勉強遍歴

今の自分の成績に満足できなくなって綴ってみた
自分にどんな勉強が合っていて、効率がいいのか考えてみる

小学1~4年生

一番のほほんと生きていた時期。この頃は頭が良いとか悪いとか、テストの点数がどうとかあまり考えてなかった気がする。授業を聞いて板書を写すが、宿題となると嫌になった。
文字を書くのが得意じゃなくて、「字が汚い」と怒られて凹んでいた。それ以外はごく普通の小学校生活だった。
ただ、計算ドリルだけは筆算の式とか

どのくらいのスペースで書いたらいいのかわからない

一旦書いてスペースが足りなくなる

書くのが嫌になる

の永遠ループにはまって終わらなくて、夏休み最終日に母に手伝ってもらい、泣きながら終わらせていた。

小学5年生

一番勉強が楽しかった時期。ちょっと変わっていた担任の先生の授業スタイルが自分にあっていたのだと思う。

・めあてとまとめが明確で授業のゴールが見えやすい。自分で工夫してノートがとれる(黒板を写す授業じゃない)
・算数など好き嫌いが分かれやすい教科は友達と教え合い学習スタイル
・宿題は自学ノート見開き+音読+日記と自分で工夫できる余地がある内容
・物語の主題を考え、討論するなど、意見を発する練習ができた
・ちょっといいノート、メモ帳の提供でモチベUP

自学ノートのクオリティなど比較されることから、上には上がいることを痛感する。それを追いかけるような高揚感は楽しかった。
先生は「字が汚い!」「全員テストが満点じゃないとお楽しみ会はやらせん」とか言って厳しかったけど、なんだかんだで好きにやらせてくださった。今考えてみるとめちゃ優しい先生。

小学6年生

上の先生が変わり者すぎて刺激的な1年から一転、小4までの授業スタイルに戻り、退屈になる。
ワークをして、教科書を読んだら頭に入ることを覚えたため、授業時間が無駄に感じるようになる。
新しく出てきた歴史に興味がわかず、授業ではめあてのめの字さえ書かなくなるという反抗っぷりを見せる。
授業中に手紙を回して怒られるも自分の謎理論を展開して反抗する。不真面目。
おかげで社会の成績はどん底に落ちるも、他の教科で稼いでいたため気にしなかった。

中学1年生

入学して最初のテストで社会がめちゃ良くてびっくりした。詳しい配点をみると、小5までの範囲が満点だったため、楽しく勉強することは大事だと考えていた。歴史は…言うまでもない。
定期テスト2週間前になると計画表を作り、そのスケジュールに沿って勉強するようになる。
国語…文法にハマる。動詞、形容詞、形容動詞らへんを極める。テストは80〜90点台を安定にキープしていた。
数学…新卒&何を喋ってるのかよくわからない先生が担当になり、初っ端の単元、正の数負の数、一次方程式らへんから壊滅的に分からなくなる。その影響で塾に通い始めることになる。テスト前は提出物のワークに追われる。
社会…地理はそこそこ点数が取れていたが、歴史になると馬鹿だった。担当の先生が黒板にぎっしり書くタイプの先生で、ノートを取るのに必死だった。ワークで勉強していた。頑張って60〜70点台をウロウロしていた。
理科…先生がイケメンすぎて勉強を頑張ってみるも点数は平均よりちょい上の60点くらいでパッとしなかったのでしょげる。生物は点が取れるもレンズの屈折などの物理で迷宮入りする。
英語…楽しかった。ALTの先生と仲良くなったことで「いつか英語で会話してみたい」とモチベが上がる。ルールがわかれば全部解けると知ったので教科書をひたすら読み、授業が終わったらその範囲のワークを速攻で終わらせていた。テストでは80点台後半をキープしていた。教科書に準じたワークと語順メインのワーク、単語プリントの三刀流で勉強していた

