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「未来を変える魔法」

こんにちは。
杉山 望です。

今日は私がようやく使えるようになった魔法の話をしたいと想います。
魔法の話をする前に、私の過去の出来事を少々お話しさせて下さい。


私の実家は大衆向けの割烹を営んでいて私達家族はお店の一角に暮らしていました。
甘える事や意見を言いにくい家でした。


父は職人肌で恐くてわがまま放題な人で、しょっちゅう店を母に任せて飲みに行って地べたに寝てしまうような破天荒。
(私が下の息子を身籠って実家に帰省していた時も夜中に近所の飲み屋さんで飲んだくれた後、道端に倒れ血を流して救急車を呼んでしまう位の強者です)

その分母はとても強くて優しい女性で、私と3つ上の兄の為にいつも一生懸命でした。


「食事はお客様が優先で父が決めた時間に食べる。」
「お客様に必ず挨拶して部屋に行く。」
「周りを優先しなさい。」
「周りの状況を察しなさい。」
「女はどうせ結婚するんだから進学しなくていい。」
「女の運転はこれだからな!」

父がよく言っていた言葉です。


私は父に説得され、本当は行きたかったミッション系大学への進学をあきらめて、勧められた地元の銀行へ就職した事をずっと後悔していました。


私が小学生だった頃、私には家族のように大切にしていた猫がいました。
それまでも動物が好きで飼ってはいましたが「ミーコ」は特別な存在でした。


とても賢くて、とても毛並みが美しい三毛猫。
私の話をいつも聞いてくれる存在でした。


中学生になる頃父は店を改修し、店から少し離れた場所に家を借りてくれました。
きっとミーコは工事の人に怯えて居なくなると思った私は父親に新しい家にミーコを連れていきたいと何度も頼みました。


工事の為にたくさんの人が入って来たので案の定ミーコは怯えて居なくなってしまいました。


少し前まで私はこの出来事が頭から離れませんでした。
私はずーっとこの事を通して心の中で父を責めていました。というよりかなり根に持っていました。


とまぁ、思った以上に恨み辛み節だらけだった心の中。


最近、自分と向き合うスペシャリスト感が半端なく上がっている私。


「書く」という作業は素晴らしく自分を見いだし認識し、冷静に俯瞰して見る事が出来るようになる。


「書き換えられる」


今、改めてこれまでの色んな感情に向き合い、書き換える事が出来ています。


「父はただ家族の為にと思っていただけ」「守りたかっただけ」
ただそれだけのこと。
とてもシンプルです。


ふっと一瞬で心が暖かくなり軽くなりました。


以前の私ならそんな魔法にかかる余裕はなかった。だけど心からそう想える今の私に気付けました。


「あれ?こんなにあっけなく手離せるじゃん。」


この魔法…使えるようになったらめちゃめちゃ自分の器が広がります。受け入れられる事が増えるので、結果、自分の心はいつも穏やかです。
要するに自分の心の状態で周りが変わるという事が言いたいのでした。


ひとつ大切なのは、無理に思い込ませる必要はないという事です。


心にすーっと馴染まなければ、まだ受け入れられる時ではないので、もう少し待ちましょう。自分に余裕が出来るまで。自分に優しく向き合い、応援し続け、いたわりながら。


今風の時代とか精神性の時代とか言われていて、スピリチュアルに光が当たっています。


神社仏閣通いも私は大好き。海へ行き声を張り上げて宣言するのも大好き。植物や動物に語りかけるのも大好き。タロット占いを見るのも大好き。だけど幸せになる為のヒントは必ず自分の中にしかありません。


なかなか現実が変わらないな~とか、何度も同じ問題が繰り返し起きるな~とか感じたら、どんな感情を自分は握りしめているのか?何に縛られているのか?「書く」という事で掘り起こしてみて下さい。


私はいつも穏やかで心地よい時間を過ごす事を大切にしています。だから皆さんにも心地よい時間を過ごして欲しいと願っています。



繰り返しになりますが何よりも心地よい時間を過ごす事を大切にして下さいね。


いつもおだやかでいてね
いつも健やかでいてね
いつも輝やかせていてね


杉山 望















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