沢山待っているという感覚が残っている。
クリスマスにお正月。何か、とても特別だ。
プレゼントが外国からやってくる。(さんたさんね)
ツリーを飾り、鶏肉をたべ、なんとケーキも登場する。シュワシュワというジュースもある。

たとえクリスマスが終わっても、次はお正月。
家族そろって大掃除をしたかは定かではないが。テレビも特別で、夜更かししても大丈夫。
お米屋さんからお餅が届けられて、家族総出で、餅を切る。これもいつも楽しみ。まだ柔らかいお餅を、端っこをつまみ食い。
一年の中でも、楽しくて晴れやかだったのは冬休みだった。

今年も12月に入り、少し気持ちが沸き上がる。
泣いても笑っても一年はおわっていく。外は冷たい風が吹いている。
あっという間に日暮れていくけれど、これから年末に向けて、忙しい日々が楽しみである。

それから、12月に入ると、今年はどんな年だっただろうか、と考える。今年もあっという間に過ぎていった。年初に朝日を見ていた私は、やはり何か希望があったな。今年は、良い年になると思っていたな。そして、12月になった今、今年は特別な1年だったと思う。

田んぼや畑が好きだな、と実感できた。それから、文章を書くことが楽しくてたまらない。満たされた一年だったなと、今思えるから、それでいいのではないかと思う。

今年は、何か種をまいて、芽がでた一年だった。私の中に小さな芽が生まれて、育ちつつある。


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