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声を聞くこと。自分の枠を超える。

\\ blog No.26 //

こんばんは! 

ホンバコキッチンスタッフの、ののです(^^)

先日、駅前のサンロードで毎月第四日曜日に開催させる「お袋市」に出店させてもらってきました!

お袋市は今回で105回目の開催。ものすごく長く続いている朝市なんです。最初は袋川の土手沿いで開催予定だったらしいのですが、「雨でも開催できるように」と、サンロードに会場が変更になったのだとか。それでも名前だけは最初の案で行こうということになり、「お袋市」となって今に至るそうです。

今回の目的は、ホンバコメニューに登場予定の「たまごぷりん」を食べていただき、感想を頂くことでした。(会いたい人に会ったり、美味しいものを食べる、という目的も大いにありましたが笑)

※大好きなサンドイッチ屋さんのサンドイッチを朝ごはんに♪

今回、何故、みなさんに食べてもらって感想を頂こうと思ったのかと言うと…


本当に美味しいものを作りたかったから。

もちろん、普段ホンバコで出しているお菓子も、「喜んでいただける美味しさ」だと思ってお出ししていますが、今回作ったぷりんはより長く、皆さんに愛されるもにしたかったんです。

と、言うのも、今回のぷりんで使わせて頂いた卵は、丹波で江戸時代から続く農家「婦木農場」さんのもので、このご縁を大切にしたいと思ったからなんです。この農家さんは友人夫婦に教えて頂き、実際に農家さんの所まで行かせて頂きました。詳しくは是非こちらをご覧くださいね。

【婦木農場】

https://www.facebook.com/tamba.fukifarm/

私はここで頂いたお野菜の味もそうですが、このがご家族にとても惹かれました。なんともおおらかで、優しい空気を纏い、家族の温かみを惜しみなく私たちにも向けてださり、それでいて自然と向き合う真の力強さを感じる。

そして、みなさん、にっこり笑われるんです。

「この笑顔を大切にできるものが作りたい」

出会った頃からずっと考えていました。
それがやっと今回形になったんです。

この卵は、この農場で育った野菜や米を食べているので、とっても綺麗な黄色のキミをしています。しかも、卵独特の生臭さもないので、ぷりんを作るときこの卵の味をそのまま味わってもらえるようにと、香りづけはあえてしませんでした。

なので、材料はシンプルです。
婦木さんの卵、白バラ牛乳、甜菜糖。以上!

カラメルは、しっかりと香ばしさを出すためにグラニュー糖で作りました。
(カラメル一つ作るにも、糖尿病になるんじゃないかと思うぐらい色々な砂糖で試しました◎)

普通、滑らかさ、コクを出すために生クリームを入れたりするのですが、この卵自体にしっかりとしたコクがあるため、それさえも引きました。

本当にシンプルに。

この渾身の勝負ぷりん。ドキドキしながらも沢山の方に食べていただき、色々と感想、アドバイスを頂きました。

・生地が美味しい!
・硬さがちょうどいい。
・カラメルのほろ苦さが生地とよく合う。
・生地だけで食べるのもありかも!(ソース別にする)
・上の膜が好き。笑


そのほかにも「器が可愛いね!」やなんだか懐かしいぷりんだから「あの日のぷりん」って名前がいいかも!など、味だけでなく、見た目やネーニングも色々と意見を頂きました。

※何故かちょっとハムスター顔なののうえですが、これでも必死にアピール中(笑)

自分の中で「美味しい」を決めるのは簡単なんです。

ですが、今回のように、ちょっとドキドキはしますが実際に食べていただき、「生の声」を」聞かせていただくことで「自己満」の枠を越えたものができていくんじゃないかと思います。

このぷりん
もう少し試作を重ねてみなさんにお披露目しますね♪

お楽しみに!!

ご意見、ご感想頂きました皆さま
ご協力いただき、ありがとうございました*

ご縁に感謝*

サポート頂けるとうれしいです* よろしくお願いします。