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「脇の甘さ」を演出するためには「基本の構えに隙がない」必要がある

 まちづくりに関わっていると、しばしば「あの人は脇が甘いから、つい手助けしてしまう」みたいな言い回しを耳にする。

 どうも経験的に、人々の協力行動の誘発と、「脇の甘さ」に相関関係があるように観察されているんだね。

 ただ、脇の甘さが人々の協力行動を誘発するかしないかを決定している、つまり、脇さえ甘ければ協力行動を誘発できる、みたいなことではなく、なにか別の要因が作用しているだろうと推察される。例えば、脇が甘いことで「こいつと仕事するとヤバそうだ」と判断されてむしろ協力を得られない、干される、なんてことがあってもおかしくない。

 脇が甘くても見捨てられないで済むメカニズムとはなにか。かわいげ?てなると、こんどはかわいげってなんや?って話になる。

 どうもいくつかパターンがありそうで。

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