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天使の楽団

こんばんは皆さん。いかがお過ごしですか?こちらはもうアレですよ。落ち込んじゃって落ち込んじゃって。がくんがくんになっておりました。

 Wi-Fiが繋がらない。昨夜トライする事ウン時間。配線を確認して、再起動して、繰り返せど繰り返せど、うんともすんとも言いません。その間も、通信障害かとネットで調べたり。プロバイダーの故障ダイヤルがコロナ対策で24時間から10時-17時になっていてムキー!となり、ハイパー疲弊して、ボロボロになった末にステーンと落ちてもうあきませんわ。

と、言うのは、表向きの理由ですけどね。とにかく、落ち込んじゃったのです。もう、いなくなってしまいたいと、とらわれたようにそのことばかり考えてしまったのです。あの、本当に、情けないのですが、私は Wi-Fiが繋がらないとあたふたし、そのせいで寝不足になり、勤め先で生あくびをしながら、かつ仕事をしながら、もう這い上がれないくらい心の中がダークネスになっていたのです。

体が覚えた仕事をしている間に、心が超暗くなることってありませんかね?もう、無限ループで暗いこと考え続け放題。まさに俺地獄。アリ地獄。

でまあ、ドブーンとメンタルが落ちていたのですが、頭の中に音楽が響いたんです。その時。

昨日、どっかで流れてたのはアレは、「ラル、ラ、リラ」って言ってるから、米津玄師さんの曲でえーと、そう嵐の「カイト」だ。かっぜがふけば、うったがながれっ、高らかに高らかに上り詰めて行くようなメロディは、天使の梯子って呼ばれる光のよう。そして思い出して書いている、今はそのメロディが思い出せない。なのに、あの時だけは頭の中の音楽プレーヤーが再生された。たまたまチラリと聞いたいい曲が把握してなかったはずの歌詞がなぜか聞こえてくる。曲は眩しくて生きてて美しいから、こんなに美しいものを前に死ねるわけなくて、私の心はあのメロディにあの歌声に救われて、息を吹き返す。

心の泉の奥底に、脳みその真ん中に天使の楽団がいて、私が落ち込みすぎると素敵な曲を弾いてくれる。だとしたら、何度落ち込んでも、否、悪戯に落ち込まずに、毎日を元気に生きねばいかん。

眩しさは心の灯台だ。愚かな私をこっちだよ、と導いてくれる。

ただの音楽だ。通りすがりに聞いた一節だ。だけど、今日という今という瞬間に私を戻してくれる柔らかな掌だ。

「ラル、ラ、リラ」に感謝して、今日もがんばろう。

(カイト/歌 嵐/作詞作曲 米津玄師 より歌詞引用いたしました。)

(全くどうでもいい話ですが、 Wi-Fiはその後無事直りました。)

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