中学2年生

国語以外の担当の先生がかわった。
国語…定期テストに入試対策として作文が出てくるようになり、点数が取れなくて絶望する。自分の作文力のなさを恨むも、国語自体は嫌いになれなかった。テストの点数は良かった。
数学…ソース顔先生になる。授業は教え合い学習メインになり、友達と理解を深める。できるようになって楽しくなる。連立方程式では無双するも、複雑な図形問題でブレーキがかかるようになる。考えないとわからない、ハイレベルな授業内容だったので楽しくなる。テストの点数も上がり、80点台に到達する。
社会…おじさん先生になる。全てが子守唄に聞こえてくるようになる。点数は自分史上最低の40点台に落ち、社会の勉強に対してのやる気がなくなる。今その先生の社会の授業のことを思い出そうとしてみるも何も出てこなかったので、本当に授業を聞いてなかったんだな、と痛感している
理科…社会同様、眠たくなる。授業中に寝ることを覚える。ワークをきちんとしていたら分かるテストだったので1年のときと比較したら点数は20点ほど上がっている。多分平常点は下がってる。
英語…先生が変わる。教科書英語というよりコミュニケーションするための英語、という印象になる。教科書には載っていない言い回しなどを知り、楽しくなる。テストは高得点だったものの、英作文でいくらか躓く。ディズニー映画の英語吹き替えを授業前に流す先生で、言語としての英語を教えてくださるような授業だった。ニュアンスで覚えることを身につける。1年のときの勉強教材に熟語集が追加される。

中学3年生

通っていた塾では受験コースになり、勉強量が圧倒的に増える。
単語などの暗記物はひたすら書いて覚える「地獄のノート」勉強法を確立する。
暗記トレーニング単語帳(数学以外)と模試のやり直ししかしていなかった。
国語…作文課題に向き合ったので点数は伸びる。得意教科という認識になる。古文、漢文を英訳、和訳する要領で克服することを意識する。
数学…基本はたいていできるようになるもののハイレベルになると躓くようになる。授業内容は理解していたため、グループワーク時はミニ先生として教える立場に回る事もあった。受験では大問4、5、6の最後の問題は捨てるようになる。図形問題の複雑さに発狂する。
社会…中1のときの先生に戻る。地理はまあまあ頭に入ったが、歴史は相変わらずで先生に呆れられる。塾に新しく来た先生の歴史の話が面白くて、苦手意識が薄れる。数字の暗記が壊滅的に苦手で自分に合わなかったようで、塾の暗記テストでは年号が覚えられず病む。
理科…またまた先生が変わる。時々授業で寝てしまうようになる。生物、科学は得意になっていくものの、物理と天体で躓く。塾で克服する。
英語…実力に磨きがかかる。英語と国語だけなら志望している高校や、自分より頭が良い姉が行っている高校より上を目指せると言われて調子に乗る。自分なりに凝った英作文を書き、謎にマイナスされる。

