出張編集部11.19
京まふ出張編集部に行ってきました。
会場は京都マンガミュージアム📗📚
天気も良く、中庭で漫画を読んでいる人が沢山いらっしゃいました🍁
本日持ち込みに行った編集部はちゃお！！
持ち込んだものは、
・ネーム(31p)
・過去投稿作の扉絵
です！
主人公の茉結
実はこのネーム、先週から描き始めたもので…
徹夜しても終わる見込み0
出張編集部が16時までなのにも関わらず、14時半まで作業をしておりました。(無計画)
最後の方はもう何描いてるのかわからなくて、ひたすら応援してくださったフォロワーさんのことを考えながら手を動かしていました……
完成してすぐに最寄りのセブンイレブンで印刷→ポケット付きのファイルに入れる！
猛ダッシュでミュージアムへ……
(今ならダッシュババアと並走できるぞ……!!)
到着し、受付を済ませ、いざ持ち込みへ！！！
ネームについて
総評
良かった点
・読みやすい
・ちゃお感がある
・男の子がイイ
良くなかった点
・ここぞという見せ場、山場がない(弱い)
・主人公(女の子)の目的・目標が分かりにくい
・性格と行動がチグハグになっている時がある
良かった点について
最近コマ割りの研究を重点的にしていたので、読みやすいといっていただけて嬉しかったです。
男の子は初めは少しクールなのかな？と思いきや主人公を助けてくれたりと、良いヤツ！
男の子が無邪気に笑う大コマも褒めてくださって嬉しい( ; ; )
毎回男の子のキャラが弱く、指摘いただくことが多かったのですが……少しはレベルアップしたのか！？
良くなかった点について
今回読者に「おもしろい」と思わせるのに必要なポイントは
・主人公の成長(初めと終わりでキャラがどう変わったか？)
or
・恋の楽しさ(キュンキュンするシーンや、恋をしたいと思わせる読後感)
無理に両方を見せようとしたあまり、どちらも弱い印象になってしまいました。
また、主人公が抱える悩みや目的が途中から分からなくなっていました。
最後までブレずに書くには、初めにきちんと設定をしておくことが大切とのこと。
扉絵について
過去投稿作の扉絵について、パッと見た時の印象・感想を述べていただき、アドバイスをいただきました。
1つめ！
男の子の顔が見えていません。
この扉絵では女の子のうるうるした瞳を見せたかったのですが……
男の子が後ろ姿しか見えないのはちょっと寂しいかな〜と今は感じます。
吸血鬼のお話で、キャラデザにも凝った作品なので、もっといい構図があったはず！
2つめ！
組みポーズにするなら、もっと関係性が分かるような構図にした方がよい。
たとえば(もちろんキャラの性格にもよるので一例ですが)女の子がもっと男の子にもたれかかって、男の子はあわあわしてる、みたいな。
(((めちゃくちゃアホなんですが、扉絵でこんなにガッツリ腕を組ませておいて、作中で別にそんなにスキンシップ激しくないのです………投稿から半年も経って気づくという。まぁアホです。)))
さいご！
1スター受賞
可愛いけどうーん、って感じ笑
1番コメントがしにくそうな感じでした。女の子は可愛いけど、どんなお話なのか分かりにくい……
講評を通じて、今までの扉絵に対する意識の無さを痛感しました。
例えば、扉絵にめちゃくちゃかっこいい男の子がいたら、気になってページをめくりたくなると思います。せっかくかっこいい男の子が出るのに、扉絵で見せないのは勿体無い！
作中でアピールしたいものを扉絵に持ってくると、興味を唆ることが出来るのではないでしょうか。
もちろん大切なのは漫画の中身！しかし、扉絵は漫画の入口でもあるので、もっと研究を重ねていきたいです！
おまけ
今回アドバイス頂いた中で、特に印象に残ったお話を紹介します！
★セリフの並び替えについて
例えば今回のネームの中に登場するこちらのセリフ！
「だって、好きな人が誤解されたままは嫌だから。」
このままでもべつに悪いというわけではありませんが…せっかくの見せ場なのにパンチが足りない。弱い！
なんといっても主人公が初めて男の子に好意を伝えるシーン。このセリフの中でいちばん大切な部分は「好き」というワード。
のはずが、あまりグッと伝わっては来ません……
ならばこの部分を最後に持ってくる！(っ･-･)⊃
↓
↓
↓
「だって、誤解されたままは嫌だから………
好きな人が。」
どうでしょう！
並び替える前はあっさりした印象でしたが、最後に「好きな人」というワードを持ってくることで、より「好き」の部分に重みが出たのではないでしょうか。
細かいことではありますが、こういったテクニックの積み重ねで素敵な漫画は成り立っているんだな〜と感動しました。
今回の記事が少しでも創作の参考になれば幸いです！！！
そして京まふ出張編集部2023に行かれた皆さん、お疲れ様です！！！またこんど！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？