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長男


こんにちは🫶
nono.です。

我が家には4人の子どもがいます。
今日は長男(小4)についてお話しします🥰

3344gで生まれ、1歳頃までは周りとの差もなく成長。
1歳半検診で8.7kgしかなく、要経過観察になりました。
ご飯は偏食もなく和食好き、量も普通くらいは食べてました。
2歳で9kg、身長81cm
3歳で11kg、身長85cmとなかなか伸びず
成長曲線の-2.5SDを下回るように。
4歳で12kg、身長90cm
5歳で13kg、身長94cm

平均で身長は4cmほど伸びていたので微妙なラインとのことで
念の為に血液検査やCT、負荷テストを行いました。

ここで分かったのは、下垂体の形がなんか違うけど
成長ホルモン自体はちゃんと出ているとのことでした。

小1に上がる前に転勤、すぐにコロナ禍に突入したため
受診を自粛して昨年秋に改めて受診したところ
下垂体の形が異常なこと、それによってホルモンが通る道が捻れているために正常な量のホルモンが届いていないことがわかりました。

成長ホルモンを注射で補う治療をすぐ開始しましたが
今現在も身長は115cm程度です。



そんな息子ですが、やはり小学校に入学してから
身長が小さいことを理由にからかわれることが増えたようで
さらには長女とも体格差が開いて来てしまったこともあり
本人も自分の体を少なからずコンプレックスに感じていたようです。

学校でからかわれる度に
『何で僕だけこんなに小さいの?何でみんなと違うの?』
と帰宅後にえんえん泣いていました。
もちろん学校にも相談したりしましたが
言い続ける子はずっと言ってくるようでした。
相手にするなと言っても、傷は深くなっているようでした。

そんなある日、末っ子が病気になり
足に障がいが残ることを知った長男が
みんなが寝静まった後にこっそり私の元へ来て
『僕の体が小さいのなんて、何の大変さもない。
小さくても普通に遊べるし、困ることだって全然ない。
末っ子くんの大変さは僕よりもっと大きいから
僕がたくさん助けてあげる。』
って言ったんです。

長男が末っ子の現状を知り
自分なりにたくさん感じ、考え
自らプラスに考えられるようになったことが
本当に嬉しく、誇らしかったです。

言葉通り、今ではたくさん助けてもらっています。

今も学校で低身長いじりを受けることがあるようですが
その度に『小さくて何が悪いん?ドッジボールでは避けやすいし
お気に入りの服は長く着れるし、別に何も困ってない
でも自分の頑張りでどうも出来ないことは言ってほしくない』
と自分の身長のことをプラスに変換して
いやな気持ちもお友達に伝えているようです。

いや、大人でもそんな風に言えるようになるのって
すごく時間がかかると思うんです。
でも自分の兄弟が闘病し、後遺症で出来ていたことも出来なくなった姿を間近で見て、気持ちの変化があり、お友達にも柔らかく伝えることができるのは簡単なことではないと思います。

母である私がいつの間にか低身長を多少なりマイナスと捉えていたことに
気付かされました。
もちろん体の大きさ関係なく、長男のことはとても愛おしく自慢の息子に変わりはないのですが、将来もずっと身長のことで傷付き続けたら…と思う気持ちもやはりあったんです。

これから先、また長男の気持ちはどう変化するかわかりませんが
今現在、長男が自分の身長に対してマイナスに捉えていないこと、
周りで容姿について悪く言う子がいると注意できることは
とても嬉しいことですので、そこの気持ちは大事にしつつ
また傷つくことがあった場合に力になり、守っていけるよう
日頃からプラスのことに目を向けていこうと思います。


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