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【中間まとめ】「非集の時代」に関して書いたものをまとめてみた。

 昨今の疫病騒ぎに伴う集会への抑制がもたらした状況を、僕は「非集の時代」と名付けて注目してきました。

 ここに注目してきたのは以下のような理由です。僕が仕事で関わっているまちづくりだったり、大学教育では、様々な課題解決に「人を一箇所に集める」という方法に強く依存しています。その方法を半ば強制的に断念せざるを得ない、ということは、問題解決の新しい方法を編み出さねばならない、ということです。そこには、既存の仕組みの危機があると同時に、新しい仕組みの可能性の先端が見えるわけです。

 さて、大阪市社会福祉協議会が、こんなマニュアルを公開しました。

「集まれなくてもつながる方法」を作成・公開(新型コロナウイルス感染症関連)
新型コロナウイルス感染症に伴い、地域福祉活動の中止が相次いでいます。このような中でも、つながりを絶やすことなく、お互いの暮らしを気にかけ合うためにできることを考える一助となるよう、「集まれなくてもつながる方法」を作成しました。

 もうすでに、まちづくりの現場は「非集」に対応する努力を重ね、マニュアル化まで進めつつあります。どのような形が最終的に残るのかはさておき、しばらくはこういった様々な手段による生存競争が続くでしょう。そこに注目していたい、という意味で、非集の時代という概念を提案しているわけです。

 せっかくなので、非集、及びそこに関連する話題についてこれまで書いたものをまとめました。新しい仕組みを考える上での一助になることを願っています。

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