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Bike Friday(バイクフライデー)で海外サイクリング 1 /アリゾナ編
バイクフライデーの紹介と海外サイクリングの投稿を一本で行うつもりでしたが、長くなってしまったので、いくつかに分けて投稿します。
古い情報なので、海外サイクリングのポイントと魅力を中心に紹介しようと思います。参考にされる場合は、最新の情報を確認してください。
バイクフライデーなら自分でも海外サイクリングできるかも…
折りたたみのマウンテンバイクとして購入したバイクフライデー・ポケットラマ(Bike Friday Pocket Llama)ですが、購入後しばらくは、ブロンプトンよりはポジションに余裕のあるラフロードを走れる折りたたみ自転車という位置付けでした。
何年か経ってから、海外サイクリングをしてみたいと思うようになりました。海外サイクリングなんて、仕事を辞めて長期間走るイメージで、一般サラリーマンの二週間程度の長期休暇で実現するのは無理ではないかと思っていました。しかし、Bike Friday なら自分にもできるんじゃないかと思うようになり、行ってみたかったグランドキャニオンを含むアリゾナを走る計画をしました。2009年のことです。
計画
宿泊施設
行ってみたかったグランドキャニオンは、当時、宿を予約するには一年くらい前から予約する必要があるようで、予約を断念。キャンプ道具を持って、キャンプ場に宿泊することにしました。キャンプ場も予約制になっていたので、日本から予約しました。グランドキャニオンにもう一つあったキャンプ場は予約制ではなかったようなので、現地で早めに行って手続きしました。
その他は日本から予約しておきました。
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もう一つの人気観光地である、モニュメントバレーでもキャンプするつもりでいましたが、現地のホテルに空きがあるとの看板が出ていたので、そこに泊まりました。最初はモニュメントバレーの岩の景色とは逆の方角の部屋を案内されましたが、ロビーに戻って、景色のいい部屋は無いかと聞くと部屋を替えてくれました。最高の眺めの部屋で、最初案内された部屋で妥協しなくてよかったです。
ちなみに、モニュメントバレーではユタ州に入ります。
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1日の走行距離と計画
1日の走行距離は長くて120kmでした。50km程度のときもありました。計画は途中での休憩、ミスコース、パンクなどのトラブル対応などを考えてどのくらい走れるか、どこで宿泊するか計画しました。120kmはちょっと長くなってしまった感じだったと思います。
この旅ではキャンプ道具を積んでいたので、最悪でもなんとかなるだろうという思いもありました。
一番おそれていたのはハリケーン
自転車で走っていてハリケーンが来たら逃げようが無いでしょう。発生、通過時期を調べて最終的に行くのを決断したと思います。行ったのは6月。この時期が安全だったのかは忘れましたが…
現地でも天気予報をチェックした方がいいでしょう。
荷物について
当時は、リアのパニアバッグしか持っていなかったので、このパニアバッグとオートバイ用の汎用の防水バッグをリアキャリアに積みました。それでもキャンプ道具を含めた積載容量は十分でした。さらに、アリゾナでは日本のようにコンビニなどもないので、飲み水もわりと大量に積んでいました。
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現地での移動交通機関
現地での移動は、長距離鉄道(アムトラック/Amtrak)とグランドキャニオン鉄道です。事前にWebで予約しました。
グランドキャニオン鉄道では、自転車を含む荷物は車で搬送されました。
アムトラックでは、折りたたみ自転車のコンパクトさのおかげで比較的楽に輪行できました。
持ち込める荷物のサイズ、料金等については最新情報を確認してください。
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グランドキャニオン
グランドキャニオンは想像を絶するほど広大で、最初は空間を把握できないというか、目に映っているものが現実なのか理解できない状態でした。
歩いて散策もしましたが、周辺を自転車で走れることもあって、駅に一番近いキャンプ場で二泊、ちょっと離れたキャンプ場で一泊しました。
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落下注意の看板がありました
アリゾナの道路
行く前は少しはラフロードも走ってみたいと思っていましたが、全工程、舗装路でした。未舗装路の脇道もありましたが、広大すぎて怖くて入る気になれませんでした。
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路面には踏んだらまずそうなものがけっこう落ちていたので、できるだけ注意して走りました。そのせいか、パンクは一度もありませんでした。もしかしたら、ダート用のブロックタイヤのおかげだったかもしれませんが、それほど分厚いというほどのタイヤでもありません。
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路肩が落ちていて、ほとんど車線の端が無い区間もありました。けっこう大きな車も走ってくるので、怖かったです。バックミラーは必需品だと思いました。道路は今は整備されているかもしれません。
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食料品、飲料水の調達
荒野の中の道路ではコンビニなどありません。少なくとも当時は… たまに現れるガソリンスタンドにショップが併設されていたので、そこで補給食や飲料水、氷を調達しました。オーナーの都合なのか、日中なのにいきなり閉店することがありました。私は買えましたが、みんなブーブー言っていました。もともと店があるかもわからないので、店があったら先送りせずに購入するようにしていました。
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世界一周じゃないんですけど…
世界一周と思われたのかはわかりませんが、走ってくる車から手を振られたり、写真を撮られたりしました。自転車とすれ違うことは、車と並走していたロードバイクの練習しかなかったので、珍しかったとは思います。
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バイクフライデーに感謝!!
アリゾナ・サイクリングは初めての海外キャンブもあって、自分としてはけっこうな冒険でした。そんなことが経験できたのもバイクフライデー・ポケットラマのおかげだと思います。
ポケットラマを買っていなければ、海外サイクリングをすることは無かったのではないかと思います。行きたいと思ったときにバイクフライデーを買うことになっていたかもしれません。思いが強くてフルサイズの自転車で行っていたかもしれませんが…
それでも、バイクフライデーはすごい自転車だと思うのです。
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