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とりあえず形になった「宇宙戦艦 たま」の3DCG化

さてさて、ネズミーランド(この呼称も昔、とある漫画家さんが使っていたのですが)がぬこ皇国の輸送船を拿捕して、それを戦艦たまが救助に行くというストーリーを考えはしたのですがblenderを練習するにはテクスチャ的に面倒な「みけ」を使ったほうがいいだろうということでまた、色々と考えることになりました。そもそも、LINEスタンプはストーリーを描く仕様では本来ありません。クリエイターズスタンプが世に出始めた黎明期に、そういう仕様を使った方も幾分見かけましたが、主流にはならなかったようです。なので、ストーリーを考えること自体が本筋とはズレてはいるのですが、自分としてはやりたいことをやろう。趣味だし。と割り切って邁進することにしました。

この「たま」といい「みけ」といい、動くLINEスタンプの制約、つまり「動画の長さは最長で4秒」というのがあり、長尺での細かい描写はムリです。テレビアニメなら4秒あれば戦闘や爆発のシーンに迫力も出せますが、スタンプの場合、フレームレートが6、4秒なら5、という括りもあってまず、不可能です。結果「主砲発射で敵艦撃沈」という演出しかできないんですよね。手に汗握る展開なんて不可能に近く「やたら強い主役」というアメリカの昔のヒーローものみたいな陳腐な話になります。それはともかく、敵メカがまともにできてない。ネズミ、ネズミ、マウス、マウス…ああ、ドイツの戦車にあったな、その名前。的な発想で作ったメカがコレです。

でも、この艦一隻と、たま、みけ 二隻だとなんだかなあ…。

ということになり、今回「みけ」が旗艦で護衛艦でも従えたらどうだ?ということになりました。それでできたのがキティー・フォーです。

ネーミングはアメリカの空母からという、単純にオヤジギャグ。おもしろくもなんともないとこがホントに、それですな。

なお、動画では「たま」と一緒に作っていますが、本編では「みけ」と行動を共にしています。

細かい演出等に関しては、あくまでストーリーありきでやっていますので、blenderの使い方についての解説は省きます。そもそも、ひと様にレクチャーできるような腕はないですしね。

あと、個人的には3DCGを若干ナメてたとこがあったんですよ。最近のアニメとかで安易に使ってるなあ。みたいに。ただ、自分で使ってみて思ったのですが、表現したいことがあって、時間の制約もあるなら3DCGは有効な選択肢になるなと。あと、たしかに一つモデルが出来れば、それを画面上でクルクル回せば好みのアングルを作るのは手描きよりもはるかに楽です。が、そのモデルを作るのが慣れないとものすごく大変だということも身にしみてわかりました。最近、キャラも3D化してはみたのですが、はっきり言って実用化はムリなので、それを下絵に使っています。

現在、これの続編を出してのち、その続きを制作しています。

では、また。

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