「ゆっくり、いそげ」と愚地克巳の交差点
私たちは、何か企画をするとき、どう採算を合わせるか、ということを考える。
例えば、この企画をするのにいくらかかるけど、実施したら参加者からこれくらいの収入があるだろうから、きっと採算が合うだろう、というように。
逆に言うと、企画で得られる収入、見返りが十分見込めない場合、その企画が実現しようとする目的がどんなに大切なものであったとしても、実施を見送る、なんていうことになりがちだ。
それ自体はなんらおかしな話ではないが、その価値観にとらわれてしまうと、我々は自分たち自身を、「帳簿の帳尻を合わせるための手段」にしてしまう。
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