受験では志望していた高校に私立公立ともに受かって、高校は首席で入学できた。

高校生

専門高校だったため、中学校まで五教科プラス技能教科だったのが6〜12教科になり、圧倒的に勉強量が増える。
テストの点数がいい人にどうやって勉強しているのか聞いていた。「一夜漬け」「授業で覚える」といったバカには参考にならない方法のなか、「読んで口に出して覚える」を教えてくれた人に感謝したい。その人いわく、覚えたいことを書くよりも読んだほうが時間がかからない分、回転数を多くできるとのこと。なるほど!と衝撃だったのを覚えている。
テスト1ヶ月前から一日あたりのノルマを計画だてて勉強するようになる。
家ではスマホなどの誘惑が多いため、放課後に学校に残って閉校時間まで勉強するようになる。
友達と勉強しても駄弁るだけで時間が過ぎるのは非生産的であると考えて、一人で勉強していた。
専門教科で躓く。授業を受けて、仕組みを理解するのではなく「これを覚えろ!」の暗記命な校風とわかる。それ以降、私立にしなかった自分を恨むようになる。
「地獄のノート」勉強法に加えて口に出すことで脳に定着させることを意識する。
テスト前の計画表は継続して作っていたが、絶対その日のノルマ以上に勉強することを心に決めていた。
国語…余裕の80〜90点台に躍り出る。漢文で躓くも、ストーリーが面白かったため気合で乗り切るなぜか俳句の才能が開花し、全校生徒の前で表彰される。テストは事前に配布される対策プリントと授業ノートで勉強していた。
数学…無双する。わからないところは積極的に頭のいい友達や先生に聞き、80〜100点圏内になる。数学でも公式や定理などの暗記が必要になり、先生に質問しても「これは覚えるしかないね〜」としか答えてくださらなかったため、「数学のくせに暗記なのか!」と心の中で叫ぶ。なぜ理屈を説明してくれないのかと嘆く。対策プリントを大量にもらって1日1枚ずつ解いていた。
世界地理…ちんぷんかんぷんになる。地域ごとの特徴を気候と紐付けて覚えるようにする。先生が気難しく、滑舌も悪かったため授業内容がよくわからなくなる。分かるようになるのを待ってないで自分で聞きに行けよ。過去の自分へ、今の自分より。ノートと教科書の内容をすり合わせて山かけしていた。
日本史…2年になって地理とチェンジする形で出現。先生がのほほんとしすぎていて、ゆるっとした授業の進行具合だったため、テストに対して若干の不安を感じる。結果、平均くらいに落ち着くもみんな点数がいいため満足はできなかった。対策プリントで勉強していた。
世界史…3年になって歴史とチェンジした。1年生のときの地理の先生が担当になっていたため反省を活かして疑問点はすぐに聞きに行くようになる。「なんでこの人はこうしたんですか」「こことここはなんでこんな関係になったんですか」と授業終わりには先生に聞きにいく「なんでマン」になる。教科担当が生徒会担当の先生でもあり、自分が委員長を務めていたのもあって仲良くなる。テストはゲキムズだったため点数は伸びなかった。多分内申は良かった。教科書とノートの内容をすり合わせて山かけしていた。
化学…体調が不安定な先生であったため、授業が自習になることがほとんどだった。molで躓く。単語メインのテストだったので、ワークを解いてなんとか70〜80.90点台をキープしていた。
生物…2年になって化学とチェンジした。担当の先生が自分の委員の担当でもあったので仲良くなる。点数は80〜90点台とまあ良かったものの、他の人も同じように取れていたため、「もっと勉強していれば皆を出し抜けたかもしれない」とテストが終わるたびに反省会が開催されていた。ワークで勉強していた。
科学…化学の先生がカムバックした。変わらず体調はよくないようだったので自習が時々あった。授業の間隔が空いていたのもあって単語同士を関連付けることができず、70~80点台をさまよっていた。ワークで勉強していた。
英語…3年間で3人先生が変わった。先生が変わってもテストの出題傾向は変わらなかったため、勉強しやすかった。教科書の英訳和訳、単語とアクセントを覚えたら100点を取れるようになる。90点台をキープしていた。周りの人の点数も高かったので、100点じゃないと満足できなくなる。
高1に英検3級、高3で英検準2級を取得する。
専門教科…食品系の分野を専攻していたため、実習内容とそれに関する座学の内容、実験の内容のテストがあった。1年の時は勉強の仕方がよくわからない、大して興味がわかなかったというのもあり60点台をさまよう。
実験はちんぷんかんぷんだったので力技で暗記しようとするも心が折れる。ギリギリ赤点回避に成功する。
2年になると、継続して受ける授業のテストの傾向が読めてくる。そのため、特定の専門教科の点数が20点ほど伸びる。食品系の暗記科目が2つほど増え、「こんなの知るかよ」と半ギレで勉強する。60~70点台をウロウロしていた。
3年目になると継続して授業している先生の教科は90点台に伸びるも、コロコロ教科担当が変わっている科目はわけがわからなくなる。より専門的な用語、複雑な計算問題が出てくるようになって泣きたくなる。教材が授業プリントのみだったので血眼で勉強するも、一夜漬けで高得点をかっさらっていく人に負けて自信をなくす。

こうしてみると
・理屈で説明できるものは理解度が高い
・暗記物は関連付けて芋づる状態で思い出せるような勉強(イメージとして印象付ける、これが来たらこいつが出てくるなど)、五感を使った暗記(教科書読む、単語書く、教科書読んでいる自分の声聞く、教科書見る)で頭に入る
・理解物は人に教えることで自分の理解度を高める。ワーク、問題集の量をこなす

上の勉強法が自分にあっているのではないか
という仮の結論に至る。

上の手段は効率的とは言い難く、改善の余地が見込める。
より効率よく頭に入る勉強法があったら知りたい。
人生は一生勉強だと思っているのでこれからも探求し続けようと思う。

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