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保健室登校が始まる

長男が学校に行けなくなって、担任の先生に、保健室登校はできますか?とすぐに質問しましたが、そういうのはやっていないと言われ、絶望的な気持ちになりました。


たまたま、小学1年生の担任の先生に偶然学校の廊下で会って、保健室登校とかできればいいのに残念です…と言ったら、保健室登校できますよってお返事で。

びっくりして不覚にも廊下で泣き出したのを覚えています。

担任の先生がどうしてできないと言ったのかは今もわかりませんが、結局その先生を通して、保健室に通うことが始まりました。

といっても、週に1、2回2時間程、行ければ良い方でした。

保健室の先生がとても丁寧で、優しくて、少しずつ気持ちも落ち着いてきたころ、最初は1人でしたが、保健室登校する子がほかにも増えてきました。

そんな中、教頭先生も寄り添ってくれるようになりました。
息子が興味のあるバスケの話をしてくれたり、NBAの選手の映像を会議室で一緒に見てくださったり。

毎日通えないけど、精一杯の小学校生活だったと思います。

6年生になっても、同じように教室には上がれない日々でしたが、少しずつ勉強の遅れが心配になり、中学校になったらどうしようと、不安がまた増えました。


今の小学校からみんなが行く校区の中学校ではなく、環境を変えてあげる方がいいのか、

私学や不登校のフリースクールなどたくさん調べ始めましたが、どこも学費が支払っていけそうもなかったり、
校区を変えるにも引っ越しは不可能だったり、越境の条件が厳しく断念しました。

その当時を思い返すと、義務教育の間に伸び伸びとさせてあげたい気持ちと、たまに襲ってくる不安や焦りとで、ずっと模索していました。

そんな中、夏休みに知り合いの紹介でファームステイに行くことに。

送り迎えはしましたが、6日間、1人で牧場にお世話になりました。

続き(ファームステイへ)



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