プロの作家と出会ったわたし
メンタルへにょってお休みしておりましたー
なんのお話だったかな…
あ、私を変えた運命の出会いですね
まさかのタイミングとご縁が繋がって私は初めて
ギャラリーというところへ足を運んだのでした
それまでいわゆる『画廊』とか『展示会』に行ったことがなかったわけではないけれど
毎回毎回すぐに人が寄ってきて
あーだこーだと説明して
すぐに購入をすすめてくるのに辟易していたので
ひとみしりである私には苦手な場所でした
(祖父がそういうところが好きだったので幼少期はよく行った)
それが、劇場から会場に向かう道は緊張しながらも早足で前のめり
真っ正面に見えるスカイツリーにおおおと感動しながら
たどり着いたのはどうみても古民家
は、入りづらい…
けど!なかにあのひとがいるはずだから大丈夫!
この日は最終日で中は人でいっぱい!
こ、こわいーー
と受付のなかにお目当てのひとが
そのひとこそが私の運命の人
我流切紙人こと川﨑利昭さん↓なのでした
が、挨拶もそこそこに
『か、カマキリはっ?!』って詰め寄った私
すぐに案内してくれて説明してくれたけど
さ、作家さんがこんなに近くでしかもマンツーマンで解説を!となってほぼ聞いてませんでした←聞けよ
初めて間近で見た実物は思ってた以上に好みの作品でものすごくテンションがあがり
ひとまずこの子と、この子と、この子と…と選んで我流さんに託してから
せっかくだから会場を見てまわることに
(ほんとに我流さん目当てで行ったんだな私)
https://www.galleryshin.tokyo/2019/04/23/post-7956/
このgallery心さんはこの後クローズしてしまいましたがこうして思い出せるものが残っているのはありがたいことです
とにかくひとみしりな私は
『作品を見せてくれ!話しかけないでくれ!』オーラを出しながらちょこちょこと人の隙間を移動しながらの観賞
作品はね
すごいのがたくさんありました
すごいなーって思いました
きれいだなー技術高いなーとも思いました
最終日なこともあって作家さんもたくさん在廊されてました(←そのとき覚えた日本語、在廊)
でも、あれ?って思ったんです
『すごいけど、私これ好きじゃないや』
この日は確かに私のターニングポイントになるのだけど
一番の収穫はこの感覚
『すごい』と『欲しい』は必ずしも結び付かないってこと
それと、たくさんの作家さんたちを見て
『作家さんを知らないほうが作品は好きだったかもな』ってこともあるってこと
物としての作品は変わらないのに、不思議だななんて考えたりしながら
そしてふと、私はなんでここに来れたんだろう?
私をここまで連れてきたものはなんだろう?
写真だけ見てここまで来れたかな?
なにしに、来たのかな?
すべての展示を見て1階に降りると
受付にはにこにこ接客している我流さん
この日を境に私は
『プロの作家とは』を知ることになるのでした
サポートしていただける!? そんな奇跡が起きるのでしょうか! サポートしていただけたらお肉を買い、私はそれを食べてさらに絵を描きます