荒削りなものたち

荒削りなものが好きだ。
そこにある情熱や夢、伸びしろに胸が熱くなる。
なんとか形にして夢への打席に立った、彼らの姿に自分も奮い立たされる。

危うさや詰めの甘さもあったりして、あまりうまくいかない事もあるかもしれない。
実力不足にボコボコにされるかもしれない。
それでも勇気を持って表に出なくては、その先へ行けない。

不安でたまらなくなるし、孤独につぶれそうになったりする
だからまったく違う場所で違う夢でも、そうやってチャレンジする姿にとても勇気をもらえる。
今、私達が憧れるその先にいる人達も、そうやって初めの一歩から叶えていった事は確かだ。

ちょうど納期の迫った仕事の合間にこれを書いてます。
向かいには、おそらく恋人未満のカップル。
男の子が女の子に、仕事感とか語ってる。

隣には定年を過ぎた年頃の男性がふたり。
ラフな格好で、仕事でガジェットを使ってなんちゃらするとか語ってる。

カフェって、いつの時代もこんなふうに誰もがちょっと先の未来について、希望を持って語ってたんだろうな。
少し前は、いや今も夢物語だったり、口だけじゃんなんて思わなくもない。
狭い自分の価値観だけで偉そうに、甘いなー、痛いなーって1mmも思わないわけじゃない。
だけど歴史を振り返っても、そんな人達が現に未来を変えてきたんだよね。

昭和から平成にかけての高度成長期は終わったと思ってたけど、平成から新しい時代へは、また違う高度成長期が来てるんじゃないかって最近すごく思う。

痛いやつになったもん勝ちなんじゃないかって思うんだ。
荒削りな夢のかけらは、絶対に誰かに刺さるはず。
私もゴリゴリ削るぞ!

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