![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95277922/rectangle_large_type_2_0c0e56195cd249c06fd9edb0918c0e84.png?width=800)
疑問(ぎもん)ノート1 - 経済(けいざい)に関(かん)する疑問(ぎもん)
2023年がスタートしました。一昨年還暦を迎えましたが、不勉強につき、今頃になって素朴な疑問が浮かんでくることが増えたように思います。そこで、note にその素朴な疑問を綴っていこうと思います。想定する読者は大人かなと思いつつ、子どもたちにも読んでもらえるようルビを振っておきます。
ここのところ、コロナを押さえるか経済を回すか、と議論になっていましたが、経済を回すとはどういうことなのでしょうか。
Q001. GDPとは何か
経済が回っているかどうかを表す指標として思い浮かぶのは国内総生産(GDP)です。あるサイトには「GDP=民間消費+民間投資+政府支出+輸出-輸入」とあり、またあるサイトには「GDPは国内で産出された付加価値の総額」とあります。GDPは内閣府で推計していて詳しい計算方法は公開されていないのだそうです。一番気になるのはこの計算が果たして経済が回っているかをうまく表しているのか、そして目指すべき指標なのかどうかです。
Q002. 外国為替はどう値付けされるか
外国為替(FX)は日々上がったり下がったりしていますが、どのような仕組みなのでしょうか。海外の通貨を預金できるFX業者が両替しているインターバンク市場というのがあって、そこで需要が多い通貨は値上がりし、需要が少ない通貨は値下がりする仕組みになっているようです。これを変動相場制と呼びます。なぜこのような仕組みにしたのでしょうか。変動相場制のメリットを調べてみると、自国の金融政策に裁量権が与えられることとあります。これは国の中央銀行(日本なら日本銀行)が市場に任せるか(金利操作や外貨の売買などの)介入をするかどうかを決める余裕があるということを意味しているのだと思います。
Q003. 株式はどう値付けされるか
株式はその会社への出資額に応じた持ち分を表しており、以前は株券が発行されていましたが、最近はオンライン上で管理されています。株式市場で売買され、こちらも外国為替同様、需給バランスによって値付けされます。実際には投資家が証券会社経由で株式市場に買値や売値を提示して一番高い買値と一番安い売値で売買されるようです。その結果、買われた株式の株価は上がり、売られた株式の株価は下がります。
このような指標や制度は長い年月をかけて改良されてきていると思うのですが、時代と合わなくなっているような気もします。特に最近経済が低迷している理由は、今の経済活動がSDGsという目標に掲げられているような問題をうまく解決できていないことにあると思います。じっくり考えなおす必要があるのではないでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?